基本情報

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中田 光

NAKATA Koh


職名

教授

生年

1954年

メールアドレス

メールアドレス

研究室電話

025-227-2029, 025-227-0847

研究室FAX

025-368-9022, 025-227-0377

ホームページ

http://bmrctr.jp/

プロフィール

主な業績
1. 世界に先駆けて肺胞蛋白症の90%を占める特発性肺胞蛋白症の病因がGM−CSF自己抗体であることを発見した。

2. 特発性肺胞蛋白症の血清診断法を開発した。

3. 肺胞蛋白症に対するGM−CSF吸入療法を開発した。

4. リンパ脈管筋腫症の化学療法の医師主導治験を組織し、シロリムスの薬事承認につなげた。

5. 新潟大学医歯学総合病院の再生医療を支援する細胞プロセッシングセンターを設立した。

6. 新潟大学医歯学総合病院の遺伝子診療をサポートする遺伝子診療部門を創立した。

特許
抗GM―CSF自己抗体及びその測定試薬(個人特許)特許4372904号

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 東京大学  農学部

    大学,1977年03月,卒業,日本国

  • 京都大学  医学部

    大学,1983年03月,卒業,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 農学士,農芸化学,東京大学,課程,1977年03月

  • 医学博士,呼吸器内科学,東京大学,論文,1989年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 新潟大学 医歯学総合病院,教授,2004年05月 ~ 継続中

  • 新潟大学 医歯学総合研究科 生体機能調節医学専攻,教授,2004年05月 ~ 継続中

  • 新潟大学 医歯学総合研究科 医科学専攻,教授,2004年05月 ~ 継続中

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 日本医師会認定産業医

  • 医師

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Serum VEGF-D concentration as a biomarker of lymphangioleiomyomatosis severity and treatment response:a prospective analysis of the Multicenter International Lymphangioleiomyomatosis Efficacy of Sirolimus (MILES) trial. ,Young L, Lee HS, Inoue Y, Moss J, Singer LG, Strange C, Nakata K, Barker AF, Chapman JT, Brantly ML, Stocks JM, Brown KK, Lynch JP 3rd, Goldberg HJ, Downey GP, Swigris JJ, Taveira-DaSilva AM, Krischer JP, Trapnell BC, McCormack FX; MILES Trial Group.,The Lancet Respiratory Medicine.,Vol.1,No.6, pp.445-452,2013年08月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Duration of benefit in patients with autoimmune pulmonary alveolar proteinosis after inhaled GM-CSF therapy.,Tazawa R, Inoue Y, Arai T, Takada T, Kasahara Y, Hojo M, Ohkouchi S, Tsuchihashi Y, Yokoba M, Eda R, Nakayama H, Ishii H, Nei T, Morimoto K, Nasuhara Y, Ebina M, Akira M, Ichiwata T, Tatsumi K, Yamaguchi E, Nakata K.,Chest,Vol.145,No.4, pp.729-737,2014年04月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • IgM-type GM-CSF Autoantibody is Etiologically a Bystander but Associated with IgG-type Autoantibody Production in Autoimmune Pulmonary Alveolar Proteinosis.,Nei T, Urano S, Motoi N, Takizawa J,Kaneko C,Kanazawa H,Tazawa R,Nakagaki K, Akagawa KS,Akasaka K, Ichiwata T Azuma A, Nakata K.,Am. J. Physiol.,2012年02月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Efficacy and safety of sirolimus in lymphangioleiomyomatosis.,McCormack FX, Inoue Y, Moss J, Singer LG, Strange C, Nakata K, Barker AF, Chapman JT, Brantly ML, Stocks JM, Brown KK, Lynch JP 3rd, Goldberg HJ, Young LR, Kinder BW, Downey GP, Sullivan EJ, Colby TV, McKay RT, Cohen MM, Korbee L, Taveira-DaSilva AM, Lee HS, Krischer JP, Trapnell BC; National Institutes of Health Rare Lung Diseases Consortium; MILES Trial Group.,N Engl J Med.,2011年04月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Clinical features of secondary pulmonary alveolar proteinosis: pre-mortem cases in Japan.,Ishii H, Tazawa R, Kaneko C, Saraya T, Inoue Y, Hamano E, Kogure Y, Tomii K, Terada M, Takada T, Hojo M, Nishida A, Ichiwata T, Trapnell BC, Goto H, Nakata K.,European Respir. J.,2011年02月,英語

