人文学部 人文学科 准教授
現代社会文化研究科 現代文化専攻 准教授
2025/01/22 更新
博士(美術史学)(Ph.D. in Art History) ( 2012年2月 ニューヨーク市立大学(アメリカ合衆国) )
修士(文学) ( 2006年3月 東京大学 )
視覚文化論
美術史
写真史
人文・社会 / 美術史
人文・社会 / 美学、芸術論
新潟大学 人文学部 准教授
2013年4月 - 現在
新潟大学 人文学部 人文学科 准教授
2013年4月 - 現在
学芸員
A Note on the Changing Meanings of Fūkei-Shashin in Japanese Photography
Yoshiaki Kai
人文科学研究 154 25 - 43 2024年3月
オスカー・G・レイランダーが残したもの:初期芸術写真におけるユーモアと表情 招待
甲斐義明
美術フォーラム21 ( 47 ) 50 - 55 2023年6月
アルフレッド・スティーグリッツによる過去作品の編集について(特集 : タイム・マシンとしての写真 : Photography as Machine-of-Time) 招待
甲斐 義明
美学芸術学論集 18 100 - 131 2023年3月
The Predicament and the Reflexive Turn: Japanese Street Photography since 1990 招待
Yoshiaki Kai
Review of Japanese Culture and Society 31 ( 1 ) 99 - 117 2019年
「「健康な文化現象」か、それとも「罪深いお道楽」か?―― 1950年代日本におけるアヴァンギャルドとアマチュア写真」 査読
甲斐義明
美術史學報 ( 49 ) 144 - 167 2017年12月
新興写真における肖像写真の様式および言説に対して海外の作品が与えた影響について : ヘルマー・レルスキーの受容を中心に (「美術に関する調査研究の助成」研究報告) -- (2016年度助成)
甲斐 義明
鹿島美術財団年報 ( 34 ) 54 - 63 2016年
新興写真と小型カメラ : 木村伊兵衛の『光画』掲載作について
甲斐 義明, Kai Yoshiaki
人文科学研究 135 59 - 79 2014年10月
Distinctiveness and Universality: Reconsidering New Japanese Photography 招待
甲斐義明
Trans Asia Photography Review (online journal) 3 ( 2 ) --- - --- 2013年
生き生きとした死者 : ヘンリー・ピーチ・ロビンソンの芸術写真と死の表現 査読
甲斐 義明
死生学研究 ( 16 ) 30 - 51 2011年10月
アルフレッド・スティーグリッツの《イクィヴァレント》再考 : 第一次世界大戦後の風景表現との関連から 査読
甲斐 義明
美学 62 ( 1 ) 85 - 96 2011年
ありのままのイメージ : スナップ美学と日本写真史
甲斐, 義明( 担当: 単著)
東京大学出版会 2021年6月 ( ISBN:9784130802239 )
写真の理論
甲斐義明, 甲斐 義明( 担当: 編集)
月曜社 2017年10月 ( ISBN:4865030514 )
時の宙づりー生・写真・死 (SUSPENDING TIME: LifeーPhotographyーDeath))
ジェフリー バッチェン, 甲斐 義明, 小原 真史, Geoffrey Batchen, Yoshiaki Kai, Masashi Kohara, 甲斐 義明, Yoshiaki Kai, 森 陽子, Yoko Mori, ジャン ユンカーマン, ギャビン フルー, John Junkerman, Gavin Frew( 担当: 共著 , 範囲: 「スナップ写真の影」(152-171頁))
NOHARA 2010年4月 ( ISBN:4904257081 )
Vortex
川田喜久治( 担当: 分担執筆 , 範囲: 写真家のレイト・スタイル)
赤々舎 2022年7月
写真2 現代写真: 行為・イメージ・態度 (はじめて学ぶ芸術の教科書)
勝又公仁彦( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「撮影行為と感情── 写真家の言葉を手がかりに」(21-36頁))
京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎 2021年2月 ( ISBN:4909439331 )
美学の事典
美學會( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「写真と所有――イメージは誰のものなのか」(498-501頁))
丸善出版 2020年12月 ( ISBN:4621305425 )
Moriyama Daido’s Tokyo: Ongoing
神林豊, 町口覚編( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「『K』をめぐって」)
森山大道写真財団 2020年6月
ART SINCE 1900:図鑑 1900年以後の芸術
ハル フォスター, ロザリンド・E. クラウス, イヴ‐アラン ボワ, ベンジャミン・H.D. ブークロー, デイヴィッド ジョーズリット, 尾崎, 信一郎, 金井, 直, 小西, 信之, 近藤, 學( 担当: 共訳 , 範囲: 「1916b」,「1929」,「1930a」,「1936」,「1959d」,「1968a」, 「1984a」,「2001」)
