2025/05/23 更新

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オオモリ タクマ
大森 拓磨
OHMORI Takuma
所属
教育研究院 人文社会科学系 経済学系列 准教授
経済科学部 総合経済学科 准教授
職名
准教授
外部リンク

学位

  • 博士(経済学) ( 2003年11月   東京大学 )

経歴

  • 新潟大学   経済科学部 総合経済学科   准教授

    2020年4月 - 現在

  • 新潟大学   現代社会文化研究科 経済経営専攻   准教授

    2012年4月 - 2020年3月

  • 新潟大学   現代社会文化研究科 共生社会研究専攻   准教授

    2012年4月 - 2020年3月

  • 新潟大学   経済学部 経済学科 比較経済   准教授

    2007年11月 - 2020年3月

 

書籍等出版物

  • 分断化する世界とグローバル経済-国際秩序の崩壊と新たな潮流-

    大森 拓磨( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2025年5月  ( ISBN:9784623096794

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  • 黎明期アメリカの銀行制度-中央銀行なき状態の苦悶と自生ー

    大森 拓磨( 担当: 単著)

    東京大学出版会  2019年8月 

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  • 格差で読み解くグローバル経済ー不寛容な社会に共生を問うー

    大森 拓磨( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2018年10月 

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  • 米中経済と世界変動

    大森 拓磨( 担当: 単著)

    岩波書店  2014年8月 

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  • 全球化中的中日経済関係

    大森 拓磨( 担当: 共著)

    経済科学出版社(中華人民共和国)  2009年11月 

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  • グローバル化のなかの日中経済関係

    大森 拓磨( 担当: 共著)

    御茶の水書房  2009年4月 

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  • 制度と組織ー理論・歴史・現状-

    大森 拓磨( 担当: 共著)

    桜井書店  2007年6月 

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  • サフォーク・システムーフリーバンキング制か、中央銀行制か

    大森 拓磨( 担当: 単著)

    日本評論社  2004年10月 

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  • 金融システムの変容と危機

    大森 拓磨( 担当: 共著)

    御茶の水書房  2004年7月 

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MISC

共同研究・競争的資金等の研究

  • 黎明期アメリカ・中西部の銀行制度が中央銀行制度の形成に与えた影響をめぐる研究

    研究課題/領域番号:15K02934

    2015年4月 - 2019年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(C)

    提供機関:日本学術振興会

    大森 拓磨

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    配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

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  • アメリカ中央銀行制度の新源流~黎明期アメリカ・インディアナの銀行制度研究

    研究課題/領域番号:21730249

    2009年 - 2011年

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:若手研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    大森 拓磨

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    配分額:2080000円 ( 直接経費:1600000円 、 間接経費:480000円 )

    本研究の目標は、フリーバンキング論批判の観点から、中央銀行なき時代のアメリカ各地で中央銀行的な機能が自生する構造を探ることにあった。そのなかでインディアナ州の銀行制度が、複数の支店銀行を州域内の各行政区に配置し州都の本店銀行で統轄するという、現在のアメリカ連邦準備制度のデザインに連なる独特な銀行間組織をすでに紡ぎ出していたことを突き止め、通貨・信用秩序の健全性維持に向けた中央銀行的な機能を帯びた制度や組織が地域単位で形成・発展・衰退する具体的な過程を解明することができた。

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  • アメリカ連邦準備制度の生成に関する研究-中央銀行の「秩序管理」の視角から-

    研究課題/領域番号:17530242

    2005年 - 2007年

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(C)

    提供機関:日本学術振興会

    片桐 謙, 大森 拓磨

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    配分額:2080000円 ( 直接経費:1900000円 、 間接経費:180000円 )

    本研究では、アメリカ連邦準備制度の生成過程を、1「秩序管理」の視角から、そして2歴史的・実証的および思想史的・理論的に、考察した。1の「秩序管理」は「貨幣秩序の管理」と「信用秩序の管理」に区分され、片桐は前者の「貨幣秩序の管理」を、大森は「信用秩序の管理」を担当した。「貨幣秩序の管理」の視角からは、より安定的な貨幣制度の模索、すなわち金本位制の成立から、中央銀行である連邦準備制度の成立、の必然性を解くことを目指した。また「信用秩序の管理」の視角からは、既に連邦準備制度の成立以前に、無限に膨張した債権・債務関係のネットワークがシステミック・リスクをはらみ、その顕現化を防ぐメカニズムが萌芽的に形成されていたことを明らかにした。
    より具体的には、片桐は「貨幣秩序の管理」の視角から、アメリカにおける金本位制の成立を思想史的・論理的に考察した。19世紀アメリカの、金本位制か、複本位制か、銀本位制か、という貨幣制度を巡る論争を貨幣論的見地から考察した。更に中央銀行の金融政策に関する古典的議論である「ルールか、裁量か」という問題に関して、通貨論争におけるJ.E.ケアンズの見解を考察し、彼が銀行学派に属すことを明らかにした。
    大森は、「信用秩序の管理」の視角から、連邦準備制度の源流に関して、アメリカ中西部のインディアナ州の銀行制度の自生性を重視し、考察した。黎明期インディアナ州の銀行制度の成立と概要を分析したうえで、当時のインディアナ州の銀行制度が財政と金融を絡めた銀行間組織であり、中央銀行の本質である「半官半民」の生成にとって特徴的な性格を自発的に内生していたことを明らかにした。

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  • グローバリゼーション下の国際通貨・金融システムの変容についての研究

    研究課題/領域番号:15530124

    2003年 - 2005年

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(C)