    研究論文(学術雑誌),共著

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著書 【 表示 / 非表示

  • 細胞プロセッシング室運営マニュアル,井上典子, 梶正美, 小神晴美, 渡辺真理, 関根優, 白山早起, 藤本陽子,瀧澤淳, 牧口智夫, 布施一郎, 中田光,ウイネット,2012年06月,日本語

    教科書,共著

  • 今日の治療指針 私はこう治療している 2012,中田 光,医学書院,2012年01月,日本語

    単行本(学術書),共著

  • EBM 呼吸器疾患の治療2011-2012,中田 光,中外医薬社,2011年05月,日本語

    教科書,共著

  • 疾病と治療I,中田 光,南江堂,2010年11月,日本語

    教科書,共著

  • 間質性肺疾患 診療マニュア ル,中田 光,南江堂,2010年10月,日本語

    単行本(学術書),共著

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総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 歯周病 歯槽骨再生、新たな治療法 新潟大が取り組み,中田 光,毎日新聞,毎日新聞,2012年11月,日本語

    総説・解説(その他),単著

  • 肺胞蛋白症の十年史,中田 光,Respiration Research Foundation.,呼吸,2012年09月,日本語

    総説・解説(学術雑誌),単著

  • リンパ脈管筋腫症(LAM)の最前線—LAMの病因,中田 光,克誠堂,日本胸部臨床,2011年10月,日本語

    総説・解説(学術雑誌),単著

  • 大規模臨床試験の現状と展望,中田 光,医学書院,呼吸と循環,2010年12月,日本語

    総説・解説(学術雑誌),単著

  • 呼吸器疾患感受性 —遺伝的背景— 肺胞蛋白症,田澤 立之、中田 光,克誠堂,日本胸部臨床,2010年07月,日本語

    総説・解説(学術雑誌),共著

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業(難治性疾患克服研究事業),2012年04月 ~ 2015年03月,リンパ脈管筋腫症に対するシロリムスの安全性確立のための医師主導治験

    申請者らが参加したMILES試験によりリンパ脈管筋腫症に対する未承認薬シロリムス療法の有効性が初めて確認され、本年3月にNew England Journal of Medicine に報告した。残された課題は、長期投与の安全性である。本研究では、それを確認する第II相医師主導治験を全国9施設共同で実施し、世界初となるLAMに対する分子標的薬の薬事承認を目指す。LAMは若年女性が罹患し、呼吸不全が進行する難病である。2009年に特定疾患治療研究事業に認定されたが、長年有効な治療法がなかった。90年代後半に発症機序が解明されて以来、シロリムスが治療薬として有望視され、米国でI/II相試験が行われ、呼吸機能の改善が示唆された。MILES試験では、2010年8月までに3カ国で111例(我が国では28例)を登録した。偽薬対照二重盲検法で行われ、主要評価項目である肺一秒量の1年間の変化は、実薬46名が平均19ccの増加、偽薬43名が平均134ccの減少であり(p<0.001)、シロリムスはLAMの進行を防ぎ、病勢を安定させることが確認された。米国ファイザー社では、同薬の特許有効期間が近く切れることから、LAMに対する適用拡大をFDAに申請せず、代わりに申請者グループに治験薬7万錠の無償供与と同薬の日本の他社へのライセンスアウトの方針を決めた。我々は、医師主導治験を実施し、このデータとMILES試験の結果をもとにファイザー株式会社とライセンスアウト先企業と協力し、薬事承認を目指している。シロリムスは、欧米を中心に腎移植後の拒絶予防薬として15年以上の歴史があるが、副作用も多く報告されている。特にLAM患者においてはシロリムス肺臓炎の合併が懸念される。そのため、本研究では、中等~重症のLAM患者50例を対象に2年間シロリムスを投与し、安全性を確認するオープン試験を行う。難治性疾患克服事業呼吸不全班を中心に安全性監視委員会を組織する。実施計画書を修正後、各施設のIRB承認を速やかに得て、24年4月以降早期に治験開始の予定である。また、すでに医薬品医療機器総合機構と2度の事前面談を行い、23年度中に治験申請を予定している。また、ライセンスアウト先企業から、承認申請を予定している。