東京書籍 2019年6月 ( ISBN:4487810353 )
ユリイカ 2018年10月号 特集=図鑑の世界
三中信宏, 川上和人, 荒俣宏, 斎木健一, 小笠原鳥類( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「隠喩としての図鑑」(156-162頁))
青土社 2018年9月 ( ISBN:4791703561 )
インスタグラムと現代視覚文化論 レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティクスをめぐって
レフ・マノヴィッチ, 久保田晃弘, 久保田晃弘, きりとりめでる, きりとりめでる, 甲斐義明, 芝尾幸一郎, 筒井淳也, 永田康祐, ばるぼら, 前川修, 増田展大( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「レフ・マノヴィッチとインスタグラム美学」(8-22頁))
ビー・エヌ・エヌ新社 2018年6月 ( ISBN:4802511019 )
photographers' gallery press no.13
photographers' gallery, 橋本一径, ジョルジュ・ディディ=ユベルマン, 甲斐義明, 米田拓朗, 笹岡啓子, 笹岡啓子( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「解説:その後のジェフリー・バッチェンとマイケル・フリード」(219-228頁))
photographers’ gallery 2015年11月 ( ISBN:9784907865078 )
For a New World to Come: Experiments in Japanese Art and Photography, 1968-1979
Yasufumi Nakamori( 担当: 分担執筆 , 範囲: Konpora as a Discourse of the Everyday (pp.40-49))
Museum of Fine Arts, Houston, Distributed by Yale University Press 2015年 ( ISBN:9780300207828 )
これからの写真 = Photography will be
甲斐 義明, 富山 由紀子, 林田 新, 中村 史子, 塩津青夏, 愛知県美術館, 朝日新聞社( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「発見のための写真」(22-30頁))
愛知県美術館, 朝日新聞社 2014年8月
螺旋海岸 notebook
志賀理江子( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「細部、痕跡、眼差し――志賀理江子の作品について」(175-186頁))
赤々舎 2013年1月 ( ISBN:4903545911 )
ART CRITIQUE n.03
石川卓磨, 矢野静明, 上田和彦, 松本潤一郎, 大黒弘慈, 中井悠, 王寺賢太, 上野大樹, 甲斐義明, 藤原央登, 内村尚志, 櫻井拓( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「スペクタクルに背を向けて――田代一倫《はまゆりの頃に》について」(165-173頁))
constellation books 2013年1月 ( ISBN:4990549937 )
Fifty key writers on photography
Durden Mark( 担当: 分担執筆 , 範囲: Daido Moriyama (pp.171-175))
Routledge 2013年 ( ISBN:9780415549455 )
実験場1950s
鈴木 勝雄, 桝田 倫広, 大谷 省吾( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「土門拳とリアリズム写真――「絶対スナップ」のジレンマ」(100-115頁))
東京国立近代美術館 2012年 ( ISBN:9784907102005 )
REAR 〈No.25〉
甲斐義明( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「ジョン・シャーカフスキーの「ニュー・ドキュメンツ」展」(52-55頁))
リア制作室 2011年8月
ジョージア・オキーフとアルフレッド・スティーグリッツ (岩波アート・ライブラリー)
甲斐 義明( 担当: 単訳)
岩波書店 2010年11月 ( ISBN:4000089897 )
photographers’ gallery press no.9
米田拓朗( 担当: 分担執筆 , 範囲: マイケル・フリード、甲斐義明「コンテンポラリー・フォトグラフィーと反演劇性の伝統――マイケル・フリードに聞く」(10-51頁))
photographers’ gallery 2010年5月 ( ISBN:486219124X )
EOS ArtBooks Catalogue 2009/Fall
EOS ArtBooks( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「ストリート・スナップというジャンル」(14-17頁))
2009年10月
写真空間〈3〉特集 レクチャー写真論!
