Faculty Profiles - TASAKI Masayuki

MISC - TASAKI Masayuki

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ハイリスク腎移植に対する治療戦略 ABO不適合腎移植

田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 108回 292 - 292 2020.12

Current status of ABO incompatible kidney transplantation in Japan: Based on statistical data of renal transplantation in Japan.

Yuki Nakagawa, Makiko Mieno, Daiki Ogasa, Naotsugu Ichimaru, Hayato Hayato Nishida, Michio Nakamura, Kiyohiko Hotta, Kazuya Omoto, Masayuki Tasaki, Taihei Ito, Masayoshi Okumi, Motoro Araki, Takashi Kenmochi, Shigeo Horie

TRANSPLANTATION 108 ( 9S ) 2024.9

腎移植後の尿路結石発生率と治療についての検討

田崎正行, 風間明, 齋藤和英, 池田正博, 冨田善彦

日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会(Web) 37th 2023

本邦の腎移植の現状と課題

中川由紀, 中川由紀, 中川由紀, 小笠大起, 野崎大司, 三重野牧子, 市丸直嗣, 西田隼人, 中村道郎, 堀田記世彦, 尾本和也, 田崎正行, 伊藤泰平, 奥見雅由, 荒木元朗, 祖父江理, 山田保俊, 島袋修一, 剣持敬, 剣持敬, 湯沢賢治, 堀江重郎

日本臨床腎移植学会雑誌 11 ( 2 ) 2023

腎移植臨床登録集計報告(2022) 2021年実施症例の集計報告と追跡調査結果

中川由紀, 三重野牧子, 市丸直嗣, 森田研, 中村道郎, 堀田記世彦, 尾本和也, 田崎正行, 伊藤泰平, 牛込秀隆, 荒木元朗, 祖父江理, 山田保俊, 島袋修一, 剣持敬, 湯沢賢治, 日本臨床腎移植学会

移植 57 ( 3 ) 199 - 219 2022.12

肥満患者に対する腎移植の検討 BMIは25未満とすべきか

石川晶子, 田崎正行, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 55回 206 - 206 2022.2

腎移植臨床登録集計報告(2021) 2020年実施症例の集計報告と追跡調査結果

中川由紀, 三重野牧子, 市丸直嗣, 森田研, 中村道郎, 堀田記世彦, 尾本和也, 田崎正行, 伊藤泰平, 牛込秀隆, 荒木元朗, 祖父江理, 山田保俊, 島袋修一, 剣持敬, 湯沢賢治, 日本臨床腎移植学会・日本移植学会

移植 56 ( 3 ) 195 - 216 2021.12

HLA抗体スクリーニング検査導入後のABMR管理について

田崎正行, 齋藤和英, 池田正博, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 54回 144 - 144 2021.2

腎移植後長期生着を目指した抗体検査の基礎と応用

田崎正行

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 54回 118 - 118 2021.2

原発性膀胱尿管逆流症に対する抗菌剤予防内服中止後の尿路感染再発危険因子の検討

安楽力, 小原健司, 田崎正行, 冨田善彦

日本腎泌尿器疾患予防医学研究会プログラム・抄録集 29回 46 - 46 2021.1

腎移植後COVID-19患者の病態と治療:当院における4例の経験から

齋藤和英, 田崎正行, 池田正博, 武田啓介, 風間明, 中村涼太, 冨田善彦

Organ Biology (Web) 28 ( 3 ) 2021

3次元画像解析システムボリュームアナライザー腎臓解析画像に基づいた選択的腎臓動脈分枝遮断法による腹腔鏡下腎部分切除術の検討

中川由紀, 西山勉, 村田雅樹, 田崎正行, 齋藤和英, 堀江重朗

日本泌尿器科学会総会 108回 1135 - 1135 2020.12

【腎移植:最近の話題】最近の話題拒絶反応の診断と治療抗HLA抗体関連型拒絶

田崎正行

腎と透析 89 ( 6 ) 957 - 964 2020.12

腎移植後慢性期にCMV-antigenemia測定は必要か

石川晶子, 田崎正行, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 108回 1125 - 1125 2020.12

薬剤師が考えるエベロリムスの副作用マネジメントにおける注意点

青木愛, 磯貝和也, 田崎正行, 鈴木直人, 齋藤和英, 外山聡, 冨田善彦

移植 55 ( 総会臨時 ) 125 - 125 2020.10

基礎から学ぶABO血液型不適合腎移植におけるリツキシマブの使用方法

田崎正行

移植 55 ( 総会臨時 ) 179 - 179 2020.10

移植医療の現状と理想

池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦

移植 55 ( 総会臨時 ) 210 - 210 2020.10

腎移植後超早期・早期TMA症例における補体関連因子解析多施設共同後向きコホート研究

藤山信弘, 佐藤滋, 田崎正行, 蔦原宏一, 松本明彦, 上條裕司, 原田浩, 豊田麻理子, 岩見大基, 乾政志, 白川浩希, 杉村淳, 齋藤満, 井上徳光, 若宮伸隆

移植 55 ( 総会臨時 ) 233 - 233 2020.10

わが国における先行的腎移植の検討

中川由紀, 齋藤和英, 田崎正行, 高橋公太, 冨田善彦, 堀江重郎

日本透析医学会雑誌 53 ( Suppl.1 ) 560 - 560 2020.10

新潟大学での腎細胞癌脳転移症例の検討

石崎文雄, 風間明, 黒木大生, 安楽力, 田崎正行, 丸山亮, 山名一寿, 笠原隆, 冨田善彦

日本癌治療学会学術集会抄録集 58回 P - 318 2020.10

腎移植患者における血漿レニンおよびアルドステロン値の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会雑誌 111 ( 3 ) 74 - 81 2020.7

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

(背景)アルドステロンは高血圧のみならず,心機能障害や腎機能障害の原因になるとされる.慢性血液透析患者の中に著明な高アルドステロン血症を呈する症例が存在し,移植腎への影響が懸念される.腎移植後のアルドステロンの長期的な変化や移植患者への影響は不明な点が多い.(対象と方法)当院で1996年から2018年に施行された210名の患者の腎移植前後の血漿レニン活性(PRA)と血漿アルドステロン濃度(PAC)を後方視的に評価した.(結果)腎移植前は60%の症例でPRAは基準値より高値を示し,腎移植後も60%の症例が高レニン血症だった.腎移植後の高レニン血症は,アンギオテンシン受容体阻害薬(ARB)やアンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)を使用していた患者で有意に多かった.また,60%の症例で腎移植前のPACが基準値より高かったが,そのほとんどが腎移植後に自然に改善していた.腎移植後のPRA,PACの値と移植腎機能,年齢,収縮期および拡張期血圧に有意な相関はなかった.腎移植後PAC基準範囲内と高値の2群比較を行い,PAC高値群(n=29)は,拡張期血圧が有意に高く,レニン-アンギオテンシン-アルドステロン(RAAS)系阻害薬の使用が有意に少なかった.(結語)腎移植後に高アルドステロン血症が持続する患者にはRAAS系阻害薬の使用を考慮し,長期的な移植腎や心血管系への影響を観察する必要はある.(著者抄録)

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【腎移植】腎移植後血栓性微小血管症

田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦

日本腎臓学会誌 62 ( 5 ) 438 - 444 2020.7

Language：Japanese Publisher：(一社)日本腎臓学会

移植後に起こる移植関連血栓性微小血管症(transplantation associated thrombotic microangiopathy:TA-TMA)は、移植腎機能を喪失する可能性がある疾息として認識する必要があり、ときに早期の治療介入が必要である。腎移植後のTA-TMAに特異的かつ統一された診断基準はなく、過去の報告は造血幹細胞移植の診断基準の一部を使用しているにすぎない。腎移植後のTA-TMAは、移植腎機能障害、血小板減少や溶血性貧血を伴うsystemic TA-TMAと、それらを伴わないlocalized TA-TMAに大きく分類される。前者は進行が急速で予後不良とされるため、これらを含む報告では移植腎予後は30〜50%程度とされる。後者は進行が緩徐であるが、TMAのない群と比較すると移植腎生着率は有意に低いとされる。腎移植後TA-TMAの病因による分類として、再発性TA-TMAとそれ以外のde novo TMAとに分けられる。再発性TA-TMAに大きく関係しているのが補体遺伝子異常を原因とする非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)である。De novo TA-TMAの原因として、薬剤(カルシニューリン阻害薬やmTOR阻害薬)、抗体関連型拒絶反応、ABO血液型不適合移植、ウイルス感染症、虚血再潅流障害、補体遺伝子異常などがTMAのトリガーとなる可能性が報告されている。治療として、aHUSの場合は血漿交換とエクリズマブの使用、抗体関連型拒絶反応の場合は血漿交換、ステロイドパルス療法、大量免疫グロブリン静注療法やリツキシマブの使用などが行われる。それ以外の場含は、関連がある薬剤の減量や中止、ウイルス感染症の治療(免疫抑制薬の減量、中止)などを検討する。腎移植後TA-TMAは迅速な対応が必要であるため、診断、治療の決定に必要な検査や治療の院内体制を確認しておくことが重要である。(著者抄録)

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鼠径部膀胱ヘルニアのため移植腎に水腎症をきたした1例

池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦, 小林隆, 若井俊文

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 53回 249 - 249 2020.2

腎移植におけるDSAとCAMRの対策

田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 53回 97 - 97 2020.2

ABO血液型不適合腎移植の現状と今後-残された課題- 新潟大学におけるABO血液型不適合腎移植への挑戦

齋藤和英, 田崎正行, 池田正博, 冨田善彦, 今井直史, 伊藤由美, 成田一衛, 中川由紀, 高橋公太

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 53回 140 - 140 2020.2

腎移植発展に向けての活動〜次世代を担う若手移植医の取り組みと課題〜地方大学における泌尿器科医としての腎移植医療

田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 53回 149 - 149 2020.2

腎移植後エベロリムス使用症例の蛋白尿に関する検討

青木愛, 磯貝和也, 鳥羽智貴, 田崎正行, 鈴木直人, 外山聡, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 53回 181 - 181 2020.2

CMV初感染腎移植患者は移植後2.5年までに抗体を獲得する

石川晶子, 田崎正行, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 53回 207 - 207 2020.2

臓器提供と移植医療〜終末期医療とグリーフケアから考える〜外科医の立場から

小林隆, 三浦宏平, 坂田純, 若井俊文, 齋藤和英, 田崎正行, 冨田善彦, 田邉真弓, 伊藤友美, 亀倉友宏

新潟医学会雑誌 133 ( 11-12 ) 370 - 374 2019.12

Language：Japanese Publisher：新潟医学会

終末期医療の中で臓器提供はその一部に過ぎないが、最近は臓器提供そのものがグリーフケアの一環として考えられ、位置づけられつつある。移植外科医は脳死下臓器摘出からドナーの終末期医療に直接関与し、ドナーの尊い意志、それを尊重しようとする家族の思いを直接レシピエントに届ける直接的な役割を担っている。移植を成功させ臓器の生着を得ることがレシピエント救命のための最大の目的であるが、ドナー家族にとっても移植の成否は重要である。後日送られるレシピエント本人からのサンクスレターを通して、臓器提供への感謝や、移植の成功がドナー家族に直接伝達されることのグリーフケアとしての意義は大きい。脳死下臓器摘出とその後の搬送、レシピエント手術のそれぞれの過程において、現場での細かい注意点や遵守すべきルールがある。移植外科医は医学的な判断のみならず、礼位の保持をはじめ、その場に応じた適切な対応と果たすべき役割を認識して行動する必要がある。(著者抄録)

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臓器提供と移植医療〜終末期医療とグリーフケアから考える〜レシピエント移植コーディネーターの立場から

田邉真弓, 齋藤和英, 小林隆, 田崎正行

新潟医学会雑誌 133 ( 11-12 ) 367 - 369 2019.12

新潟大学における進行性腎癌に対するNivolumabの使用経験

風間明, 山名一寿, 黒木大生, 結城恵理, 石崎文雄, 安楽力, 田崎正行, 丸山亮, 笠原隆, 冨田善彦

日本癌治療学会学術集会抄録集 57回 P98 - 1 2019.10

THE EXAMINATION OF HEPATITIS E AFTER RENAL TRANSPLANTATION -A REPORT OF 4 CASES-

Yuki Nakagawa, Masayuki Tasaki, Kazuhide Saitou, Shigeo Horie

TRANSPLANT INTERNATIONAL 32 294 - 294 2019.10

ANALYSIS OF THE PREVALENCE OF SYSTEMIC DE NOVO THROMBOTIC MICROANGIOPATHY AFTER ABO-INCOMPATIBLE KIDNEY TRANSPLANTATION AND THE ASSOCIATED RISK FACTORS: A RETROSPECTIVE STUDY

Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Yuki Nakagawa, Naofumi Imai, Yumi Ito, Yutaka Yoshida, Ichiei Narita, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANT INTERNATIONAL 32 323 - 323 2019.10

腎移植患者における血漿レニン・血漿アルドステロン値の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 冨田善彦

移植 54 ( 総会臨時 ) 221 - 221 2019.9

腎移植後プロトコール生検施行時期の比較検討

池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 今井直史, 伊藤由美, 中川由紀, 成田一衛, 冨田善彦

移植 54 ( 総会臨時 ) 247 - 247 2019.9

【腎移植臨床の進歩-集学的治療における泌尿器科医の役割を再考する】免疫抑制 ABO不適合腎移植脱感作療法と免疫学的順応機構解明の最前線

田崎正行

臨床泌尿器科 73 ( 10 ) 736 - 744 2019.9

Language：Japanese Publisher：(株)医学書院

＜文献概要＞ポイント・ABO不適合腎移植において術前の脱感作療法は非常に重要である.・脱感作療法の内容は患者ごとに個別化できる可能性が示唆される.・免疫学的順応のメカニズムは,補体制御蛋白の変化と抗体産生の抑制機構が関与している可能性がある.

