基本情報

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阿部 晴恵

ABE Harue


学系

自然科学系

系列

農学系列

職名

准教授

研究分野・キーワード

島嶼生物学、保全遺伝学、進化生物学、種間相互作用、ツバキ属の進化

ホームページ

http://www.agr.niigata-u.ac.jp/fc/sado_html/sado_index.html

プロフィール

植物の生態研究を中心として、哺乳類から鳥類まで、様々な対象生物を扱っています。遺伝情報を用いて、動植物間の相互作用系を解析しています。

1. 島嶼地域における生物の進化メカニズムの解明
島嶼地域(佐渡島、伊豆諸島など)では、生物の形態的、生態的変化や固有化など、様々な特異性(進化)が見られます。これらの進化的背景を解明するために、分子系統学的研究や生態学的研究(種間相互作用)を行います。現在は、島での白花化現象がみられるホタルブクロなどを対象にしています。

2. 種多様化のソースとしての島の役割の解明
生物の移入の順序とタイミングが進化における多様性の出現に大きく影響するといわれています。佐渡島における構成種の移入の順序や先住効果が、島嶼生態系の成立に与える影響を検証ししています。また、島嶼は進化の実験場と言われるだけではなく、島嶼環境において分化(種分化)した生物が本土に再移入し、その結果、本土における多様性を高める効果があることが実証されています。このため、島から本土への再移入の効果も検証します。

3. 日本の植物のふるさと(起源)を知る
アジア大陸から日本列島へ移入したと考えられる種(ツバキ節)を対象に、日中で系統学的な研究を行っています。

4. 希少植物や絶滅危惧種生態系の保全に関する研究
希少植物やその生育域全体(景観全体)を対象に、生態情報及び遺伝情報を合わせた保全策の構築を目指します。

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 理学,生態・環境,東邦大学,課程,2007年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 新潟大学 農学部 フィールド科学教育研究センター 森林生態部佐渡ステーション,助教,2011年04月 ~ 2019年02月

  • 新潟大学 自然科学研究科 環境科学専攻,助教,2011年04月 ~ 2019年02月

  • 新潟大学 自然科学研究科 環境科学専攻,助教,2011年04月 ~ 2019年02月

  • 新潟大学 農学部 農学科,准教授,2019年03月

  • 新潟大学 佐渡自然共生科学センター,准教授,2019年04月 ~ 継続中

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 日本生態学会,2003年01月 ~ 継続中,日本国

  • 環境省モニタリングサイト1000里地中・大型哺乳類写真同定WG,2007年04月 ~ 継続中,日本国

  • 日本生態学会自然保護専門委員会,2014年04月 ~ 2016年03月,日本国

  • 日本農業気象学会,2015年04月 ~ 継続中,日本国

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Comparison of susceptibility to a toxic alien toad (Bufo japonicus formosus) between predators in its native and invaded ranges,Narumi Oyake, Nayuta Sasaki , Aya Yamaguchi , Hiroyuki Fujita , Masataka 6 Tagami 4 , Koki Ikeya , Masaki Takagi , Makoto Kobayashi , Harue Abe , and Osamu Kishida,Freshwater Biology,2019年10月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • New taxa of Rhododendron tschonoskii alliance (Ericaceae) from East Asia,Watanabe YOICHI , Tadashi MINAMITANI , Sang-Hun OH , Atsushi J. NAGANO , Harue ABE , Tomohisa YUKAWA,PhytoKeys,Vol.134, pp.97-114,2019年10月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Relationships among flower color polymorphism, feeding by visiting insects, and seed production in Hepatica nobilis var. japonica ,Shinichiro Kameoka,*, Yoshinori Murai, Kazuharu Ohashi , Hitoshi Sakio , Harue Abe , Daiki Takahashi , Koki Nagasawa and Hiroaki Setoguchi,Bull. Natl. Mus. Nat. Sci., Ser. B,Vol.45,No.1, pp.17-27,2019年02月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Genetic structure of Hepatica nobilis var. japonica, focusing on within population flower color polymorphism,Shinichiro Kameoka, Hitoshi Sakio, Harue Abe, Hajime Ikeda, Hiroaki Setoguchi,Journal of Plant Research,Vol.1,No.2, pp.263-271,2017年03月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • プレート移動に基づく島嶼からの植物の再移入が本土における種多様化に与える影響,阿部晴恵, 三浦弘毅, 渡辺洋一, 長谷川雅美,アサヒグループ学術振興財団研究紀要, pp.149-156,2017年,日本語

    研究論文(大学,研究機関紀要),共著

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著書 【 表示 / 非表示

  • SINGLE POLLEN GENOTYPING with ecological applications.,Harue Abe, Saneyoshi Ueno, Yoshihiko Tsumura and Masami Hasegawa ,Springer,2010年11月,英語