  • 基盤研究(B),2012年04月 ~ 2015年03月,次世代シークエンサーを用いたGM−CSF自己抗体産生機序の解明

    我々は特発性肺胞蛋白症の病因として血液及び肺に存在するGM-CSF自己抗体を発見し、それが病因であると唱えた。その後、患者由来の同抗体をサルに静脈注射すると発症することが確認され、仮説が実証された。残された課題は、GM-CSF自己抗体が過剰に産生される機序の解明である。末梢血を用いた予備的検討から、患者も健常者も低親和性のIgM型自己抗体を産生するB細胞が同頻度にあるが、高親和性IgG型自己抗体を産生するB細胞は患者にのみ増加していることを見いだした。患者のリンパ組織において体細胞突然変異による高親和性/高中和能クローン出現とclass switchが亢進していると予想している。このことを次世代シークエンサーを用いた抗体可変部の大量クローンの一挙解読により証明し、同領域のレパトアと難治化との関連を明らかにする。

  • 萌芽研究,2011年04月 ~ 2013年03月,炎症性腸疾患における新規病勢マーカーの開発

    主として若年者が罹患する炎症性腸疾患は、クローン病が3万人、潰瘍性大腸炎が7万人と推定され、社会的な損失は計り知れない。炎症性疾患の日常臨床において、抗体医薬などの新治療が登場してきたが、もっとも大きな問題は、病勢を知るためのマーカーがないことである。我々は、肺胞蛋白症における抗GM-CSF自己抗体の発見に端を発し、種々の疾患で血清抗GM-CSF自己抗体を測定する過程で、炎症性疾患のほとんどで、IgM型の抗GM-CSF自己抗体が陽性になることを発見した。本研究では、100名規模の炎症性腸疾患の患者に対し、血清抗GM-CSF自己抗体の抗体価測定を行い、病勢との相関を検討し、病勢マーカーとしての有用性を明確にすることである。また、IgM型抗体産生機序の解明のために、IgG型抗体を過剰産生している自己免疫性肺胞蛋白症の末梢血B細胞と炎症性疾患の末梢血B細胞を用いてEBV刺激によるin vitro 自己抗体産生実験をおこなう。

  • 基盤研究(B),2008年04月 ~ 2011年03月,特発性肺胞蛋白症における免疫変容の体系的研究

    1999年の我々による特発性肺胞蛋白症における抗GM-CSF自己抗体の発見は、抗サイトカイン自己抗体が疾病を惹起しうることを示した最初の発見だった。その後、健常者血清中に抗サイトカイン自己抗体が免疫複合体の形で、普遍的に存在することを示したが(FEBS Lett. 2007、BLOOD 2009)、これらの機能やまた、どのように産生調節されているかは、全く明らかにされていない。他の自己免疫疾患と異なり、特発性肺胞蛋白症では、GM-CSFに対する自己抗体のみが増加することが、分かっている。患者の血球を用い、抗GM-CSF自己抗体産生クローンを刺激し、抗体産生を促進するhelper T細胞が存在し、一方では、それを抑制する制御性T細胞の機能低下が見られると思われる。以上を明らかにし、最終的に抗サイトカイン自己抗体の産生調節機序の解明につなげたい。

  • 厚生労働科学研究費補助金 医療技術実用化総合研究事業,2007年04月 ~ 2010年03月,シロリムスによるリンパ脈管筋腫症の第III相国際共同臨床試験 MILES trail

