基本情報

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宮田 等

MIYATA Hitoshi


学系

自然科学系

系列

数理物質科学系列

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http://www.hep.sc.niigata-u.ac.jp/

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士,素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理,筑波大学,課程,1985年01月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 新潟大学 理学部 物理学科,教授,2008年07月 ~ 継続中

  • 新潟大学 自然科学研究科 数理物質科学専攻,教授,2010年04月 ~ 継続中

  • 新潟大学 自然科学研究科 数理物質科学専攻,教授,2010年04月 ~ 継続中

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 日本物理学会,1986年06月 ~ 継続中,日本国

  • アメリカ物理学会,1992年03月 ~ 継続中,アメリカ合衆国

  • 応用物理学会,2000年01月 ~ 継続中,日本国

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 原子炉モニターの開発研究(2008年4月~現在),2008年04月 ~ 継続中

    原子炉モニター、ガドリニウム,素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理,未設定,先端技術開発研究

    原子炉からのニュートリノを至近距離で捕らえる目的で、プラスチックシンチレータを用いたニュートリノ、中性子検出器の開発を科研費基盤B等の予算を用いて行っている。

  • KASKA-DC実験 (2003年~2012年3月) ,2003年04月 ~ 2012年03月

    ダブルショー、ニュートリノ,素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理,未設定,国際共同研究

    この実験は、新潟県柏崎刈羽原子力発電所からのニュートリノ束を利用して、ニュートリノ混合角θ13を測定しようとする原子炉ニュートリノ振動実験(KASKA実験)であり、新潟大学は実験サイトに最も近い大学として、ホスト大学の役割を果たすべく、計画全体に対して主体的に参加した。私は実験のための準備研究として、主に液体シンチレータ、液シン用アクリル容器、Gdドーププラスチックシンチレータの開発などに関して大学院生と共に研究を行った。KASKA実験グループは、その後実験予算の確保が難しいこともあり、フランスで行われるDouble-Chooz実験に合流することを決めた。このグループの中で、検出器として最も重要な光電子増倍管について、日本グループが責任を持つことになり、私も田村氏と共に、光電子増倍管のキャリブレーションなどについて、新潟大の大学院生の指導等を行ってきた。

  • ILC実験 (2001年~2008年3月) ,2001年04月 ~ 2008年03月

    ILC、リニアコライダー,素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理,未設定,国際共同研究

    リニアコライダー実験(ILC実験)は、日本の高エネルギー分野の最重要次期計画として準備が進められている。この実験は、世界中の研究者が協力し合って、ヨーロッパ、アメリカ、アジアのどこかに、次世代の電子・陽電子衝突型線形加速器を作り衝突エネルギー300 GeV以上で実験を行い、ヒッグス粒子の精密測定やSUSY粒子などの探索を目指している。この実験に用いるカロリメータとして、日本グループはプラスチックシンチレータを用いたサンプリング・カロリメータを提案しており、私はこのカロリメータの一層の高性能化を目指して、獲得した予算などを用いてハード・ソフト両面のR&Dを行いながら学生を育てた。カロリメータのハードウェアの開発については、新潟の地元の企業(中条・クラレ、新発田・共栄エンジニアリングなど)との協力関係を大事にしながら行ってきた。また、このカロリメータに対して、高性能化のための独自のソフトウェア手法の開発などを行った。このカロリメータを用いた場合のヒッグス粒子の物理とカロリメータの性能の関係などについて、シミュレーションの方法を用いて、大学院生と共に研究した。以上のようなILC実験のための開発研究によって、3名の博士号取得者を出した。

  • BIO共同開発研究 (1997年~現在) ,1997年04月 ~ 継続中

    有機半導体、放射線検出器,素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理,未設定,先端技術開発研究