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院内コーディネーターの今後の在り方院内コーディネーター救急医療と臓器提供・移植医療の架け橋として新潟県における実践からそのあり方を考える

齋藤和英, 田崎正行, 池田正博, 冨田善彦, 小林隆, 若井俊文, 伊藤友美, 田邉真弓, 秋山政人

移植 54 ( 総会臨時 ) 160 - 160 2019.9

腎移植後TMAの現状と対策腎移植後におけるThrombotic microangiopathyのリスク因子の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 今井直史, 伊藤由美, 成田一衛, 高橋公太, 冨田善彦

移植 54 ( 総会臨時 ) 187 - 187 2019.9

腎移植後TMAの現状と対策腎移植後TMA発症のリスク因子及び補体関連因子を評価する多施設共同探索的研究(第2報)

藤山信弘, 田崎正行, 蔦原宏一, 松本明彦, 原悠太, 原田浩, 豊田麻理子, 岩見大基, 乾政志, 井上徳光, 若宮伸隆, 佐藤滋

移植 54 ( 総会臨時 ) 187 - 187 2019.9

齋藤和英, 田崎正行, 池田正博, 冨田善彦, 小林隆, 若井俊文, 伊藤友美, 田邉真弓, 秋山政人

移植 54 ( 総会臨時 ) 160 - 160 2019.9

腎移植後長期生着例2例を含む、WT1遺伝子変異によるFSGSの1家系

酒巻裕一, 後藤眞, 今井直史, 伊藤由美, 山本卓, 金子佳賢, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 成田一衛

日本腎臓学会誌 61 ( 6 ) 708 - 708 2019.8

腎移植後TMA患者の血中補体マーカー及び関連遺伝子を評価する多施設共同研究(第2報)

藤山信弘, 田崎正行, 蔦原宏一, 松本明彦, 原悠太, 原田浩, 豊田麻理子, 岩見大基, 乾政志, 齋藤満, 奥見雅由, 齋藤和英, 渡井至彦, 井上徳光, 若宮伸隆, 佐藤滋

補体 56 ( 1 ) 68 - 69 2019.7

【腎移植の現況と残された課題】残された課題 ABO血液型不適合腎移植における移植前の抗体除去療法の有無

田崎正行

腎と透析 87 ( 1 ) 65 - 69 2019.7

腎移植後前立腺癌症例に対するBrachytherapyの経験

石川晶子, 田崎正行, 笠原隆, 海津元樹, 川口弦, 原昇, 齋藤和英, 青山英史, 冨田善彦

泌尿器外科 32 ( 臨増 ) 765 - 765 2019.6

新規GSK3阻害薬、9-ING-41はPD-L1発現を誘導する

黒木大生, 安樂力, Bilim Vladimir, 田崎正行, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 PP1 - 254 2019.4

腎癌細胞に対する9ING41(GSK3阻害剤)の抗腫瘍効果の検討

安樂力, 黒木大生, 風間明, 田崎正行, びりーむ・うらじみる, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 PP1 - 151 2019.4

一施設での同一ドナーからの献腎移植の検討

中川由紀, 田崎正行, 村田雅樹, 西山勉, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 PP1 - 220 2019.4

当院における腎移植患者に対するサーティカンO(EVR)の臨床的検討

鳥羽智貴, 田崎正行, 青木愛, 磯貝和也, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 外山聡, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 PP1 - 231 2019.4

当院で経験したフルニエ壊疽14例の検討

松本華奈, 黒木大生, 鳥羽智貴, 石崎文雄, 星井達彦, 田崎正行, 山名一寿, 丸山亮, 笠原隆, 原昇, 小原健司, 齋藤和英, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 OP - 340 2019.4

急性陰嚢症の手術症例検討

池田多朗, 山崎裕幸, 鈴木一也, 米山健志, 田崎正行, 山名一寿, 丸山亮, 星井達彦, 笠原隆, 原昇, 小原健司, 齋藤和英, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 PP3 - 211 2019.4

腎移植後再発性IgA腎症に対する扁桃腺摘出術とステロイドパルス併用療法の20例の解析

田所央, 田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 石川晶子, 今井直史, 伊藤由美, 相澤直孝, 馬場洋徳, 高橋奈央, 堀井新, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会雑誌 110 ( 2 ) 92 - 99 2019.4

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

(背景)腎移植後の再発性IgA腎症(recurrent IgA nephropathy:以下rIgAN)の標準的治療法は未だ確立していない。(対象と方法)原発性IgA腎症による末期腎不全に対して腎移植術を施行されたレシピエントのうち、移植腎生検にてrIgANと診断された20症例を対象とし、扁桃腺摘出術とステロイドパルス併用療法の効果について後方視的に解析を行った。(結果)尿蛋白については、治療前が0.84±0.81g/day、治療後が0.27±0.31g/dayと治療により有意に尿蛋白は改善していた(P=0.007)。顕微鏡的血尿は治療半年後、1年後でそれぞれ58.3%、66.6%の患者が消失もしくは改善していた。血清クレアチニン値は、移植腎機能喪失した3症例を除いて、治療後5年間で有意な変化は見られず安定していた。治療前後で移植腎生検を施行し得た16症例のうち、7例(43.75%)の患者でメサンギウム領域のIgAの沈着が消失もしくは著明に減弱していた。また、メサンギウム細胞増多、管内細胞増多、半月体形成などの急性期病変は治療によりそれぞれ3例(18.8%)、6例(37.5%)、4例(25%)の患者で改善していた。(結論)移植後rIgANに対する扁桃腺摘出術とステロイドパルス併用療法は臨床的にも組織学的にも有用である可能性が示唆された。(著者抄録)

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腎移植後におけるThrombotic microangiopathyのリスク因子の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 伊藤由美, 成田一衛, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 107回 AOP - 004 2019.4

同一施設で行った同一ドナーからの献腎移植の検討

中川由紀, 齋藤和英, 田崎正行, 村田雅樹, 西山勉, 高橋公太, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 52回 248 - 248 2019.2

腎移植後エベロリムス使用患者における有害事象に関する検討

青木愛, 磯貝和也, 鳥羽智貴, 田崎正行, 鈴木直人, 外山聡, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 52回 172 - 172 2019.2

ABO不適合腎移植のAMRを再考する TMAの関連について

田崎正行

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 52回 136 - 136 2019.2

泌尿器科癌に対する新規免疫治療における免疫関連有害事象について自験例を中心に

冨田善彦, 山名一寿, 丸山亮, 笠原隆, 星井達彦, 小原健司, 石崎文雄, 田崎正行, 黒木大生, 安楽力, 長谷川素, 乾幸平, 中山亮, 斎藤和英, 山崎裕幸, 鈴木一也, 米山健志

泌尿器外科 32 ( 1 ) 94 - 94 2019.1

3次元腎臓解析画像に基づいた選択的腎臓動脈遮断法による腹腔鏡下腎部分切除術の検討

中川由紀, 西山勉, 村田雅樹, 田崎正行, 齋藤和英, 堀江重郎

日本泌尿器内視鏡学会(Web) 33rd 2019

ABO式血液型不適合腎移植の減感作療法最新の状況

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 石川晶子, 高橋公太, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会雑誌 6 ( 2 ) 139 - 145 2018.12

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臨床腎移植学会

ABO式血液型不適合腎移植(以下、ABO不適合腎移植)は、減感作療法の開発・発展に伴って成績向上してきたと言っても過言ではない。血漿交換が抗体関連型拒絶反応に効果的だったことが報告されてから、ABO不適合腎移植前に抗体除去を行い、脾臓を摘出することで成績が向上することがAlexandreらにより1987年に報告されたのが減感作療法の始まりと言える。それ以来、抗体除去法の検討、リツキシマブによる脾摘の回避やカルシニューリン阻害薬のB-1 B細胞の抑制などが報告され、減感作療法は少しずつ変遷していった。2000年以前は、抗体価が64倍以上の症例は移植腎生着率が有意に悪かったが、2001年以降、抗体価による移植腎生着率の差はなくなった。これも、減感作療法の発達によるものと言える。近年では、超高抗体価に対するABO不適合腎移植の成功症例の報告や、減感作療法を症例により省略する報告も散見されるようになった。これからの課題は高抗体価症例に対する減感作療法の安全性の基準や、低抗体価症例に対する減感作療法の省略の基準を明確にすることである。(著者抄録)

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【脳死判定と臓器移植】腎臓移植の現状と課題

池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦

長岡赤十字病院医学雑誌 31 ( 1 ) 35 - 39 2018.10

Acquired down-regulation of B cell function after ABO-incompatible kidney transplantation

Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Yuki Nakagawa, Naofumi Imai, Yumi Ito, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

INTERNATIONAL JOURNAL OF UROLOGY 25 184 - 184 2018.10

生体腎移植の適応の検討 DM症例を中心に

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 村田雅樹, 西山勉, 高橋公太, 冨田善彦

移植 53 ( 総会臨時 ) 510 - 510 2018.9

長期生着を踏まえて小児腎不全症例の腎移植はいつが理想か? 小児先行的腎移植症例検討から

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 山田剛史, 長谷川博也, 村田雅樹, 西山勉, 高橋公太, 冨田善彦

移植 53 ( 総会臨時 ) 433 - 433 2018.9

腎移植後TMA患者における補体関連因子を評価する多施設共同研究(中間報告)

藤山信弘, 田崎正行, 蔦原宏一, 松本明彦, 原悠太, 奥見雅由, 斎藤和英, 原田浩, 渡井至彦, 井上徳光, 若宮伸隆, 佐藤滋

移植 53 ( 総会臨時 ) 444 - 444 2018.9

腎移植後TMA患者の補体関連因子を評価する後向き多施設研究(中間報告)

藤山信弘, 田崎正行, 蔦原宏一, 松本明彦, 原悠太, 奥見雅由, 齋藤和英, 原田浩, 渡井至彦, 井上徳光, 若宮伸隆, 佐藤滋

補体 55 ( 1 ) 64 - 65 2018.8

Axitinibにより末期腎不全に至った2症例

山名一寿, 村田雅樹, 田崎正行, 斎藤和英, 冨田善彦

腎癌研究会会報 ( 48 ) 105 - 105 2018.7

Is it Really Necessary to Remove anti-A/B Antibodies in ABO-Incompatible Kidney Transplantation?