青弓者編集部, 青弓社編集部( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「ジェフリー・バッチェンと「写真への欲望」――写真史はいかにして可能か」(114-125頁))
2009年5月 ( ISBN:4787272659 )
Photographers’ gallery press no.8 Artist.photograph Kenzo Tamoto
田本研造( 担当: 分担執筆 , 範囲: クリストファー・フィリップス、甲斐義明「国境を超える写真――クリストファー・フィリップスに聞く」(292-305頁))
photographers’ gallery 2009年4月 ( ISBN:4862191061 )
森山大道論
多木 浩二( 担当: 分担執筆 , 範囲: 「「アクシデント」の衝撃、未だなお―森山とウォーホル」(73-82頁))
淡交社 2008年6月 ( ISBN:4473035166 )
photographers' gallery press no.7
photographers' gallery, photographers'gallery( 担当: 分担執筆 , 範囲: ジェフリー・バッチェン、甲斐義明「写真史を書き換える―ジェフリー・バッチェンに聞く」(105-127頁))
photographers' gallery 2008年4月 ( ISBN:4862190790 )
美の20世紀〈9〉クレー (美の20世紀 9)
山梨 俊夫, 甲斐 義明( 担当: 共訳)
二玄社 2007年7月 ( ISBN:4544210097 )
美の20世紀〈1〉ピカソ (美の20世紀 1)
山梨 俊夫, 甲斐 義明( 担当: 共訳)
二玄社 2006年10月 ( ISBN:4544210011 )
Kaneko Ryūichi and the History of Japanese Photography 招待
Yoshiaki Kai
Trans Asia Photography 11 ( 2 ) 2022年1月
The Politics of Ownership: Notes on Miyako Ishiuchi’s Photographs 招待
Yoshiaki Kai
Wasafiri ( 102 ) 74 - 77 2020年
「松本竣介と写真」 招待
甲斐義明
『たいせつな風景』(神奈川県立近代美術館編) ( 28 ) 9 - 11 2019年3月
「ディートマー・エルガー著「評伝ゲルハルト・リヒター」」 招待
甲斐義明
週刊読書人 2018年3月
“Beyond Hiroshima: The Return of the Repressed: Wartime Memory, Performativity and the Documentary in Contemporary Japanese Photograph and Video Art Edited by Ayelet Zohar.Ishiuchi Miyako: Postwar Shadows Amanda Maddox with contributions by Ito Hiromi and 招待
甲斐義明
History of Photography 41 ( 1 ) 90 - 92 2017年1月
Allegories of Time and Space: Japanese Identity in Photography and Architecture 招待
Yoshiaki Kai
MONUMENTA NIPPONICA 71 ( 2 ) 483 - 487 2016年
Photography for Everyone: The Cultural Lives of Cameras and Consumers in Early Twentieth-Century Japan by Kerry Ross (review) 招待
甲斐義明
Canadian Journal of History 51 ( 3 ) 670 - 672 2016年
演出と「被写意識」 : 一九六三〇年代後半の日本の肖像写真とその歴史的背景(第六十六回美学会全国大会発表要旨)
甲斐 義明
美學 66 ( 2 ) 119 - 119 2015年12月
甲斐義明
にいがた 地域映像アーカイブ ( 4 ) 5 - 7 2013年11月
日本写真史における「スナップ」の成立 : 一九三〇年代から五〇年代にかけて(第六十一回美学会全国大会発表要旨)
甲斐 義明
美學 61 ( 2 ) 119 - 119 2010年12月
Landscape as a Popular Genre of Amateur Photography
Yoshiaki Kai
AAS-in-Asia 2020(研究発表パネル「Politics of Landscape Photography in East Asia」) 2020年9月
「「健康な文化現象」か、それとも「罪深いお道楽」か? ――1950年代日本におけるアマチュア写真の前衛性について」 招待 国際会議
甲斐義明
シンポジウム「East Asian Avant-Garde: Its Histories and Critical Issues」(主催:The Korean Society of Art History) 2017年10月
「撮影行為と感情――写真家の言葉を手がかりに」 招待
甲斐義明
シンポジウム「芸術と感情」第68回美学会全国大会 2017年10月
「演出と「被写意識」――1930年代後半の日本の肖像写真とその歴史的背景」
甲斐義明