    これは有機半導体を用いて高エネルギー物理学実験の分野ばかりでなく、原子核実験の分野や原子力、放射線医療などの民生分野でも使える光/放射線センサーや光/放射線検出器を開発する目的で研究を始めたものである。シリコン・マイクロストリップ検出器に代表される現在の半導体放射線検出器は、エネルギー分解能や位置分解能に優れ、非常に高性能なものであり、高エネルギー物理学実験の分野になくてはならない検出器になっている。しかし、その一方で、高価であることや柔軟性がないことが欠点であり、自由な形状で大量に使うことはできない。そこで有機物の半導体を用いることで、安価で柔軟性がある光/放射線検出器を作れないかと考えた。それまでに世界中で誰も行っていないことなので、試行錯誤しながら、延々と作業を続け、その一方で外部資金を獲得しながら、設備を少しずつ揃えて研究を進めた。この研究は新潟大学でしかやっていない研究であること、交流協定校であるミンダナオ大学との共同研究に適していること、高エネルギー物理学の分野の中では比較的企業等の外部資金を得やすいことなどをこの研究の長所として、開発を進めた。
     この約10年間に、科研費基盤B、萌芽、住友財団、平和中島財団、池谷財団、内田エネルギー財団、佐々木環境技術財団、JST委託研究、企業委任経理金、企業共同研究、科研費挑戦的萌芽など全部で11件以上の外部資金を獲得した。多数の日本人大学院生が修士号を取得し、フィリピンからの留学生2名がこの研究によって本国で修士の学位を取得した。この内1名は、帰国後も有機半導体関連の共同研究を新潟大学との学術交流協定を元に続け、国立ミンダナオ大学イリガン工科校理学部物理学科の中に、それまで無かった半導体関連の研究を主な内容とする物性研究グループを立ち上げて、リーダーとして活躍している。
     新潟大学に於ける有機半導体放射線検出器の開発は、既に基本特許を取得(米国、日本)した。企業との共同研究によって、現在は、製品化及び新たな高性能化や高機能化のための開発を行っている。

  • KEKのB-Factory加速器を用いたBelle実験 (1993年~現在),1993年04月 ~ 継続中

    Belle実験、B-Factory,素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理,未設定,国際共同研究

    これはKEKの非対称エネルギー電子・陽電子衝突型加速器(KEKB)を用いたCP対称性の破れを研究する実験であり、私は主として初期の崩壊点検出器の開発やTOFカウンターの開発に貢献した。Bファクトリー実験は、専用加速器を用いてbクォークを大量生産し、CP非保存の測定などのbクォーク関連の物理ばかりでなく、チャーム粒子、タウ粒子、2光子過程など各種の物理テーマについて高精度で測定を行っている。1999年に実験を開始して以来、既に9年間の運転を行っている。Belle実験グループの中で、新潟大学は荷電粒子の飛跡測定の核となるシリコン・マイクロストリップ検出器の開発研究とその実機の建設、維持などの仕事を担当してきた。私は当初、SSCのSDC実験のための検出器として、このシリコン・マイクロストリップ検出器の開発を行っていたが、SSCが中止になったことにより、その活動をBelle実験のための開発として継続した。シリコン・マイクロストリップ検出器は、これによってbクォークの同定を行うという意味で、Belle実験の検出器の中でも最も重要なものである。新潟大学の高エネルギー物理学研究室としては、川崎氏を中心にその後、実機の建設、校正、維持、解析ソフトの開発と維持などの仕事でBelle実験に対して十分な貢献をしている。

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論文 【 表示 / 非表示

  • Study of the hadronic transitions Υ(2S)→(η,π0)Υ(1S) at Belle,U. Tamponi, 他 ,Phys. Rev. D,Vol.87, p.011104,2013年01月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Direct measurement of backgrounds using reactor-off data in Double Chooz,Y. Abe, 他 ,Phys. Rev. D,Vol.87, p.011102,2013年01月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Measurement of branching fraction and first evidence of CP violation in B0→a1±(1260)π∓ decays,J. Dalseno, 他 ,Phys. Rev. D,Vol.86, p.092012,2012年11月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Measurement of γγ*→π0 transition form factor at Belle,S. Uehara, 他 ,Phys. Rev. D,Vol.86, p.092007,2012年11月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • First Test of Lorentz Violation with a Reactor-based Antineutrino Experiment,Y. Abe, 他,Phys.Rev. D ,Vol.86 , p.112009,2012年09月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 基盤研究(B),2011年04月 ~ 2015年03月,固体ニュートリノ検出器を用いた原子炉プルトニウムモニターの開発

    原子炉モニターの開発

  • 萌芽研究,2008年04月 ~ 2011年03月,有機ダイオード放射線検出器の開発

    放射線検出器の開発

  • 基盤研究(B),2007年04月 ~ 2009年03月,固体ターゲットを用いた原子炉ニュートリノ検出器の開発

    原子炉モニターの開発

  • 基盤研究(B),1999年04月 ~ 2002年03月,新しい半導体材料を用いた放射線検出器の開発研究

    新しい放射線検出器の開発

  • 萌芽研究,1999年04月 ~ 2001年03月,有機物半導体センサーを用いた新しい放射線検出器の開発

    新しい放射線検出器の開発

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 佐々木環境技術振興財団,2007年04月 ~ 2008年03月,有機蛍光物質を用いた環境中性子モニターの開発