    提供機関:日本学術振興会

    石橋 貞男, 高嶋 雅明, 加藤 國彦, 今田 秀作, 片桐 謙, 金澤 孝彰, 大森 拓磨

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    配分額:3300000円 ( 直接経費:3300000円 )

    本研究は,国際通貨・金融システムの変容について地域的観点と歴史的観点とを融合させる形で分析し,そこから現代の国際通貨・金融システムの理論的な含意とそのあるべき姿を探ろうとすることにあった。地域的にはアメリカ,ヨーロッパ,アジアの3つに分け,歴史的にはアメリカ,ヨーロッパについては金本位制の成立,変質,崩壊の過程を,そしてアジアについては中国の通貨・金融制度を戦間期ならびに現状の両面からみようとしている。つまり,アメリカについては19世紀から20世紀にかけての金本位制の成立過程を,ヨーロッパについては第一次世界大戦から戦間期におけるイギリスやドイツにおける金本位制の変質ならびに崩壊過程を,さらにアジアについては歴史的には同じく戦間期の日系銀行に焦点を当てつつ中国金融市場の具体的な姿ならびに現代における中国の人民元改革を,それぞれグローバルな観点から分析している。本研究の学術的な特色の1つは,歴史的研究としては資本主義経済の確立においてシステムの根幹をなしてきた国際金本位制については,これまでとはまったく異なった方法で研究している点にあるといえる。つまり,金本位制についての成立・維持・崩壊の過程をそれぞれアメリカ・イギリス・ドイツに分けて比較的手法で考察しているが,このような方法により,一方ではイギリス金融システムの普遍性と特殊性の両面を捉えることができ,他方では金本位制の各国金融制度への移植と相克という,金本位制をめぐる問題性をより多角的にみる視座が与えられたと思われる。さらにイギリスについても,本国における金本位制の維持をインドとの関係の中でみようとしたのも斬新である。また現在,国際通貨・金融システムに変容をもたらす震源と考えられる中国の通貨・金融システムについて,歴史的観点と現状分析的観点の両面で光を当てている点で特色がある。

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  • サフォーク・システム研究〜アメリカ中央銀行制度の萌芽的な一形態

    研究課題/領域番号:15730150

    2003年 - 2004年

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:若手研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    大森 拓磨

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    配分額:1100000円 ( 直接経費:1100000円 )

    平成16年度の研究計画は、フリーバンキング論の批判的検討、ならびに資料収集に基づく実態分析という前年度の研究実績を踏まえ、アメリカ中央銀行システムの制度的な源流としての「サフォーク・システム」の意義を開拓・確認したうえで、議論を総括することにあった。今年度の研究成果は以下の通りの内容である。
    すなわち、これまでフリーバンキング論(中央銀行の不要論)を擁護する有力なアメリカでの歴史的事例とされてきた「サフォーク・システム」は、「フリーバンキングによる発券銀行間の自由な競争形態」ではなく「民間銀行による中央銀行的な機能の内生的な体得過程」にあったことが資料解析や当時の財務諸表分析を通じて立証された。加えて、アメリカ中央銀行制度(現在の連邦準備制度(FedないしFRB))の成立に向けた「サフォーク・システム」の影響が2点確認された。第1点は、国法銀行制度の下での国法銀行券の額面兌換制度の構築において「サフォーク・システム」が有力な参照モデルにされた点である。第2点は州境を超えて飛び交う地域外小切手を額面通りに集中決済するシステムの構築に「サフォーク・システム」の経験が活かされたという点である。この両点の明示によって、これまで同時期のニューヨーク州の自由銀行制度が主たるルーツであったとされたアメリカ中央銀行制度の淵源について、「サフォーク・システム」というこれまで照射されなかった新たな角度からの可能性を展開することができ、またそれによって、アメリカ金融制度論における従来の通説に対する疑問と新しい学問領域の開拓とを投げかけることができた。この研究実績は、今後のアメリカ・フリーバンキング論の飛躍的な進展を大いに予感させうるものとして総括されうる。

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担当経験のある授業科目

  • Political Economy

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 演習 III

    2023年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 演習 IV

    2023年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 演習I

    2022年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 演習II

    2022年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済論I

    2022年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済研究

    2021年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済論II

    2021年
    機関名:新潟大学

  • 卒業論文(大森拓磨)

    2014年
    -
    2015年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅡA(大森拓磨)

    2014年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅠA(大森拓磨)

    2014年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅠB(大森拓磨)

    2014年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅡB(大森拓磨)

    2014年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済演習

    2013年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済特論

    2013年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • スタディスキルズ(経済学科)

    2011年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 卒業論文

    2011年
    -
    2013年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅡB

    2010年
    -
    2022年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅡA

    2010年
    -
    2021年
    機関名:新潟大学

  • 経済学特殊講義(アメリカ経済論Ⅱ)

    2010年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 世界経済の仕組み

    2010年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅠB

    2009年
    -
    2020年
    機関名:新潟大学

  • 演習ⅠA

    2009年
    -
    2020年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済論Ⅰ

    2008年
    -
    2020年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済論Ⅱ

    2008年
    -
    2017年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済研究

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 特定研究Ⅰ

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 課題研究Ⅰ

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 特定研究Ⅱ

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済論演習

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 課題研究Ⅱ

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • アメリカ経済論特論

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 課題研究Ⅲ

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 特定研究Ⅲ

    2008年
    -
    2014年
    機関名:新潟大学

  • 経済学特殊講義

    2008年
    -
    2010年
    機関名:新潟大学

  • 世界の経済事情

    2008年
    機関名:新潟大学

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