第66回美学会全国大会 2015年10月
Konpora in the Tradition of Japanese Street Photography 招待 国際会議
甲斐義明
Symposium: Shashin: Photography from Japan 2015年4月
「1970年前後に生じたスナップショット概念の変化について」 招待 国際会議
甲斐義明
シンポジウム「1960−70年代の写真を中心に」(主催:国際交流基金、IZU PHOTO MUSEUM) 2013年1月
「日本写真史における「スナップ」の成立――1930年代から1950年代にかけて」
甲斐義明
第61回美学会全国大会 2010年10月
「抽象の場所――アルフレッド・スティーグリッツの雲の写真について」
甲斐義明
第61回美術史学会全国大会 2008年6月
令和4年度(第9回)学長賞(若手教員研究奨励)
2022年8月 新潟大学 甲斐義明『ありのままのイメージ:スナップ美学と日本写真史』東京大学出版会、2021年
第13回表象文化論学会賞 学会賞
2022年5月 表象文化論学会 甲斐義明『ありのままのイメージ:スナップ美学と日本写真史』東京大学出版会、2021年
2022年日本写真協会賞 学芸賞
2022年3月 日本写真協会 甲斐義明『ありのままのイメージ:スナップ美学と日本写真史』東京大学出版会、2021年
1990年代以降の日本におけるアマチュア写真文化の展開に関する研究
研究課題/領域番号:19K13029
2019年4月 - 2022年3月
制度名:科学研究費助成事業 若手研究
研究種目:若手研究
提供機関:日本学術振興会
甲斐 義明
配分額:2990000円 ( 直接経費:2300000円 、 間接経費:690000円 )
新型コロナウイルス感染症流行のため、美術館および図書館での予定通りの調査の遂行が難しいなか、2020年度は主に二つの研究テーマに取り組み、成果を発表した。第一に、オンライン開催となった国際学会AAS-in-Asia 2020のパネル「Politics of Landscape Photography in East Asia」において、「Landscape as a Popular Genre of Amateur Photography」と題した口頭発表を行った。風景写真は日本のアマチュア写真の主要なジャンルであるが、個々の写真家についての研究はあるものの、ジャンル総体としてはこれまで十分に議論されてきたとは言い難い。アマチュアによる風景写真の制作とその文化的意義について考察するための予備的研究として、同発表ではアマチュアたちに多大な影響を与えた二人の写真家、前田真三と竹内敏信の作品と、彼らが出版した撮影ガイド本の内容を分析した。同パネルでは風景表象の政治性について話題となったが、趣味としての風景写真においても、ナショナリズムの作用が無視できないことが明らかになった。第二に、以前から取り組んでいた1990年代のストリート・フォトグラフィの展開についての研究を英語論文にまとめ、『Review of Japanese Culture and Society』の現代日本写真特集号(第31号)に「The Predicament and the Reflexive Turn: Japanese Street Photography since 1990」のタイトルで発表した(編集に遅れが生じたため、発行年の表記は当初の計画どおり2019年となっているが、実際の刊行は2021年2月)。同論文では、1990年代半ばのいわゆる「ガーリー・フォト」ブームを、日本における「snapshot aesthetics」の例として位置付けた。
「1950年代日本におけるアマチュア写真文化と写真産業」
2016年4月 - 2019年3月
制度名:科研費若手研究B
提供機関:日本学術振興会
甲斐義明
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
新興写真における肖像写真の様式および言説に対して海外の作品が与えた影響について
2016年4月 - 2017年3月
制度名:美術に関する調査研究助成
提供機関:鹿島美術財団
甲斐義明
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
視覚文化論
芸術学演習
英語基礎 L
芸術表現論
芸術学概説B
近現代芸術研究
人間学基礎演習C
表現文化論基礎演習A
芸術表現論概説
人文系フロンティア
アカデミック英語入門R
心理・人間学入門
テクスト文化論
中級コミュニカティブ英語
表現文化論基礎演習B
人文初年次演習
アカデミック英語W
人文初年次演習A
アカデミック英語L2
アカデミック英語L1
発展英語
アカデミック英語R2
アカデミック英語R1
美学
メディア・表現文化実習E
アカデミック英語(ライティング)
新潟産業フィールドワーク
メディア・表現文化入門
日本文化入門 2
メディア・表現文化入門A
地域文化論
理工英語読解
現代文化総合演習
日本文化入門 1
表現プロジェクト演習T
基礎英語
芸術表現論概説
メディア・表現文化研究法
課題研究Ⅲ
領域融合・超域科目M
情報文化研究法
課題研究Ⅰ
表象文化基礎論B
アカデミック英語(リーディング)
課題研究Ⅱ
特別演習(比較文化研究)
メディア・表現文化概説
表現文化論演習
大衆文化特論
卒業論文(甲斐義明)
大衆文化演習
芸術表現論
メディア・表現文化入門B
情報文化入門B
大衆文化論演習
文化コミュニケーション論演習
大衆文化論特論
比較表現論B
表現文化論基礎演習A
特別演習(比較文化論)
文化コミュニケーション論基礎演習A