    有機蛍光物質を用いた環境中性子モニターの開発

    民間財団等

  • 佐々木環境技術振興財団 ,1999年04月 ~ 2000年03月,大面積太陽電池をめざした有機半導体光電変換素子の研究

    大面積太陽電池をめざした有機半導体光電変換素子の研究

    民間財団等

  • 内田エネルギー科学振興財団,1999年04月 ~ 2000年03月,有機物半導体を用いた光エネルギー変換素子の研究

    有機物半導体を用いた光エネルギー変換素子の研究

    民間財団等

  • 住友財団 基礎科学研究助成,1998年04月 ~ 1999年04月,有機物半導体を用いた新しい放射線検出装置の研究

    有機物半導体を用いた新しい放射線検出装置の研究

    民間財団等

  • 平和中島財団 国際学術研究助成,1998年04月 ~ 1999年03月,新しい半導体放射線検出装置の研究

    新しい半導体放射線検出装置の研究

    民間財団等

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受託研究受入実績 【 表示 / 非表示

  • 新しい半導体を用いた光反応素子の研究(研究成果実用化検討(FS)課題),2007年01月 ~ 2007年03月,独立行政法人科学技術振興機構 JSTサテライト新潟,その他

共同研究実施実績 【 表示 / 非表示

  • 有機半導体を活用した放射線検出装置の開発,2006年09月 ~ 2008年08月,富士電機システムズ株式会社 ・日本カーリット株式会社,その他

寄附金・講座・研究部門 【 表示 / 非表示

  • 研究助成金,2006年06月

  • 研究助成金,2001年08月

  • 研究助成金,2000年08月

  • 研究助成金,1999年08月

  • 研究助成金,1998年08月

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 日本物理学会第65回年次大会,「小野裕明」、「宮田等」、他,国内会議,2010年03月,岡山大学・岡山市 ,プラスチックシンチレータを用いた原子炉ニュートリノ検出器の開発,口頭(一般)

  • 日本物理学会新潟支部第38回例会,「高橋克幸」、「宮田等」、他,国内会議,2009年12月,新潟市,プラスチックシンチレータを用いたニュートリノ検出器の開発,ポスター(一般)

  • 11th SPVM National Physics Conference and Workshop,H. Miyata,国際会議,2009年10月,Father Saturnino Urios University, Butuan City, Philippines,Physics Research by International Exchange,口頭(一般)

  • 日本物理学会新潟支部第37回例会,「富山幸祐」、「宮田等」、他,国内会議,2008年12月,新潟市,固体シンチレータを用いたニュートリノ検出器の開発,ポスター(一般)

  • 10th SPVM National Physics Conference and Workshop ,「K. Toyama」、「H. Miyata」、他,国際会議,2008年10月,St. Louis University, Baguio City, Philippines,Study of Neutrino Detector using Solid Scintillator,口頭(一般)

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共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 新しい蛍光材料を用いた放射線計測装置の開発とその応用,未設定,共同研究

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2017年度,素粒子物理学I,2017年04月 ~ 2017年08月,専任

  • 2017年度,科学・技術と社会,2017年04月 ~ 2017年08月,専任

  • 2017年度,極微の世界,2017年04月 ~ 2017年06月,専任

  • 2016年度,医学物理学入門,2016年10月 ~ 2017年03月,専任

  • 2016年度,高エネルギー物理学Ⅱ,2016年10月 ~ 2017年03月,専任

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学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示

  • 日本物理学会,新潟支部委員長,2012年04月 ~ 2013年03月

  • 日本物理学会,代議員,2003年09月 ~ 2007年08月

  • 日本物理学会,新潟支部委員,2002年09月 ~ 2004年08月

  • 中南部フィリピン物理学会(SPVM),顧問(Consultant for International Affairs) ,1999年10月 ~ 継続中

  • 日本物理学会,新潟支部委員,1990年09月 ~ 1992年08月

学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示

  • 新潟第一高校 「万物を作る最小粒子の発見と宇宙の始まり(新潟大学理学部の紹介)」,2012年11月

  • 高大連携科学講座「万物を作る最小粒子の発見と宇宙の始まり」(新潟南高校),2012年10月

  • 高大連携講座「高エネルギー物理学について」 (新潟南高校),2011年10月

  • 柏崎高校SSH2 「自然界にある放射線と高エネルギー物理学」,2011年09月

  • 高大連携講座 「高エネルギー物理学について」 (新潟南高校),2010年10月

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