    単行本(学術書),Chapter5 Expanded home range of pollinator birds facilitates greater pollen flow of Camellia japonica in a forest heavily damaged by volcanic activity,共著

  • 里モニ中・大型哺乳類調査写真同定マニュアル試験公開版,青木雄司, 足立高行, 阿部晴恵, 安藤元一, 鈴木一聡, 三好和貴(昇順),日本自然保護協会 pp.30,2008年01月,日本語

    教科書,共編者

  • 三宅島の自然ガイド,樋口広芳, 上條隆志, ほか,文一総合出版社,2007年06月,日本語

    単行本(一般書),生き物のつながりを通じた三宅島の自然回復,共著

  • ガイドブック「みじかなしぜんかんさつ」,中井達郎, 阿部晴恵, 森本言也,日本自然保護協会発行:pp.52,2002年01月,日本語

    教科書,共編者

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 新潟大学学長賞_若手教員研究奨励費,2015年10月28日,日本国,その他の賞,新潟大学,阿部晴恵

  • 富士フイルム・グリーンファンド活動奨励賞,2010年06月,日本国,出版社・新聞社・財団等の賞,公益信託富士フイルム・グリーンファンド,阿部晴恵

  • Ecological Research Award, 2007,2008年03月,日本国,学会誌・学術雑誌による顕彰,Ecological Society of Japan,Harue Abe, Rikyu Matsuki, Saneyoshi Ueno, Makoto Nashimoto, and Masami Hasegawa

  • David Snow Award for the best poster paper by a student, First prize,2005年06月,オーストラリア,国際学会・会議・シンポジウム等の賞,The Fourth International Symposium/Workshop on Frugivores and Seed dispersal ,Harue Abe, Rikyu Matsuki, Saneyoshi Ueno, Makoto Nashimoto, and Masami Hasegawa

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 基盤研究(C),2015年04月 ~ 2018年03月,島からの再移入仮説に基づくフォッサマグナ要素植物の形成と適応進化プロセス

  • 若手研究(B),2011年05月 ~ 2014年03月,三宅島噴火に対する生態系の適応力に関する研究

    本研究では、植生の回復とそれに関わる動物の種子散布に注目し、噴火による被害の異なる場所において、系の構成種の把握及び系の強度を統計的に比較することで、それらの系の頑健性や脆弱性の評価を行う。また、植生遷移と密接な関係があり、鳥類の餌として高被害地域へ鳥類を誘引している昆虫相を把握することで、種子散布系に関わる捕食-被捕食系の評価及び今後の植生回復に伴う相互作用系の推移予測を行う。これら植生回復に関わる種子散布系及び捕食‐被捕食系という重要な2つの系を分析し、その成果を生物間相互作用系を通じた生態系修復など、自然環境保全に対する具体的な政策提言に生かしていく。

  • 基盤研究(C),2008年04月 ~ 2010年03月,学校教育との連携による地域密着型博物館活動の展開(分担)

  • 特別研究員推奨費,2005年04月 ~ 2007年03月,三宅島の噴火がヤブツバキの繁殖をめぐる生物間相互作用に与える影響

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 2015年度アサヒグループ学術振興財団助成金 部門:地球環境科学   ,2015年06月 ~ 2016年05月, プレート移動に基づく島嶼からの植物の再移入が本土における種多様化に与える影響 9

    民間財団等

  • 只見町助成金,2014年06月 ~ 2016年03月,ユキツバキの系統地理

    地方自治体

  • 笹川科学海外発表促進助成,2010年06月,Impacts of volcanic activities on a plant animal interaction of island ecosystem-focusing on pollination and seed dispersal of two Theaceae species.

    5th International Symposium/
    Workshop on Frugivores and Seed dispersal in Montpellier, Franceにおける、研究課題の発表助成。

    (財)日本科学協会

  • 2008年度公益信託富士フィルムグリーンファンド,2008年04月 ~ 2010年03月,ヒサカキの種子散布に関わる生物間相互作用が三宅島の森林生態系回復に果たす

    公益信託富士フィルムグリーンファンド

  • 財団法人井上科学振興財団国際研究集会開催経費助成,2005年01月,5th Seed Dispersal Workshop: A new perspective for the study on plant-animal interactions-Toward a linkage between pollination and seed dispersal

    2nd EAFES International Congress における国際会議の開催

    財団法人井上科学振興財団

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2019年度,生態系を知る,2019年06月 ~ 2019年08月,専任

  • 2019年度,フィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習,2019年06月 ~ 2019年08月,専任

  • 2019年度,育林系演習及び実習,2019年04月 ~ 2019年08月,専任

  • 2019年度,野生動植物生態学実習,2019年04月 ~ 2019年08月,専任

  • 2019年度,野生動植物生態学実習,2019年04月 ~ 2019年08月,専任

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