Yuki Nakagawa, Kazuhide Saito, Masayuki Tasaki, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANTATION 102 S472 - S472 2018.7

Bortezomib Eliminates Plasma Cells from the Renal Graft in Plasma Cell-Rich Acute Rejection

Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Yuki Nakagawa, Masahiro Ikeda, Naofumi Imai, Yumi Ito, Takeshi Yamada, Hiroya Hasegawa, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANTATION 102 S479 - S479 2018.7

Long-Term Outcome of Kidney Transplantation for IgA Nephropathy: A Single-Center Experiences

Akira Tadokoro, Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Yuki Nakagawa, Masahiro Ikeda, Naofumi Imai, Yumi Ito, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANTATION 102 S579 - S579 2018.7

The Examination of Hepatitis E after Renal Transplantation

Yuki Nakagawa, Kazuhide Saito, Masayuki Tasaki, Kota Takahashi, Yohei Owada, Yukio Ohshiro, Nobuhiro Ohkohchi, Hiroaki Okamoto, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANTATION 102 S662 - S662 2018.7

新潟大学における腎移植の成績と悪性腫瘍についての検討

齋藤和英, 田崎正行, 中川由紀, 池田正博, 冨田善彦, 高橋公太

腎と透析 84 ( 別冊腎不全外科2018 ) 115 - 118 2018.6

Language：Japanese Publisher：(株)東京医学社

腎移植の成績と悪性腫瘍の発生について検討した。1988〜2015年末に当施設で腎移植を実施した416例(生体腎移植320例、献腎移植96例)を対象とした。レシピエントの移植時年齢中央値は38.5歳、男性272例、女性144例、ドナー年齢の中央値は55.0歳であった。1・5・10・15・20年後の患者生存率は生体腎99.4、97.8、95.6、93.4、82.0%、献腎97.1、92.6、87.4、84.1、84.1%、死亡症例は24例(5.8%)であった。全416例中29例(7%)に32件の悪性腫瘍が発生した。悪性腫瘍あり群29例と非悪性腫瘍群387例を比較検討したところ、移植時年齢、性別、透析期間、生体腎移植の比率、ABO血液型不適合の比率、ドナー年齢に有意差は認められなかった。しかし、癌なし群は癌あり群と比較して有意差をもって生存・生着率が良好であった。

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Testosterone補充療法が奏功した抗うつ薬治療抵抗性うつ病の一症例

有波浩, 田崎正行, 鈴木雄太郎, 田尻美寿々, 常山暢人, 冨田善彦, 染矢俊幸

精神神経学雑誌 ( 2018特別号 ) S672 - S672 2018.6

新潟大学泌尿器科における腎移植成績についての検討

齋藤和英, 田崎正行, 中川由紀, 池田正博, 高橋公太, 冨田善彦

泌尿器外科 31 ( 臨増 ) 821 - 821 2018.6

Testosterone補充療法が奏功した抗うつ薬治療抵抗性うつ病の一症例

有波浩, 田崎正行, 鈴木雄太郎, 田尻美寿々, 常山暢人, 冨田善彦, 染矢俊幸

精神神経学雑誌 ( 2018特別号 ) S672 - S672 2018.6

当院における腎移植後に発生した移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)5症例の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 高橋公太, 冨田善彦

腎移植・血管外科 29 ( 1 ) 15 - 19 2018.5

Language：Japanese Publisher：腎移植・血管外科研究会

【背景】移植後リンパ増殖性疾患(post-transplant lymphoproliferative desorder:PTLD)は、近年増加傾向にある。【対象と方法】当院で1988-2015年の間に行われた413症例を対象に、PTLDを発症した5症例を後方視的に検討した。【結果】男性3例、女性2例で、移植時の年齢の中央値は51歳、PTLD診断時の年齢の中央値は55歳、腎移植後にPTLDと診断されるまでの期間の中央値は142ヵ月だった。5例のうち1例は死亡、3例は透析再導入となった。死亡した症例を除き、全例で免疫抑制薬の減量・中止が行われ、1例で外科的切除術、1例で化学療法、1例で両者併用が行われた。【結論】5人のPTLDのうち、4人がLate onsetであり、腎移植後の継続的なスクリーニングが必要であると考えられた。(著者抄録)

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【腎と透析ベッドサイド検査事典】(第14章)腎移植患者の検査レシピエントの検査

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 冨田善彦

腎と透析 84 ( 増刊 ) 421 - 425 2018.5

IgA腎症に対する腎移植の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 伊藤由美, 成田一衛, 高橋公太, 冨田善彦

日本腎臓学会誌 60 ( 3 ) 341 - 341 2018.4

慢性抗体関連型拒絶反応に対するボルテゾミブの使用経験

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 信下智広, 安楽力, 黒木大生, 今井直史, 伊藤由美, 冨田善彦

日本泌尿器科学会雑誌 109 ( 2 ) 68 - 73 2018.4

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

(目的)腎移植後の慢性抗体関連型拒絶反応(Chronic antibody mediated rejection;CAMR)に対するボルテゾミブの効果については報告が少なく、今回5症例に使用したためその結果を報告する。(対象と方法)5名の腎移植後CAMR患者に対し、初期治療として血漿交換、ガンマグロブリン静注療法、ステロイドパルス治療、リツキシマブ投与が全例で施行された。初期治療後、抗ドナーHLA抗体が陰性化せず、組織学的にCAMR残存があったため、ボルテゾミブ1.3mg/m2をday1、4、8、11の4回静脈内投与した。ボルテゾミブ投与3ヵ月後に抗HLA抗体検査、6ヵ月後に抗HLA抗体検査と移植腎生検を行い、治療効果を判定した。(結果)ボルテゾミブ投与後の移植腎機能は5例中3例で安定していたが、2例において血清クレアチニン(sCr)の継時的な上昇を認めた。ボルテゾミブ投与により抗HLA class I抗体は有意な減少を示したが、抗HLA class II抗体に関しては経過を通して有意な減少を示さなかった。また、ボルテゾミブ投与による組織学的な改善は認めなかった。移植腎機能が悪化した2症例は、治療前のsCrが高く、組織所見ですでに間質の線維化や尿細管の萎縮が存在した症例であった。(結論)臨床的、組織学的に悪化したCAMRに対し1コースのボルテゾミブ投与は、移植腎機能の安定化に寄与しない。(著者抄録)

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何が後腹膜鏡下ドナー腎摘術の手術時間を長くさせるか?

丸山亮, 笠原隆, 星井達彦, 田崎正行, 斎藤和英, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 106回 PP2 - 112 2018.4

わが国における先行的腎移植の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 乾幸平, 西山勉, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 106回 OP - 212 2018.4

新規GSK-3阻害薬による尿路上皮癌治療の可能性

黒木大生, 安樂力, Vladimir Bilim, Ugolkov Andrey, 田崎正行, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 106回 PP1 - 024 2018.4

ABO血液型不適合生体腎移植前に行った二重膜濾過血漿交換施行中に全身膨隆疹を発症した一例

宮内大輔, 斎藤将名, 土田良樹, 谷江駿矢, 近藤友希, 長谷川進, 西塔毅, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 蒲澤秀門, 山本卓, 成田一衛

日本臨床工学技士会会誌 ( 63 ) 194 - 194 2018.4

新潟大学における小児腎移植の臨床的検討

黒木大生, 田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池住洋平, 鈴木俊明, 山田剛史, 長谷川博也, 丸山馨, 今井直史, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会雑誌 109 ( 1 ) 14 - 19 2018.1

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

(目的)小児腎不全の治療目標は生命予後の改善のみならず患児を健常児と遜色なく心身ともに健やかに成長、自立させることである。腎不全患児が安心して成人を迎えるためには5〜15年以上にわたって移植腎機能が保たれる必要がある。我々が1995年から2014年までに経験した症例につき検討し、報告する。(対象と方法)1995年12月から2014年8月までに腎移植を行い、移植時に16歳以下であった26名、27症例を対象として後方視的に検討した(1例のみ期間中に2回の移植を経験)。(結果)当院での移植腎生着率は1年、5年、10年でそれぞれ96%、96%、88%であり諸家の報告と遜色のない成績であった。腎廃絶は3例に認められ、廃絶の原因は移植腎血栓症、ステロイド抵抗性拒絶反応、抗体関連型拒絶反応だった。Drug non-adherenceは拒絶反応を高率に誘発し、その後の移植腎機能悪化に関連していた。また移植腎機能悪化は、その後の成長にも悪影響を及ぼした。移植後の就職状況は、経過観察中に18歳以上となった18例(69%)中、作業所勤務やアルバイトも含めれば17例が職に就いていた。(結論)小児腎移植において服薬指導を徹底しdrug non-adherenceを防ぎ、拒絶反応を防ぐことが長期の移植腎機能温存と移植後身長の改善に寄与すると考えられた。腎移植の成功により、患児の就職状況は良好であった。(著者抄録)

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マージナルドナーからの献腎移植:提供意思を生かすには?

齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 冨田善彦, 伊藤由美, 今井直史, 成田一衛

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 51st 2018

献腎移植における廃用性萎縮膀胱への腎移植の検討

中川由紀, 中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 51st 2018

薬剤感受性試験法とAUCの比較

塚口真穂登, 笹原浩康, 磯貝和也, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 鈴木直人, 高橋公太, 冨田善彦, 外山聡

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 51st 2018

腎移植後のE型肝炎の検討 4症例の経験

中川由紀, 齋藤和英, 池田正博, 田崎正行, 高橋公太, 大和田洋平, 大城幸雄, 大河内信弘, 岡本宏明, 冨田善彦

移植 52 ( 4-5 ) 390 - 396 2017.11

Language：Japanese Publisher：(一社)日本移植学会

症例1は20歳男性で、両側性低形成腎にて慢性腎不全のため16歳時に母親をドナーにpreemptiveでABO血液型不一致移植を行った。導入期、免疫抑制療法としてタクロリムス(FK)、メトトレキサートモフェチル(MMF)、メチルプレドニゾロン(MP)、バシリキシマブ(Bax)の4剤を用いた。移植早期、FKによる白質脳症を認めシクロスポリン(CYA)に変更した。移植後4年急激な肝酵素上昇を認め、家族がイノシシ料理を摂取し患者は摂取しなかったが同じ調理器具で調理した料理を摂取していた。4ヵ月後、肝機能は正常化しHEV RNAも陰性化した。症例2は40歳男性で、原因疾患不明の慢性腎不全で25歳時に透析導入、37歳時に母親をドナーにABO血液型不一致移植を行った。免疫抑制療法はCYA、MMF、MPの3剤で行った。移植後感染症の合併も拒絶反応も認められず、移植腎機能は良好であったが、全身倦怠感を認め、急激な肝酵素上昇を認め緊急入院した。焼肉屋で半生肉摂取の経験があり、輸液と利胆剤で肝胆道系酵素は速やかに改善し2ヵ月後に正常化し、HEV RNAも陰性化した。症例3は25歳男性で、8歳時に両側尿細管逆流症で逆流防止術を行ったが腎機能が低下し、18歳時に慢性腎不全のため、父親をドナーとしてpreemptiveでABO血液型不一致移植を行った。FTY720の治験対象症例で導入期免疫抑制療法はCYA、MMF、MP、FTY720の4剤で、移植後早期にBanff Iaの拒絶反応を認めたがステロイドパルス療法で改善した。治験中止後はFTY720以外の3剤で維持した。複数のウイルス感染症合併でMMF中止、2剤で維持した。肝逸脱酵素の急激な上昇を認め、利胆剤で経過観察したがHEV抗体陽性となり、肝生検を行いアクティブな肝炎所見を認めた。リバビリン投与で改善傾向となった。症例4は33歳男性で、26歳時に原因疾患不明の慢性腎不全で、母親をドナーにABO血液型不一致移植を行った。移植後4年、肝逸脱酵素の軽度上昇を認め、HEV RNA陽性であった。利胆剤で経過観察したが、6ヵ月後、IgG-HEV抗体/IgM-HEV抗体が陽性で、治療について検討する予定となっている。

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【Onco-nephrology】腎障害患者に対する抗がん薬治療腎移植がん患者の診断と治療

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 高橋公太, 冨田善彦

腎と透析 83 ( 5 ) 723 - 728 2017.11

健常人における薬剤感受性試験MTT法とCelltiter-Glo法との比較

塚口真穂登, 笹原浩康, 杉山健太郎, 磯貝和也, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 鈴木直人, 高橋公太, 冨田善彦, 外山聡, 平野俊彦

Organ Biology 24 ( 3 ) 102 - 102 2017.11

腎癌細胞に対するGSK3ベータ阻害剤の抗腫瘍効果

安楽力, 黒木大生, Vladimir Bilim, Andrey Ugolkov, 田崎正行, 瀧澤逸大, 冨田善彦

日本癌学会総会記事 76回 P - 3350 2017.9

新規GSK-3阻害薬の尿路上皮癌細胞株に対する抗腫瘍効果の検討

黒木大生, 安樂力, ビリーム・ウラジミル, ウゴルコフ・アンドレ, 田崎正行, 瀧澤逸大, 冨田善彦

日本癌学会総会記事 76回 P - 1270 2017.9

RE-EVALUATING CUT-OFF POINTS FOR THE EXPANSION OF DECEASED DONOR CRITERIA FOR KIDNEY TRANSPLANTATION IN JAPAN

Yuki Nakagawa, Kazuhide Saito, Masahiro Ikeda, Masayuki Tasaki, Atsushi Aikawa, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANT INTERNATIONAL 30 293 - 293 2017.9