    目的:1国のみでは検証試験が困難な稀少疾患においても複数の国が協力すれば、治験が可能となる。本研究は、日米加が協力してLAM患者に対するシロリムスの有効性と安全性を確認し、よい製薬会社のパートナーを見出して治療薬としてわが国における薬事承認申請を目的とする第Ⅲ相国際共同多施設臨床試験である。必要性及び特色・独創的な点:ホルモン療法を中心に治療されているが、致命症である呼吸不全に対して、積極的に改善させる治療法はまだない。分子標的治療として、2003−05年にシンシナテイを中心に行われた23例に対するシロリムスによるⅠ・Ⅱ相試験では、患者の肺活量、一秒量が初めて投与により増加することが確認された。しかし、稀少疾患の第Ⅲ相試験は、一国のみでは、症例数の確保が難しいことから、米国を中心にカナダ、日本が協力し、実施する。すべて医師主導でGCP準拠の試験を目指す。研究全体の計画:本試験はプラセボ対照二重盲験試験である。2年半の間に日米加3カ国において120症例を治療登録する。エントリーは07年3月に開始され、09年8月に終了する。シロリムスの投与期間は1年間で、後観察が1年間である(試験終了は2011年8月)。本部より番号を付した白箱が新潟大学あるいは近畿中央胸部疾患センターへ送られてくる。ベースライン来院時の予測1秒量が70%未満であると適格とされ、登録後、Data and Technology Coordinating Center(DTCC)により匿名番号化され、さらに実薬群と偽薬群に無作為に割り付けられ、白箱の番号が指定される。登録時の被験者情報と検査データと有害事象はweb上でDTCCに登録する。12ヶ月後の一秒量の改善を主要評価項目とする。2008年4月に新潟大学と近畿中央胸部疾患センターが Site Activeとなり、5月からエントリーし、09年3月末までに新潟5例、近畿14例が試験薬の投与を受けている。有害事象は、3月末までにのべ127件発生した。いずれも軽症で一過性であった。探研究として、血清VEGF-dを測定し、血漿をプロテオーム解析している。
    2009年度:3カ国で、実薬群、偽薬群各25例が1年目に達したところで、中間解析し、実薬と偽薬群の肺一秒量の改善が統計的に有意であれば、盲検を解除、偽薬群を実薬群に交差編入する09年11月〜10年1月には実施される見込みである。倫理面への配慮:米国プロトコール・同意説明文書を新GCPに準拠して改訂し、新潟と近畿のIRB承認を受けた。

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共同研究実施実績 【 表示 / 非表示

  • 同種抗原反応を抗腫瘍効果に変換するシステムの構築,2006年12月 ~ 2007年12月,第一製薬株式会社 研究開発本部 創薬開発研究所,その他

  • 肺胞蛋白症(PAP)における血清中及び肺胞洗浄液(BALF)中のバイオマーカーに関する研究,2006年09月 ~ 2007年09月,Amgen Inc.,その他

  • 抗サイトカイン抗体の機能解析,2006年08月 ~ 2009年03月,三菱ウェルファーマ株式会社,その他

  • タンパク質解析技術の医学応用のための共同研究,2006年04月 ~ 2008年03月,株式会社プロフェニックス,その他

  • 任意の標的分子に対する完全ヒト抗体作製システムの開発,2006年01月 ~ 2006年12月,株式会社イーベック,その他

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共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 自己抗体産生機序の解明,未設定,未設定

  • 稀少肺難病情報ネットワークの構築,未設定,未設定

  • 再生医療のための細胞培養法の改良,未設定,未設定

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2015年度,医科学研究特論,2015年04月 ~ 2016年02月,専任

  • 2010年度,医学概論II,2010年10月 ~ 2011年03月,専任

  • 2012年度,医学序説 II,2006年10月 ~ 継続中,兼担

 

学内委員会等 【 表示 / 非表示

  • 臨床研究・遺伝子治療・ヒト幹細胞臨床研究審査委員会,2012年04月 ~ 継続中

  • 新潟大学利益相反マネジメント委員会,2011年03月 ~ 継続中

  • 医薬品医療機器臨床研究審査委員会,2004年05月 ~ 継続中

  • 生命科学医療センター運営委員会,2004年05月 ~ 継続中

  • 経営戦略委員会,2004年05月 ~ 継続中

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学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示

  • 日本学術振興会 科学研究費委員会専門委員(審査委員),2012年02月 ~ 継続中

  • デンカ生研株式会社 治験審査委員会外部専門委員,2011年01月 ~ 継続中

  • 科学技術振興機構 研究成果最適展開支援プログラム専門委員,2009年04月 ~ 継続中

  • 中島国際交流財団 奨学金選考委員,2002年04月 ~ 継続中

 

おすすめURL 【 表示 / 非表示

  • 肺胞蛋白症 ホームページ(医療従事者向け)

    http://www.pap-guide.jp/

    医学

  • 肺胞蛋白症 ホームページ(一般向け)

    http://www.pap-support.jp/

    医学

  • 生命科学医療センター ホームページ

    http://www.bmrctr.jp/

    医学