わが国における先行的腎移植の現状

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦

移植 52 ( 総会臨時 ) 357 - 357 2017.8

移植後における免疫寛容の誘導独自の胸腺移植併用による異種腎移植と遺伝子改変による6ヵ月以上のブタ・ヒヒ間正常異種腎機能と免疫学的抗体ドナー無反応の達成

山田和彦, 田邉起, 佐原寿史, 関島光裕, 田崎正行

移植 52 ( 総会臨時 ) 253 - 253 2017.8

臓器移植法20年を考える医療施設からの臓器提供の推進地域医療機関を中心とした献腎移植の普及啓発

中川由紀, 齋藤和英, 田崎正行, 池田正博, 秋山政人, 高橋公太, 冨田善彦

移植 52 ( 総会臨時 ) 257 - 257 2017.8

B細胞研究の臨床応用 ABO血液型不適合腎移植におけるB細胞の関与

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 高橋公太, 冨田善彦

移植 52 ( 総会臨時 ) 265 - 265 2017.8

Axitinibにより末期腎不全に至った2症例

山名一寿, 村田雅樹, 田崎正行, 斎藤和英, 冨田善彦

腎癌研究会会報 ( 47 ) 43 - 43 2017.7

献腎登録患者のスクリーニングの必要性の検討

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 成田一衛, 冨田善彦

日本透析医学会雑誌 50 ( Suppl.1 ) 937 - 937 2017.5

ABO血液型不適合腎移植前の抗体価と抗体関連型拒絶反応の検討

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 伊藤由美, 高橋公太, 冨田善彦

泌尿器外科 30 ( 臨増 ) 881 - 881 2017.5

新潟大学において小児期に腎移植をうけた症例の進路について

黒木大生, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 山田剛史, 長谷川博也, 鈴木俊明, 高橋公太

泌尿器外科 30 ( 臨増 ) 882 - 882 2017.5

【心停止下献腎移植推進のために】心停止下献腎移植の腎機能に影響する因子

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 伊藤由美, 今井直史, 成田一衛, 赤澤宏平, 高橋公太, 冨田善彦

腎移植・血管外科 27 ( 2 ) 115 - 122 2017.4

Language：Japanese Publisher：腎移植・血管外科研究会

移植医療におけるドナー不足は大きな問題であり、高齢者ドナーや心停止後摘出臓器の利用が世界的にも増加している。移植後の腎機能に影響する因子を検討することは以前より行われてきた。当院における59例の心停止下献腎移植の移植腎機能にかかわるレシピエント因子、ドナー因子、graft因子をそれぞれ後方視的に解析した。その結果、UNOSの定義するExpanded criteria donor(ECD)とgraft hyalinosisの程度が移植後腎機能に大きく影響する因子であることが分かった。(著者抄録)

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慢性抗体関連型拒絶反応に対するボルテゾミブの使用経験

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 伊藤由美, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 105回 OP79 - 7 2017.4

膀胱腸瘻7症例の検討

村田雅樹, 田崎正行, 黒木大生, 石崎文雄, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 105回 PP33 - 07 2017.4

小児原発性膀胱尿管逆流症における抗生剤予防内服中止後尿路感染再発の危険因子の検討

安楽力, 小原健司, 田崎正行, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 105回 PP38 - 10 2017.4

尿細胞診陽性であるものの画像上明らかな異常を認めない5症例の検討

田所央, 田崎正行, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 105回 PP40 - 07 2017.4

当院における生体腎移植後の出産症例の経過の検討

佐藤勇也, 忰田亮平, 川村和子, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦, 成田一衛

日本腎臓学会誌 59 ( 3 ) 336 - 336 2017.4

先行的腎移植の現状と課題移植医の立場より

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 105回 UP03 - 3 2017.4

生体腎移植の適応の検討 DM症例を中心に

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 105回 OP79 - 1 2017.4

PRE-TRANSPLANT ANTIBODY REMOVAL CAN BE AVOIDED IN ABO INCOMPATIBLE KIDNEY TRANSPLANTATION.

Masayuki Tasaki, Yuki Nakagawa, Kazuhide Saito, Naofumi Imai, Yumi Ito, Vladimir Bilim, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

JOURNAL OF UROLOGY 197 ( 4 ) E74 - E74 2017.4

ARTERIOLAR HYALINIZATION PREDICTS CLINICAL OUTCOME IN RENAL TRANSPLANTATION FROM DONORS AFTER CARDIAC DEATH.

Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Yuki Nakagawa, Naofumi Imai, Yumi Ito, Masato Akiyama, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

JOURNAL OF UROLOGY 197 ( 4 ) E995 - E995 2017.4

The examination of hepatitis E after renal transplantation -A report of four cases-

中川由紀, 中川由紀, 齋藤和英, 池田正博, 田崎正行, 高橋公太, 大和田洋平, 大城幸雄, 大河内信弘, 岡本宏明, 冨田善彦

移植(Web) 52 ( 4-5 ) 2017

【他科の知識1】泌尿器科入院患者で偶然、腎臓に腫瘤を発見したら多彩な画像所見をどう判断するか

田崎正行, 冨田善彦

Hospitalist 4 ( 4 ) 858 - 862 2016.12

Language：Japanese Publisher：(株)メディカル・サイエンス・インターナショナル

腎腫瘍の診断において、ダイナミックCTがゴールドスタンダードである。予後不良の患者を見極め、早急に専門医へ紹介する必要がある。充実性腫瘍の膨張性発育型で、ダイナミックCTの造影早期相で不均一な濃染を呈する腫瘍は、まず淡明細胞癌であると言い当てることができる。CT所見である程度の組織型まで判別できる。一方で、オンコサイトーマやfat-poor AMLなどの診断は今後の課題である。(著者抄録)

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薬剤感受性試験MTT法とCelltiter-Glo法との比較

塚口真穂登, 笹原浩康, 杉山健太郎, 磯貝和也, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 鈴木直人, 高橋公太, 冨田善彦, 外山聡, 平野俊彦

Organ Biology 23 ( 3 ) 88 - 88 2016.10

【腎と感染症】腎移植患者の感染症単純ヘルペス1、2型

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 冨田善彦

腎と透析 81 ( 4 ) 645 - 647 2016.10

In vitroにおけるanti-HLA antibody検出系を用いたトシリズマブの抗体産生抑制効果

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 冨田善彦

移植 51 ( 総会臨時 ) 312 - 312 2016.9

腎移植後のE型肝炎の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 成田一衛, 高橋公太, 冨田善彦

移植 51 ( 総会臨時 ) 277 - 277 2016.9

The examination of the breaking point of expanded criteria deceased donor in Japan

Yuki Nakagawa, Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Kota Takahashi, Atushi Aikawa, Masami Kikuchi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANTATION 100 ( 7 ) S723 - S724 2016.7

Clinical and pathological evaluations of combination therapy for active antibody mediated rejection in renal transplantation; a single-center experience

Masayuki Tasaki, Akira Kazama, Kazuhide Saito, Yuki Nakagawa, Naofumi Imai, Yumi Ito, Masahiro Ikeda, Hiroo Kuroki, Kota Takahashi, Yoshihiko Tomita

TRANSPLANTATION 100 ( 7 ) S616 - S616 2016.7

【腎と透析診療指針2016】(第18章)腎移植腎移植の適応ドナー死体腎(献腎)

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 相川厚, 菊池雅美, 冨田善彦

腎と透析 80 ( 増刊 ) 668 - 671 2016.6

成功する先行的腎移植のための準備移植医から腎臓内科医へ内科医と連携によって成り立つ先行的腎移植

中川由紀, 高橋公太, 田崎正行, 齋藤和英, 成田一衛, 冨田善彦

日本腎臓学会誌 58 ( 3 ) 248 - 248 2016.5

腎移植治療の最前線当科におけるABO不適合腎移植の基礎研究

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 今井由美, 高橋公太, 冨田善彦

泌尿器外科 29 ( 臨増 ) 867 - 869 2016.5

先行的腎移植の検討

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 成田一衛, 高橋公太, 冨田善彦

泌尿器外科 29 ( 臨増 ) 908 - 908 2016.5

前臨床異種移植実験の進歩と今後の展開

佐原寿史, 関島光裕, 三浦宏平, 河合彰浩, 田崎正行, 岩永健裕, 清水章, 山田和彦

日本外科学会定期学術集会抄録集 116回 OP - 7 2016.4

内科医と連携によって成り立つ先行的腎移植について

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 成田一衛, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会総会 104回 OP - 006 2016.4

ハイリスク腎移植への挑戦高抗体価ABO血液型不適合腎移植への挑戦血液型糖鎖抗原・抗体の多様性と脱感作療法の意義をふまえて

齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 冨田善彦, 高橋公太

日本泌尿器科学会総会 104回 SPS14 - 3 2016.4

当院におけるタクロリムス徐放性製剤(グラセプター)の管理

塚口真穂登, 田崎正行, 磯貝和也, 田所央, 黒木大生, 真砂俊彦, 中川由紀, 齋藤和英, 冨田善彦, 高橋公太, 笹原浩康, 外山聡

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 49th 2016

わが国における献腎移植ドナーの基準と限界点の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 相川厚, 菊池雅美, 冨田善彦

日本臨床腎移植学会雑誌 3 ( 2 ) 189 - 194 2015.12

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臨床腎移植学会

【研究目的】世界的にドナー不足は深刻な問題となっており、欧米でも条件の悪いExpanded Criteria Donor(ECD)を定義しルールに基づき配分している。しかし、日本における献腎移植のECDの明確な指標はいまだにない。【方法】日本臓器移植ネットワーク(JOT)東日本支部における献腎移植症例を対象に、移植1年後の移植腎機能が良好に発現維持されているstandard群(Cr<2.0mg/dL、n=802)と不良であるpoor群(Cr≧2.0mg/dL、n=220)の2群に分け、生着率、そのリスクファクターを検討した。【結果】10年移植腎生着率は、standard群に比べpoor群は有意に低下していた(87.9% vs 47.2%、P<0.0001)。レシピエント要因としては、性別(男性)、透析期間、ドナー要因としては、ドナータイプ(心停止下)、年齢、高血圧の既往歴、ドナーの脳血管障害の有無、ドナー腎摘出前尿量・血圧、TIT、WITで、2群間で有意な差を認めた。【結論】献腎移植の成績を通じて、移植腎機能に影響する因子を詳細に解析するとともに日本のECDの基準を検討する必要性がある。(著者抄録)

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中川由紀, 齋藤和英, 田崎正行, 冨田善彦

臨床泌尿器科 69 ( 13 ) 1110 - 1116 2015.12

Language：Japanese Publisher：(株)医学書院

近年,2010年7月に改正臓器移植法が施行されてから脳死下多臓器提供症例は増加している。心停止下の腎臓単独での摘出とは異なり,多臓器摘出専門チームと協力して腎臓を摘出するため,腹部内臓全般の解剖学的知識,肝臓,膵臓,小腸の摘出術式にも精通している必要性がある。本稿では,これらを踏まえた脳死下腎摘出術について,実際の現場での手順について述べる。また,脳死下献腎移植は,心停止下献腎移植と比べて温阻血時間(warm ischemic time:WIT)や総阻血時間(total ischemic time:TIT)が短いため提供腎の状態もよく,生体腎移植に比べても遜色ない成績である。しかし,その一方でgraft lossの要因にDWFG(death with functioning graft)も少なくない。東日本の脳死下献腎移植のデータから献腎移植の問題点について検討し概説する。(著者抄録)

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腎移植後の腎機能評価におけるイヌリン測定の位置付け

眞砂俊彦, 田崎正行, 中川由紀, 後藤眞, 齋藤和秀, 成田一衛, 武中篤, 冨田善彦

移植 50 ( 総会臨時 ) 324 - 324 2015.9

当院における抗体関連型拒絶反応17症例の検討

黒木大生, 田崎正行, 風間明, 今井直史, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦

移植 50 ( 総会臨時 ) 373 - 373 2015.9

タクロリムス徐放性製剤(グラセプター)の血中濃度測定の簡略化の検討

塚口真穂登, 田崎正行, 田所央, 黒木大生, 真砂俊彦, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 冨田善彦, 磯貝和也, 笹原浩康, 外山聡

移植 50 ( 総会臨時 ) 412 - 412 2015.9

献腎登録患者のスクリーニングの必要性の検討

中川由紀, 田崎正行, 池田正博, 齋藤和英, 高橋公太, 成田一衛, 冨田善彦

移植 50 ( 総会臨時 ) 318 - 318 2015.9

生体腎移植2例が長期生着中の家族性巣状分節性糸球体硬化症の1家系

坪野俊介, 酒巻裕一, 山本卓, 今井直史, 伊藤由美, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 後藤眞, 高橋公太, 成田一衛

日本腎臓学会誌 57 ( 6 ) 947 - 947 2015.8

今井直史, 西慎一, 高橋香, 伊藤由美, 吉田一浩, 河野恵美子, 田崎正行, 中川由紀, 斎藤和英, 高橋公太, 成田一衛

日本臨床腎移植学会雑誌 3 ( 1 ) 62 - 67 2015.7

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臨床腎移植学会

Pentraxin 3(PTX3)は炎症局所産生性の急性期炎症蛋白で、拒絶反応時に腎間質で発現が増加する。傍尿細管毛細血管のC4d沈着(C4d on PTC)は抗体関連型拒絶反応(ABMR)診断の条件だが、ABO血液型不適合(ABO-I)移植では非特異的に観察される。今回、PTX3発現が、ABO-I移植腎での組織学的ABMRの新規指標となるかを検討した。ABO-I腎移植20例(ABMR発症4例、非発症16例)を対象に、PTX3発現増加およびC4d on PTCによりABMRを診断する場合の感度・特異度を求めた。陽性所見は、PTX3はABMR群3例、非発症群0例、C4d on PTCはABMR群全例と非発症群12例でみられた。診断感度と特異度はそれぞれ、PTX3は75%と100%、C4d on PTCは100%と25%であった。PTX3発現増加は、ABO-IでのABMRの新規組織学的指標になり得ると思われた。(著者抄録)

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右趾切断後、左腸骨窩に移植した糖尿病性腎症の1例

晝間楓, 中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 小原健司, 谷川俊貴, 成田一衛, 高橋公太

泌尿器外科 28 ( 臨増 ) 830 - 830 2015.5

ABO血液型不適合腎移植における術前アフェレーシスの検討

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 冨田善彦, 高橋公太

日本透析医学会雑誌 48 ( Suppl.1 ) 485 - 485 2015.5

腎代替え療法の現状と未来我が国の腎移植の現状と未来

中川由紀, 田崎正行, 相川厚, 齋藤和秀, 成田一衛, 高橋公太

日本腎臓学会誌 57 ( 3 ) 448 - 448 2015.4

当院における抗ドナー特異抗体陽性であった12例の検討

風間明, 田崎正行, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英

日本泌尿器科学会総会 103回 586 - 586 2015.4

我が国における献腎移植ドナーの基準と限界点の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 相川厚, 菊池雅美, 高橋公太

日本泌尿器科学会総会 103回 587 - 587 2015.4

新潟大学における糖尿病性腎症に対する腎移植

池田正博, 齋藤和英, 田崎正行, 中川由紀, 高橋公太

日本泌尿器科学会総会 103回 639 - 639 2015.4

前立腺癌細胞内3β-androstenediol代謝に対するCYP17A抑制薬の影響

安藤嵩, 瀧澤逸大, 石崎文雄, 宮代好通, 武田啓介, 田崎正行, 原昇, 西山勉

日本泌尿器科学会総会 103回 711 - 711 2015.4

前立腺癌アンドロゲンレセプターに対する抗アンドロゲン剤のアゴニスト化のメカニズム共調節因子の発現および機能の変化

武田啓介, 西山勉, 田崎正行, 矢尾板永信, 石崎文雄, 原昇, 滝澤逸大, 高橋公太

日本泌尿器科学会総会 103回 711 - 711 2015.4

当院で施行された透析腎癌の検討

田崎正行, 笠原隆, 齋藤和英, 谷川俊貴, 西山勉

日本泌尿器科学会総会 103回 778 - 778 2015.4

【ポドサイトupdate】臨床ポドサイトを標的とした薬物療法

田崎正行

腎と透析 78 ( 3 ) 433 - 438 2015.3

糖尿病性腎症に対する腎移植周術期と維持期の管理について

池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

今日の移植 28 ( 1 ) 91 - 94 2015.2

【ABO血液型不適合移植の新戦略2015】新潟大学におけるABO不適合腎移植の基礎研究

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 高橋公太

今日の移植 28 ( 1 ) 73 - 83 2015.2

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

ABO血液型不適合腎移植におけるaccommodationのメカニズムはいまだに解明されていない。移植腎に発現するABO血液型抗原や、抗ドナー血液型抗体の移植腎血管内皮細胞に対する親和性を解析することが、accommodationのメカニズムの解明につながるのではないかと、近年当科でも基礎研究を行っている。質量分析計を用いた解析により、腎臓に発現するABO血液型糖鎖抗原が結合する蛋白質をほぼすべて同定できた。また、ヒト由来の抗A、抗B抗体を精製し、それらの抗体の赤血球に対する凝集反応と腎臓への結合を解析している。さらに、ヒトリンパ球を培養しin vitroで抗A・抗B抗体が産生される条件を追究し、ABO不適合腎移植後の抗ドナー血液型抗体産生能の解析を行っている。(著者抄録)

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Clinical nephrology 腎不全腎移植のドナー・レシピエント年齢差と長期予後

田崎正行

Annual Review腎臓 2015 201 - 206 2015.1

Language：Japanese Publisher：(株)中外医学社

透析導入年齢の高齢化が進み,腎移植を受ける患者も徐々に高齢化している.臓器不足は移植医療における最大の問題であり,高齢者を含むマージナルドナーからの移植も増加傾向にある.しかし,ドナー年齢は腎移植後の移植腎生着率に大きく影響することが知られており,レシピエントの年齢との組み合わせにより,その影響は複雑化する.近年の報告では,高齢ドナー(移植腎の加齢)は,若年層レシピエントの移植腎生着率低下に大きく影響することが生体腎移植,献腎移植双方において認められた.若いレシピエントに拒絶反応が多いとされ,また機能的ネフロン数が減少した高齢ドナーの腎臓では,期待余命の長い若いレシピエントの移植腎生着率に大きく影響していることが示唆される.期待余命の短い高齢レシピエントは,移植腎が機能したまま死亡することが多く(Death with functioning graft),"移植腎の寿命"を有効活用できていない問題もある.ドナー,レシピエントの年齢差が移植腎生着率にどのように影響するかを知ることは,腎移植の適応,ドナーの選択や移植後の管理の点で非常に重要なことである.(著者抄録)

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当科におけるABO血液型不適合移植の基礎研究

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 今井直史, 高橋公太, 冨田善彦

日本泌尿器科学会東部総会プログラム・抄録集 80th 2015

免疫抑制薬感受性試験によるIC<sub>50</sub>とLD<sub>50</sub>の関係について

塚口真穂登, 磯貝和也, 田崎正行, 池田正博, 風間明, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 笹原浩康, 杉山健太郎, 外山聡, 佐藤博, 平野俊彦

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 48th 2015

糖尿病合併例の腎移植における免疫抑制療法糖尿病性腎症の腎移植における免疫抑制療法新潟大学における治療戦略

池田正博, 齋藤和英, 田崎正行, 中川由紀, 高橋公太

今日の移植 27 ( 6 ) 533 - 537 2014.12

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

糖尿病性腎症の腎移植における免疫抑制療法について検討した。腎移植を施行した374例中、原疾患が糖尿病性腎症(DMN)の23例を対象とした。1型DMNは9例中4例に拒絶反応を認め、3例はデオキシスパガリン(DSG)、1例はDSGに加えSTパルス療法を行った。2型DMNは14例中3例が拒絶反応を認め、DSGで治療した。DMN全体の生存率は、1年100%、5年90%、10年80%、生着率は、1年100%、5年90%、10年72%であった。導入免疫抑制療法は、2001年以降は、膵腎同時移植症例以外はシクロスポリン(CyA)+ミコフェノール酸モフェチル(MMF)+ST+バシリキシマブを導入した。維持免疫抑制療法は10例がSTを中止し、CyA+MMFの2剤で行った。13例はSTを継続した。

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根治的腎摘出後とドナー腎採取後の残腎機能の比較

池田正博, 笠原隆, 瀧澤逸大, 武田啓介, 田崎正行, 丸山亮, 星井達彦, 新井啓, 齋藤和英, 西山勉

Japanese Journal of Endourology 27 ( 3 ) 307 - 307 2014.11

身近に潜むE型肝炎

横尾健, 高橋祥史, 上村顕也, 五十嵐正人, 須田剛士, 安住基, 山本幹, 土屋淳紀, 青柳豊, 石川晶子, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 布施香子, 増子正義, 山崎和秀

新潟医学会雑誌 128 ( 9 ) 478 - 479 2014.9

高齢者の腎移植の限界と挑戦献腎移植におけるドナー年齢、レシピエント年齢による予後の検討東日本支部症例

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 相川厚, 菊池雅美, 高橋公太

日本移植学会総会プログラム抄録集 50回 258 - 258 2014.8

新潟大学泌尿器科における腹腔鏡下ドナー腎採取術 100例の検討

笠原隆, 新井啓, 瀧澤逸大, 田崎正行, 小松集一, 星井達彦, 斉藤和英, 西山勉, 高橋公太

新潟医学会雑誌 128 ( 8 ) 408 - 408 2014.8

マージナルドナーの基準と限界点我が国における献腎移植ドナーの基準と限界点の検討

中川由紀, 斎藤和英, 池田正博, 田崎正行, 高橋公太

日本移植学会総会プログラム抄録集 50回 209 - 209 2014.8

生体腎移植後に発生した移植腎内リンパ嚢胞に対し、腹腔鏡下腎嚢胞開窓術を施行した1例

石川晶子, 田崎正行, 今井直史, 池田正博, 笠原隆, 関島光裕, 富田祐介, 中川由紀, 齋藤和英, 西山勉, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 105 ( 3 ) 139 - 143 2014.7

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

症例は36歳女性。母をドナーとする生体腎移植術1ヵ月後に、プロトコール移植腎生検を受けた。移植3ヵ月後の超音波検査で移植腎に嚢胞性病変を指摘され、そのサイズは徐々に増大を認めた。移植腎部を中心とする腹痛を度々訴えるようになり、嚢胞穿刺排液およびminocycline注入療法を2回施行したが、嚢胞液が再貯留するとともに腹痛が増悪・持続するため、当院にて腹腔鏡下移植腎嚢胞開窓術を施行した。摘出した嚢胞壁の免疫染色では、リンパ管のマーカーであるD2-40が陽性であった。経過から、移植後に行ったプロトコール生検により移植腎内のリンパ管を損傷・閉塞したために発生したリンパ嚢胞と診断された。(著者抄録)

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【透析・腎移植のすべて】腎移植特殊な腎移植 ABO血液型不適合腎移植

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 高橋公太

腎と透析 76 ( 増刊 ) 620 - 624 2014.6

ドナーおよびレシピエント年齢が献腎移植の予後に与える影響の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

腎移植・血管外科 25 ( 1 ) 33 - 39 2014.6

Language：Japanese Publisher：腎移植・血管外科研究会

【目的】献腎提供の少ない日本では、長い待機期間を有しないとレシピエントとして選定されることが少ない。そのため高齢者、長期透析患者が選定される事が非常に多い。そこで、このようなマージナルなレシピエントに若年者の提供腎がどのような影響をうけるのか、また高齢者の提供腎が、若年者のレシピエントの予後にどのような影響をうけるのか検討した。【対象と方法】われわれの施設における献腎移植55症例に対してドナー・レシピエントを50歳未満・50歳以上でそれぞれ分類し、その予後を検討した。【結果】10年生着率はG1 84.2%、G2 54.4%、G3 83.3%、G4 53.8%で若年者のレシピエントにおいて若年者ドナー(G1)に比べ高齢者ドナー(G2)では有意に生着率は低かった(P=0.014)。しかし高齢者レシピエントではドナー年齢で生着率に有意差を認めなかった(G3:G4 P=0.409)。【結語】若年者のレシピエントに高齢者の提供腎を移植する事は、その予後を不良とする可能性が高い。余命の長い若年者のレシピエントに対しては、年齢による振り分け選定を検討する必要性がある。(著者抄録)

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献腎移植におけるドナー年齢、レシピエント年齢による予後の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

日本透析医学会雑誌 47 ( Suppl.1 ) 647 - 647 2014.5

献腎移植への道のり臓器移植法案改訂後わが国におけるNon Heart Beating Donor(NHBD)からの献腎移植

齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 池田正博, 高橋公太, 秋山政人

泌尿器外科 27 ( 臨増 ) 609 - 611 2014.5

多発小腸腫瘤及び消化管穿孔を呈した腎移植後PTLDの1例

石川晶子, 齋藤和英, 池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 高橋公太

泌尿器外科 27 ( 臨増 ) 772 - 772 2014.5

腎不全総合対策委員会報告先行的腎移植の実際と今後の展望

齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 池田正博

日本透析医学会雑誌 47 ( Suppl.1 ) 420 - 420 2014.5

献腎移植におけるドナー年齢、レシピエント年齢による予後の検討東日本支部症例

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 相川厚, 菊池雅美, 高橋公太

日本泌尿器科学会総会 102回 555 - 555 2014.4

献腎移植におけるドナー年齢、レシピエント年齢による予後の検討 1施設症例検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 西山勉, 高橋公太

日本泌尿器科学会総会 102回 431 - 431 2014.4

先行的腎移植の現況と将来の展望長期生着をめざして preemptive腎移植の適応と拡大

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太

腎と透析 76 ( 別冊腎不全外科2014 ) 102 - 106 2014.3

【腎疾患をもたらす感染症】EBウイルス感染症

田崎正行, 齋藤和英, 齋藤徳子, 中川由紀, 石川晶子, 池田正博, 高橋公太

腎と透析 76 ( 3 ) 378 - 384 2014.3

慢性腎不全患者の腹部外科手術と周術期管理腎不全・腎移植のnon-occlusive mesenteric ischemia(NOMI)

田崎正行, 齊藤和英, 中川由紀, 池田正博, 成田一衛, 高橋公太

腎と透析 76 ( 別冊腎不全外科2014 ) 63 - 68 2014.3

献腎移植におけるドナー・レシピエントのage matchingによる予後

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 菊池雅美, 相川厚, 高橋公太

今日の移植 27 ( 1 ) 61 - 70 2014.2

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

献腎提供の少ないわが国では、長い待機期間を有しないと献腎移植のレシピエントとして選択されることが少ない。2002年1月にレピエント選択基準が変更となってから、さらに高齢者、長期透析患者が選択されることが多い。しかし、このようなマージナルなレシピエントに若年からの提供腎がどのような影響を受けるのか、また高齢者からの提供腎が若年のレシピエントの予後にどのような影響を受けるのか検討された報告はない。そこで、新潟大学、日本臓器移植ネットワーク東日本支部における献腎移植のドナー・レシピエントを50歳未満と50歳以上でそれぞれ分類し、その予後を検討した。(著者抄録)

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移植後高カルシウム血症に対しPEITが効果的であった4症例

黒木大生, 中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齊藤和英, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太, 成田一衛

新潟医学会雑誌 128 ( 2 ) 94 - 95 2014.2

【糖尿病性腎症への進歩した腎代替療法-その標準化と個別化】腎移植

池田正博, 齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 高橋公太

臨床透析 30 ( 1 ) 119 - 126 2014.1

Language：Japanese Publisher：(株)日本メディカルセンター

腎移植は免疫抑制薬の進歩などにより成績が向上しており,優れた腎代替療法として有用性が確立している.糖尿病性腎症(DM腎症)の慢性腎不全患者は,心血管疾患(CVD)による死亡リスクが高く,透析導入後の予後は非常に悪い.一方,腎移植では透析に比べて生命予後の改善が望める.さらに透析による合併症を避けて腎移植を行うことが,移植腎生着率・生存率の上昇につながる.DM腎症患者ではとくにCVDを含む合併症の評価が重要であり,術前に十分な精査を行う.術後は手術侵襲,免疫抑制薬などにより糖尿病が悪化することが多く,厳密な血糖コントロールが必要となる.またDM腎症の再発が腎生着率を低下させるため,移植後も長期にわたり糖尿病の治療が必要である.(著者抄録)

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腎移植後に深部静脈血栓症とクモ膜下出血を発症した脳死下献腎移植の一例

晝間楓, 中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

東北腎不全研究会プログラム・抄録集 41st 2014

新潟大学における腹腔鏡下ドナー腎採取術100例の検討

瀧澤逸大, 笠原隆, 新井啓, 田崎正行, 小松集一, 星井達彦, 齋藤和英, 西山勉, 高橋公太

Japanese Journal of Endourology 26 ( 3 ) 260 - 260 2013.11

【移植腎病理:実践的な移植腎病理診断のために】移植腎病理診断で臨床側から病理へ望むこと

田崎正行, 今井直史, 高橋公太

腎と透析 75 ( 5 ) 635 - 638 2013.11

生体腎移植後に発生した移植腎嚢胞に対し、腹腔鏡下腎嚢胞開窓術を施行した1例

石川晶子, 笠原隆, 田崎正行, 今井直史, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 西山勉, 高橋公太

Japanese Journal of Endourology 26 ( 3 ) 260 - 260 2013.11

Examination of ABO-incompatible kidney transplantation without methods of removing anti-ABO antibodies pretransplant

Yuki Nakagawa, Masayuki Tasaki, Kazuhide Saito, Kota Takahashi

XENOTRANSPLANTATION 20 ( 5 ) 321 - 321 2013.9

Attenuation of hyperacute dysfunction and microangiopathy by the treatment of carbon monoxide in GalT-KO pulmonary xenotransplantation

Hisashi Sahara, Hiroshi Nagashima, Kohei Miura, Shiori Waki, Akihiro Kawai, Kazuaki Nakano, Hitomi Matsunari, Yoshikazu Arai, Mitsuhiro Sekijima, Masayuki Tasaki, Kentaro Setoyama, Akira Shimizu, Hiroshi Date, Kazuhiko Yamada

XENOTRANSPLANTATION 20 ( 5 ) 359 - 359 2013.9

GalT-KOブタ・霊長類間異種腎臓移植の拒絶反応におけるブタサイトメガロウィルス(pCMV)の関与

脇詩織, 佐原寿史, 三浦宏平, 河合昭浩, 田崎正行, 清水章, 山田和彦

移植 48 ( 総会臨時 ) 373 - 373 2013.8

【透析スタッフに必要な腎移植医療の知識2013】高齢者と腎移植

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 池田正博, 高橋公太

臨床透析 29 ( 9 ) 1367 - 1374 2013.8

Language：Japanese Publisher：(株)日本メディカルセンター

新規透析導入患者の高齢化を迎えるわが国では,高齢者に対する腎移植について真剣に考えなければならない.当科でも,高齢者に対する腎移植の割合は年々増加しており,生着率(death censored graft survival)は,若年レシピエントと比較しても有意差はなかった.しかし,高齢者レシピエントは移植腎が生着したまま,他の要因で死亡する症例(death with functioning graft)が多かった.高齢者からの腎提供も安全に行われており,夫婦間の移植も増加している.高齢者に対する腎移植レシピエントもしくは,ドナーに関する適応,成績を含め文献を加えて考察した.(著者抄録)

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腎臓移植における内科と外科の連携腎臓移植における内科と外科の連携先行的腎移植を実施するための腎臓内科との連携

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 斎藤和英, 成田一衛, 高橋公太

移植 48 ( 総会臨時 ) 241 - 241 2013.8

献腎移植におけるドナー年齢、レシピエント年齢による予後の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 斎藤和英, 成田一衛, 高橋公太

移植 48 ( 総会臨時 ) 357 - 357 2013.8

ブタ-サル異種腎移植モデルにおけるリツキシマブのタンパク尿抑制効果

田崎正行, 清水章, Hanekamp Isabel, Villani Vincenzo, 山田和彦

移植 48 ( 総会臨時 ) 373 - 373 2013.8

抗体関連型拒絶反応の克服に向けて腎移植における抗体関連型拒絶反応

池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

今日の移植 26 ( 2 ) 178 - 181 2013.4

【腎移植】新しい免疫抑制薬 mTOR阻害薬とサイモグロブリン

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

日本腎臓学会誌 55 ( 2 ) 112 - 118 2013.3

腎不全治療における内科的マネジメント移植医の立場から

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

今日の移植 25 ( 5 ) 446 - 454 2012.10

臓器拡大委員会新潟県

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 秋山政人

移植 47 ( 4-5 ) 290 - 291 2012.9

preemptive腎移植の至適紹介時期の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太

移植 47 ( 総会臨時 ) 185 - 185 2012.9

総排泄腔遺残症に対する腎移植の2症例

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 西慎一, 成田一衛, 唐澤環, 鈴木俊明, 内山聖, 高橋公太

日本小児腎不全学会雑誌 32 100 - 103 2012.7

Language：Japanese Publisher：日本小児腎不全学会

症例1(総排泄腔遺残症を合併した11歳女児)。今回、小児ドナーからの献腎移植目的で入院となった。頻回の腹部手術による癒着と複雑な血管形成と総排泄腔遺残のために尿路再建などを必要としたため、腎移植手術時間は7時間25分と通常の腎移植の2倍の時間を要した。移植腎は1次腎移植の母親の提供腎に比べると小さく、レシピエントの体格には丁度よい大きさであった。尚、移植後はタクロリムス、ミコフェノール酸モフェチル、メチルプレドニゾロンほか、バシリキシマブによる免疫抑制療法を導入することで、拒絶反応や感染症もなく、良好な経過が得られた。症例2(総排泄遺残症を合併した10歳女児)。今回、父親をドナーとする生体腎移植目的で入院となった。症例1に比べ腹部手術歴が少な癒着も少なかったこと、ドナー腎も成人男性にしてはやや小さめだったことなどから腎移植手術時間は4時間20分であった。尚、移植後は症例1と同様に免疫抑制療法が導入されたが、移植後5日目にプログラフ脳症が疑われたためネオーラルに変更した。その結果、経過は良好であった。

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抗血液型抗体価が高いABO血液型不適合腎移植の3症例

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太

腎移植・血管外科 23 ( 1 ) 21 - 27 2011.12

Language：Japanese Publisher：腎移植・血管外科研究会

ABO血液型不適合腎移植では、抗血液型抗体によって抗体関連型拒絶反応(AMR:antibody mediated rejection)を引き起こす可能性があるため、抗血液型抗体価が高い症例は、いままでは移植困難とされてきた。今回我々は、抗血液型抗体価が高い症例に対し脱感作療法、抗体除去療法を行うことでAMRを発症することなく経過良好な血液型不適合腎移植を3症例経験したので報告する。(著者抄録)

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移植肺生着延長に寄与するドナー臓器保護方法としての一酸化炭素(CO)投与療法前臨床ミニブタモデルを用いた新たな臓器保存方法への発展

佐原寿史, 関島光裕, 田崎正行, 星万栄, 瀬戸山健太郎, 清水章, 山田和彦

Organ Biology 18 ( 2 ) 207 - 207 2011.10

Prevention of hyper-acute pulmonary xenograft dysfunction using GalT-KO swine in an ex-vivo lung perfusion model

Hisashi Sahara, Hiroshi Nagashima, Mitsuhiro Sekijima, Masayuki Tasaki, Kentaro Setoyama, Hitomi Matsunari, Kazuaki Nakano, Hiroshi Date, Akira Shimizu, Kazuhiko Yamada

XENOTRANSPLANTATION 18 ( 5 ) 299 - 299 2011.9

腎移植後再発性FSGSに対してリツキシマブが効果的であった1例

池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 西慎一, 成田一衛

日本小児腎不全学会雑誌 31 289 - 291 2011.7

Language：Japanese Publisher：日本小児腎不全学会

33歳女性。12歳時に巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)と診断され、ステロイド、シクロスポリン、ヘパリン、血漿交換(PEX)にて加療されていた。だが、急速に腎不全が進行し、15歳時に血液透析導入となった。今回、母親をドナーとして血液型一致生体腎移植が施行されたものの、移植後の翌日に高度の蛋白尿、尿量低下が認められた。精査の結果、移植後FSGS再発と診断され、PEXやLDL吸着、リツキシマブ投与を行ったところ、尿蛋白は減少した。目下、移植後1年の時点で尿蛋白0.2g/日、Cr0.98g/dlと良好に経過している。

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【ABO血液型不適合移植】ABO血液型不適合腎移植患者におけるA/B糖転移酵素の変動

田崎正行

Organ Biology 18 ( 1 ) 102 - 107 2011.6

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臓器保存生物医学会

ドナー由来のABO血液型抗原を合成する糖転位酵素の測定について検討した。2006年4月〜2008年7月迄のABO不適合腎移植20例、ABO適合腎移植5例を対象に、血清中・移植腎生検試料中に存在するドナー血液型転移酵素活性を検討した。全てのポイントでドナー血液型転移酵素活性を測定できたが、一定の傾向はなく、不適合例と適合例で大きな違いはなかった。

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Other Link： https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2011&ichushi_jid=J03926&link_issn=&doc_id=20110817210011&doc_link_id=10.11378%2Forganbio.18.102&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11378%2Forganbio.18.102&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

腎移植患者に対する薬剤師業務免疫抑制薬の感受性試験と服薬指導

杉山健太郎, 磯貝和也, 坂爪重明, 外山聡, 佐藤博, 齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 高橋公太, 平野俊彦

Organ Biology 18 ( 1 ) 47 - 51 2011.6

Language：Japanese Publisher：(一社)日本臓器保存生物医学会

新潟大学医歯学総合病院薬剤部では、腎移植患者に対して服薬指導や薬力学的な薬効評価のための免疫抑制薬の感受性試験を実施している。また、テーラーメード医療進展のために、新たな免疫能の評価法であるImmuKnowの実施も検討している。腎移植後の免疫抑制療法は、複数からなる免疫抑制薬から構成されており、移植時期によって投与量も変化することから、腎移植患者に対する服薬指導は移植に対して専門的な知識を持つ薬剤師が担当すべきである。

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Other Link： https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2011&ichushi_jid=J03926&link_issn=&doc_id=20110817210004&doc_link_id=10.11378%2Forganbio.18.47&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11378%2Forganbio.18.47&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

【スタンダード透析療法】外科手術腎移植の周術期管理

田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

腎と透析 70 ( 増刊 ) 227 - 232 2011.5

ABO式血液型不適合腎移植におけるAB型抗原とAB合成酵素

矢澤伸, 田崎正行, 中島たみ子, 小湊慶彦, 高橋公太

日本法医学雑誌 65 ( 1 ) 61 - 61 2011.5

ドナー一酸化炭素吸入のみでのミニブタ移植肺生着延長効果

佐原寿史, 田崎正行, 屋万栄, 関島光裕, 瀬戸山健太郎, 清水章, 山田和彦

日本呼吸器外科学会雑誌 25 ( 3 ) O06 - 05 2011.4

ABO血液型不適合・抗ドナー抗体陽性腎移植の治療戦略 ABO血液型不適合腎移植の治療戦略

田崎正行, 池田正博, 中川由紀, 齋藤和英, 成田一衛, 高橋公太

今日の移植 24 ( 2 ) 191 - 196 2011.4

ABO血液型不適合・抗ドナー抗体陽性腎移植の治療戦略腎移植における抗ドナー抗体陽性症例の治療戦略

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 齋藤和英, 成田一衛, 高橋公太

今日の移植 24 ( 2 ) 197 - 204 2011.4

腎移植患者におけるバルガンシクロビル経口投与薬の薬物動態とその効果の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 斎藤和英, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 102 ( 2 ) 343 - 343 2011.3

生体腎移植後翌日に再発した巣状分節性糸球体硬化症の1例

池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 西慎一, 成田一衛

今日の移植 23 ( 6 ) 739 - 741 2010.12

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

33歳女。12歳の時に巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)と診断され、透析歴18年を経てABO血液型一致生体腎移植を行った。術前に2回の血漿交換療法(PE)を行ったが術後2日目に無尿となり、急性拒絶反応を疑いステロイドパルス療法を施行した。連日のPEを行うも無尿が術後6日まで続いたため、リツキシマブを投与した。移植腎生検の電子顕微鏡所見で早期のFSGS再発と診断された。術後9回のPE、リツキシマブ投与およびアルブミンの連日投与により、18日目より利尿を得て20日目に透析離脱となった。PEをLDL吸着療法に切り替え移植腎機能は安定したが、術後50日目頃より尿蛋白量が増加したため、アンギオテンシン受容体拮抗薬を投与したが尿蛋白はさらに増加した。リンパ球表面マーカ(CD19、20、21)の軽度上昇で、68日目にリツキシマブを再投与したところ、CD19は速やかに低下し、尿蛋白量は減少している。

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【AKIとCKDのすべて】CKD 特殊な条件におけるCKD 腎移植におけるドナーとレシピエント腎移植後の管理

田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

腎と透析 69 ( 増刊 ) 209 - 213 2010.12

腎移植後のサイトメガロウイルス感染(CMV)に対するバルガンシクロビル経口投与薬の投与量の検討

中川由紀, 池田正博, 田崎正行, 斎藤和英, 成田一成, 高橋公太

移植 45 ( 総会臨時 ) 252 - 252 2010.10

移植免疫における新たな試み MHC確立クラウン系ミニブタ大動物同種臓器移植モデルを用いた移植免疫学的機序に基づく新たな治療戦略の確立

佐原寿史, 屋万栄, 田崎正行, 西村博昭, 瀬戸山健太郎, Oriyanhan Wunimenghe, 奥見雅由, 清水章, 山田和彦

移植 45 ( 総会臨時 ) 162 - 162 2010.10

ブタ・サル異種間膵島移植クラウンブタ膵島移植後2ヵ月間の正常血糖維持

田崎正行, 西村博昭, 興津輝, 屋万栄, 佐原寿史, 山田和彦

移植 45 ( 総会臨時 ) 282 - 282 2010.10

ABO血液型不適合腎移植患者におけるA/B型糖転移酵素活性測定の検討

田崎正行, 矢澤伸, 中島たみ子, 今井直史, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

Organ Biology 17 ( 2 ) 164 - 164 2010.10

【抗体関連型拒絶反応の病理と臨床】腎移植と抗体関連型拒絶反応

田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

移植 45 ( 5 ) 465 - 472 2010.10

国内初のミニブタ(NIBS系)をクローン胚移植用レシピエントとしたGalT-KOミニブタの作出とGalT-KOブタ・サル異種間腎移植

山田和彦, 島津美樹, 田崎正行, 堀井渉, 西村博昭, 齋藤敏樹, 佐原寿史, 布谷鉄夫

移植 45 ( 総会臨時 ) 184 - 184 2010.10

新たな免疫抑制薬感受性測定方法の開発について Cell titer-Glo法とMTT法による感受性の比較

杉山健太郎, 外山聡, 佐藤博, 齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 高橋公太, 平野俊彦

移植 45 ( 総会臨時 ) 187 - 187 2010.10

新潟大学におけるABO血液型不適合腎移植

齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 金子公亮, 諏訪通博, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太, 西慎一

移植 45 ( 総会臨時 ) 243 - 243 2010.10

Preemptive kidney transplantation 移植医からみたpreemptive kidney transplantation

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

今日の移植 23 ( 5 ) 627 - 631 2010.9

発熱・高度貧血を呈したIL-6産生褐色細胞腫の1例

阿部孝洋, 篠崎洋, 小菅恵一朗, 阿部英里, 石澤正博, 金子正儀, 古川和郎, 皆川真一, 山田貴穂, 岩永みどり, 森川洋, 羽入修, 相澤義房, 田崎正行, 小林和博, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

新潟医学会雑誌 124 ( 8 ) 475 - 475 2010.8

ABO血液型不適合腎移植

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

日本小児腎不全学会雑誌 30 4 - 8 2010.8

精神発達遅延を伴う患者に対する腎移植の検討

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太, 西慎一, 鈴木俊明

日本透析医学会雑誌 43 ( Suppl.1 ) 505 - 505 2010.5

知的障害者の腎移植精神発達遅滞患者における生体腎移植

池田正博, 田崎正行, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 西愼一, 下条文武, 鈴木俊明, 唐沢環, 内山聖

今日の移植 23 ( 2 ) 234 - 238 2010.4

移植肺生着延長効果を目指した至適一酸化炭素(CO)吸入療法のミニブタ肺移植モデルによる検討

佐原寿史, 瀬戸山健太郎, 西村博昭, 田崎正行, 屋万栄, 清水章, 山田和彦

日本呼吸器外科学会雑誌 24 ( 3 ) 468 - 468 2010.4

腎移植後のサイトメガロウイルス感染(CMV)に対するバルガンシクロビル経口投与薬の治療効果

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 101 ( 2 ) 326 - 326 2010.2

ABO不適合腎移植患者におけるA/B糖転移酵素活性測定

田崎正行, 矢澤伸, 中島たみ子, 今井直史, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 101 ( 2 ) 324 - 324 2010.2

【新薬展望2010】治療における最近の新薬の位置付け<薬効別> 新薬の広場免疫抑制薬

田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

医薬ジャーナル 46 ( 増刊 ) 356 - 364 2010.1

Language：Japanese Publisher：(株)医薬ジャーナル社

臓器移植で用いられる免疫抑制薬において、CD25やCD20を標的とするバシリキシマブやリツキシマブなどがわが国でも使用されるようになり、移植臓器の生着率が向上しただけでなく、より困難な移植も可能になってきている。さらに最近、特定の分子やシグナルを標的とした免疫抑制薬の開発が進み、bortezomibが治療困難であった抗体関連型の拒絶反応に、また、anti-thymocyte gulobulinがステロイド抵抗性の拒絶反応などに効果があると考えられている。その他、細胞周期を調節するeverolimusや副刺激を阻害するbelataseptなど、近い将来、臓器移植の分野で活躍する免疫抑制薬を中心に解説したい。(著者抄録)

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免疫抑制薬 (新薬展望2010) -- (治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉--新薬の広場)

田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

医薬ジャ-ナル 46 ( 1 ) 146 - 154 2010

移植腎生検後腎血腫によって急性腎不全におちいった2症例

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太

腎移植・血管外科 21 ( 1 ) 28 - 33 2009.12

Language：Japanese Publisher：腎移植・血管外科研究会

移植腎の管理をするためには、移植腎生検は簡便で安全な検査であるが、時として腎出血、腎血腫など重大な合併症を発症する恐れがある。今回我々は、移植腎生検後腎血腫を併発し、それによって急性腎不全におちいった2症例を経験した。移植腎生検によって発症した血腫は、その容量が小さくても腎被膜下や筋膜内において、移植腎を圧迫し腎血流が低下すると急性腎不全を併発してしまう。出血が増大してこない場合は保存的に経過をみて血腫が吸収されるのをまったほうがよい場合と、早期に止血、血腫除去術をするほうがよい場合とある。判断に難渋した場合、どのようにして治療方針を立てるべきか、文献的考察をまじえて報告する。(著者抄録)

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【併存疾患をもつ患者の術後管理】腎機能障害患者の術後管理(長期透析患者を含む)

田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

侵襲と免疫 18 ( 4 ) 122 - 126 2009.11

Language：Japanese Publisher：(株)メジカルビュー社

腎機能障害患者の術後管理では、術前の補正が非常に重要である。術後の腎不全で最も多いのは腎前性腎機能障害であり、その防御のための術後管理においては、水分・電解質管理、栄養の補給が必要である。使用薬剤、透析に関しても注意が必要であり、造影剤は必要最小限の量にとどめ、また、鎮痛に関しては非ステロイド性消炎鎮痛剤使用は避け術後の硬膜外麻酔にて管理する。利尿薬、抗菌薬等においてもその特性を理解し、腎機能に合わせて使用すべきである。

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総排泄腔遺残を伴う慢性腎不全患児の二次献腎移植 11歳の小児ドナーからの二次献腎移植

田崎正行, 齋藤和英, 中川由紀, 金子公亮, 安楽力, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太

今日の移植 22 ( 5 ) 566 - 570 2009.10

腎臓とABO血液型糖鎖抗原

田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

今日の移植 22 ( 5 ) 477 - 485 2009.10

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

ABO血液型不適合移植が盛んに行われるようになったいま、再度ABO血液型糖鎖抗原について見直すことは重要であると考える。そもそも糖鎖抗原は多様性に富み、構成する単糖の配列や種類、分岐などによりその種類は幾通りにもなる。ABO血液型糖鎖抗原の糖鎖構造も5種類あるとされ、過去にType 4の糖脂質であるglobo属が特徴的であると報告された。しかし、Type 4はA型の集合管にしか発現しておらず、移植免疫を考えた場合、血管内皮細胞に発現するABO血液型糖鎖抗原の構造や分布を考えなければならないが、いまだ報告はない。筆者らは、ABO血液型糖鎖抗原を持つプロテオーム解析で、いくつかの特徴的な蛋白質が腎臓の血管内皮細胞でABO血液型糖鎖抗原を持つことを報告した。それらを踏まえて、過去のデータとともに腎臓とABO血液型糖鎖抗原について考えたい。(著者抄録)

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総排泄腔遺残を伴う慢性腎不全患児の二次献腎移植母親をドナーとする一次生体腎移植と腎静脈血栓症

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

今日の移植 22 ( 5 ) 562 - 565 2009.10

ABO血液型不適合腎移植におけるBiosynsorb抗体吸着療法の復活

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太, 西慎一, 長谷川進, 下条文武

移植 44 ( 総会臨時 ) 289 - 289 2009.9

腎移植後の副甲状腺機能亢進症に対するPEITの検討

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太, 西慎一, 下条文武

移植 44 ( 総会臨時 ) 221 - 221 2009.9

ヒト腎組織に発現するABO血液型をもつタンパク質の解析と特性プロテオミクスを用いて

田崎正行, 吉田豊, 田口いづみ, 張瑩, 行田正晃, 中川由紀, 斎藤和英, 高橋公太, 山本格

日本腎臓学会誌 51 ( 3 ) 369 - 369 2009.4

【リツキシマブによる抗体抑制腎移植を中心に】ABO血液型不適合腎移植におけるリツキシマブによる抗体抑制

齋藤和英, 中川由紀, 田崎正行, 高橋公太

今日の移植 22 ( 2 ) 171 - 179 2009.3

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

ABO血液型不適合腎移植においては、抗A抗B抗体による抗体関連型急性拒絶反応による移植腎喪失を防ぐことが最大の課題であり悲願であった。近年、B細胞表面に発現する機能分子であるCD20に対するヒトマウスキメラ型モノクローナル抗体であるリツキシマブを脱感作療法に用いることにより、多くの症例で脾摘を行うことなく安全に抗体関連型急性拒絶反応を回避し、"免疫学的順応"を誘導することが可能となった。(著者抄録)

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ABO血液型不適合腎移植におけるBiosynsorb抗体吸着療法の復活

中川由紀, 田崎正行, 齋藤和英, 谷川俊貴, 西山勉, 長谷川進, 西慎一, 下条文武

日本泌尿器科学会雑誌 100 ( 2 ) 256 - 256 2009.2

下大静脈閉塞した小児に対し腎移植を施行した2症例

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 高橋公太, 西慎一, 下条文武

日本臨床腎移植学会プログラム・抄録集 42nd 2009

【腎不全と血栓】慢性腎不全腎移植

田崎正行

血栓と循環 16 ( 4 ) 327 - 332 2008.12

Language：Japanese Publisher：(株)メディカルレビュー社

[1]一般的に腎移植患者は血栓症を引き起こしやすい状態(hypercoagulable state)にある。[2]腎移植後血栓症は、様々な因子が複雑に絡み合い発症すると考えられ、統一した予防法は未だ確立していない。[3]移植腎に発生する血栓症においては大きくグラフト側の因子、レシピエント側の因子に分けられる。[4]抗凝固療法により血栓症の発生を抑制できたとする報告もあるが、出血などの合併症も同時に報告されている。[5]EBMに基づいた予防法の確立が望まれる。(著者抄録)

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ヒト腎皮質に発現するABO血液型糖鎖抗原を持つタンパク質解析

田崎正行, 吉田豊, 諏訪通博, 中川由紀, 斎藤和英, 山本格, 高橋公太

移植 43 ( 総会臨時 ) 279 - 279 2008.9

献腎移植のレシピエント選択の現状

中川由紀, 斎藤和英, 田崎正行, 諏訪通博, 西慎一, 下条文武, 高橋公太

移植 43 ( 総会臨時 ) 284 - 284 2008.9

新潟大学におけるABO血液型不適合腎移植の検討脱感作療法と脾摘回避プロトコールの導入前後の比較

齋藤和英, 中川由紀, 諏訪通博, 田崎正行, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太, 西慎一

移植 43 ( 総会臨時 ) 230 - 230 2008.9

【腎機能と画像診断】腎移植の腎画像診断の考え方

田崎正行, 中川由紀, 斎藤和英, 高橋公太

成人病と生活習慣病 38 ( 7 ) 849,745 - 854,745 2008.7

Language：Japanese Publisher：(株)東京医学社

腎移植にかかわる腎臓の画像診断について中心的役割を果たすのは、術前のCT(computed tomography)と術後の超音波検査である。術前のドナーの腎血管に関する情報は、安全な手術を行ううえで非常に重要であり、従来行われていた侵襲的な血管造影法に代わってCT angiography(CTA)やmagnetic resonance angiography(MRA)が普及してきた。術後検査で重要なのは、拒絶反応や合併症の有無を迅速に判断することであり、簡便かつリアルタイムに情報を得られる超音波検査はいまだ中心的役割を果たす。腎移植に関して大きな問題となる拒絶反応や感染症以外に、腎移植後に起こりうる合併症として腎血管性高血圧、悪性腫瘍、尿路合併症などが重要である。(著者抄録)

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ヒト腎皮質におけるABO糖鎖抗原タンパク質のプロテオミクス解析

田崎正行, 吉田豊, 田口いづみ, 宮本雅仁, 趙琳寧, 行田正晃, 内藤笑美子, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 矢尾板永信, 山本格

日本腎臓学会誌 50 ( 3 ) 313 - 313 2008.4

新潟大学19年間の移植統計成績・合併症

田崎正行, 諏訪通博, 中川由紀, 斎藤和英, 高橋公太

移植 42 ( 総会臨時 ) 356 - 356 2007.10

ABO血液型不適合腎移植における脱感作療法 Rituximab至適投与量についての検討

齋藤和英, 中川由紀, 諏訪通博, 田崎正行, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太

移植 42 ( 総会臨時 ) 204 - 204 2007.10

献腎移植10年の変化レシピエント選択基準の変更によって

中川由紀, 田崎正行, 斎藤和英, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太, 西慎一, 下条文武

移植 42 ( 総会臨時 ) 275 - 275 2007.10

【日常診療で遭遇する尿路トラブル】BKウイルス腎症

田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太

腎と透析 63 ( 2 ) 191 - 195 2007.8

MMF/低容量ステロイドによる脱感作療法とリツキシマブを用いた脾摘を行わないABO血液型不適合腎移植

諏訪通博, 齋藤和英, 中川由紀, 村山慎一郎, 田崎正行, 谷川俊貴, 西山勉, 下条文武, 西慎一, 高橋公太

腎と透析 62 ( 別冊腎不全外科2007 ) 60 - 63 2007.6

Language：Japanese Publisher：(株)東京医学社

ABO血液不適合腎移植術を行った13例を対象に、術前にミコフェノール酸モフェチル(MMF)/低用量ステロイドによる脱感作療法と抗CDモノクローナル抗体(リツキシマブ)の併用と脾摘を行わない移植術について検討した。その結果、全例生存し、生着を12例に認め、血清クレアチニン値も良好で、抗体関連型拒絶反応は見られなかった。細胞性拒絶反応は6例に見られたが全例軽快し、合併症も、アデノウイルス出血性膀胱炎、肺うっ血、溶血症、十二指腸潰瘍、移植後糖尿病が見られたが改善した。生着を認めなかった1例は、腎機能は順調であったが、感染のコントロールのため移植腎摘除術を施行した。又、白血球減少症によりMMFの中止とG-CSF投与を行った症例も散見された。

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ABO不適合移植後に難治性十二指腸潰瘍を来した一例

田崎正行, 武田啓介, 中川由紀, 西慎一, 斎藤和英, 高橋公太

移植 42 ( 2 ) 177 - 177 2007.4

ナノフローLC-MS/MSを併用した二次元タンパク質プレ分画による正常ヒト腎糸球体プロテオームの包括的解析(Comprehensive proteome analysis of normal human kidney glomerulus with two dimensional protein prefractionation coupled with nanoflow LC-MS/MS)

宮本雅仁, 吉田豊, 田口いづみ, 田崎正行, 木村健二郎, 矢尾板永信, 山本格

日本腎臓学会誌 49 ( 3 ) 265 - 265 2007.4

新潟大学付属病院における17年間の腎移植統計

田崎正行, 諏訪通博, 熊谷直樹, 中川由紀, 斎藤和英, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 98 ( 2 ) 293 - 293 2007.2

腎移植最近の話題 ABO血液型不適合腎移植の展望

齋藤和英, 中川由紀, 諏訪通博, 熊谷直樹, 田崎正行, 谷川俊貴, 西山勉, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 98 ( 2 ) 152 - 152 2007.2

尿路変向を要した尿管子宮内膜症の一例

田崎正行, 諏訪道博, 今井智之

日本泌尿器科学会雑誌 97 ( 4 ) 664 - 667 2006.5

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

尿路に発生する子宮内膜症は稀である.今回,我々は両側に発生した尿管子宮内膜症を経験したので報告する.症例は46歳,女性,顔面浮腫を主訴に来院した.初診時,BUNは52.0mg/dl,Creは4.83mg/dlと腎不全を認めCTにて両側水腎症を指摘され当科初診となった.逆行性腎盂造影では両側尿管下部の閉塞を伴った水腎症を認め,MRIにて左卵巣嚢腫を認めた.CA125は93U/mlと上昇しており試験開腹にて子宮内膜症による尿管狭窄と判断した.Gn-RHアナログによるホルモン治療と尿管拡張術,尿管カテーテル留置を繰り返すが水腎症は改善されず,一側合流尿管-尿管端側吻合・尿管膀胱新吻合術(psoas hitch)が施行された.術後,両側水腎症と腎機能は改善した.症例はextrinsic type尿管子宮内膜症と考えられた(著者抄録)

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ABO不適合腎移植後,アスペルギルス肺炎を発症するも寛解し得た一例

滝沢逸大, 阿部真樹, 田崎正行, 諏訪通博, 擣木立, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 西慎一, 伊藤洋輔, 鈴木栄一, 下条文武

移植 39 ( 3 ) 338 - 338 2004.6

抗ドナー抗体陽性,ABO不適合二次移植においてバシリキシマブを用いた一例

擣木立, 阿部真樹, 田崎正行, 齋藤和英, 高橋公太, 西慎一, 伊藤洋輔, 下条文武

移植 39 ( 3 ) 319 - 320 2004.6

バシリキシマブを用いた導入免疫抑制療法を行った新規腎移植18例の臨床的検討

齋藤和英, 擣木立, 阿部真樹, 田崎正行, 高橋公太, 西慎一, 伊藤洋輔, 下条文武

移植 39 ( 3 ) 322 - 322 2004.6

生体腎移植後,アスペルギルス肺炎にノカルジア肺炎を続発し,呼吸不全に到った一例

阿部真樹, 田崎正行, 諏訪通博, 擣木立, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 小原竜軌, 成田淳一, 大井秀美

移植 39 ( 3 ) 338 - 338 2004.6

Celestamineの長期内服により副腎機能低下症を来たし術後経過中にショックを繰り返した症例

丸田智章, 佐々木正貴, 若井俊文, 多田哲也, 田崎正行, 津畑豊, 天白典秀

新潟医学会雑誌 118 ( 3 ) 175 - 178 2004.3

Language：Japanese Publisher：新潟医学会

59歳男.S状結腸穿孔による汎発性腹膜炎で緊急手術を行った.その後ショック,呼吸困難などを繰り返し,人工呼吸管理,カテコラミン投与から離脱困難となった.高カルシウム血症,見当識障害なども見られ,ACTH低値,cortisol低値から続発性副腎不全と診断し,hydrocortisoneの内服を開始したところ,速やかに全身状態が改善した.後に長期にわたり皮膚掻痒症に対し,Celestamineが投与されていたことが判明した.Celestamineは一錠中betamethasone 0.25mgを含んでおり,そのために続発性副腎不全をきたしたと考えられた.問診と薬歴聴取の重要性を再認識するとともに,続発性副腎不全には特異的な症状がなく,同様の症状が消化器外科手術後にも見られることから,見過ごされている可能性があり注意が必要であると考えられた

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腎細胞癌患者における脳CT/MRI及び全身骨シンチグラフィの必要性

丸山亮, 冨田善彦, 西山勉, 谷川俊貴, 若月俊二, 田崎正行, 高橋公太

日本癌治療学会誌 38 ( 2 ) 342 - 342 2003.9

新規免疫抑制剤Basiliximabを用いた腎移植12症例の検討

齋藤和英, 中川由紀, 若月秀光, 擣木立, 諏訪通博, 阿部真樹, 清水淳, 田崎正行, 滝澤逸大, 村山慎一郎, 谷川俊貴, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 94 ( 2 ) 202 - 202 2003.2

生体腎移植後,アスペルギルス肺炎にノカルジア肺炎を続発した1例

阿部真樹, 田崎正行, 諏訪通博, 擣木立, 中川由紀, 齋藤和英, 高橋公太, 小原竜軌, 成田淳一, 大井秀美

今日の移植 15 ( 6 ) 656 - 659 2002.11

Language：Japanese Publisher：(株)日本医学館

52歳女.妊娠中毒症の後に慢性腎不全となり34歳で血液透析を導入した.血液型一致,HLA1MMの伯母をドナーとする生体腎移植を希望し,陳旧性肺結核再燃予防目的の3剤併用療法を6ヵ月施行した.全経過を通じて白血球減少症が認められたことが,アスペルギルス,ノカルジア感染症のrisk factorとなっていた.組織適合性が良好であること,感染症予防の為に免疫抑制療法は代謝拮抗薬を外していたにも拘わらずアスペルギルス感染症が発症し,治療の過程でノカルジア感染症も認められた.感染症のrisk factorが存在する場合は胸部CT等による厳重な管理が必要である

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尿路感染症による敗血症を疑われた大腸憩室炎後腹膜穿孔によるガス壊疽の1例

田崎正行, 筒井寿基, 丸山亮, 原昇, 車田茂徳, 米山健志, 宮島憲生, 冨田善彦, 高橋公太

日本泌尿器科学会雑誌 93 ( 7 ) 758 - 761 2002.11

Language：Japanese Publisher：(一社)日本泌尿器科学会

57歳男.間欠的右側腹部痛と肉眼的血尿を主訴に受診した.腹部X線で尿管結石と診断し,内服薬を処方しかたが改善しなかった.高尿酸血症の存在よりX線透過性の尿酸結石として診断し,入院となった.腹部膨満が出現し緊急腹部X線で右側腹部にガス像,緊急腹部CTで後腹膜脂肪組織に同様にガス像を認めガス壊疽を疑い,右側腹部腹壁切開による緊急ドレナージを施行した.術後ショック状態となり,ICUに緊急入院となった.抗生剤はクリンダマイシン,イミペネム,塩酸バンコマイシンなどを使用した.無尿状態であったためCHDFを開始し,併せてエンドトキシン吸着を施行した.膿培養でガス壊疽と診断した.高圧酸素療法を試みたが全身状態は改善しなかった.入院後3日目よりDICを併発し急速に病変は拡大したため開腹手術が不可能となり,感染源が特定できないまま,死亡した.剖検の結果,回盲部に多数の細かい憩室があり,その一つが後腹膜に穿孔していたことが判明した

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過去12年の新潟大学医学部附属病院における前立腺癌141例の臨床統計

山名一寿, 田崎正行, 糸井俊之, 新井啓, 若月俊二, 谷川俊貴, 高橋公太, 冨田善彦

日本癌治療学会誌 37 ( 2 ) 407 - 407 2002.9