2023/12/03 更新

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スナガ タカオ
須永 隆夫
SUNAGA Takao
所属
医歯学総合病院 医科総合診療部 特任教授
職名
特任教授
外部リンク

学位

  • 学士(医学) ( 1973年   新潟大学 )

経歴

  • 新潟大学   医歯学総合病院 医科総合診療部   特任教授

    2017年6月 - 現在

所属学協会

 

論文

  • サドオケラ増産への取り組み 国産生薬の保存から生産そして増産への勧め

    須永 隆夫, 八木 寛朝, 犬飼 賢也, 関 義信, 笛木 司, 野本 真由美, 高畑 與四夫

    日本東洋医学雑誌   65 ( 別冊 )   205 - 205   2014年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本東洋医学会  

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MISC

  • 放射線直腸炎に対する紫雲膏注腸を用いた漢方治療の1例

    鮎川 文夫, 金本 彩恵, 松本 康男, 杉田 公, 菊池 朗, 塩路 和彦, 須永 隆夫

    日本東洋医学雑誌   71 ( 4 )   371 - 377   2020年10月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本東洋医学会  

    【緒言】放射線性直腸炎に対し漢方治療を行い良好な経過を辿った症例を経験したので報告する。【症例】57歳女性、子宮体癌術後再発に対する組織内照射後。主訴:肛門部痛。現病歴:腟前壁再発に対する組織内照射の9ヵ月後、肛門痛が出現し、臨床および検査から放射線直腸炎と診断された。粗大潰瘍のため直腸腟瘻形成が危惧され人工肛門造設も提示したが漢方治療を希望された。【経過】お血があり桂枝茯苓丸加よく苡仁で治療開始した後、肛門痛増強と出血があり紫雲膏注腸を開始した。下血が増加しきゅう帰膠艾湯、酸化マグネシウムを追加した。直腸潰瘍への紫雲膏塗布を開始後、次第に肛門部痛と下血が改善しMRI、内視鏡所見も改善した。【考察】本症例では紫雲膏の注腸/塗布開始から症状が改善しており、紫雲膏が有効であった。放射線直腸炎に対する治療の中で組織修復能力を有する治療は少なく、修復促進能力を有する漢方治療は検討に値する。(著者抄録)

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  • 軽度認知障害と自覚的もの忘れにおける漢方(エキス製剤)治療の有用性 脳血流SPECTによる評価

    小田野 行男, 前谷津 文雄, 浅利 まみ, 山口 さや香, 吉田 歴人, 三浦 宰, 松橋 明, 岩淵 由香, 荻原 緑, 引地 顕三, 桜井 宏子, 関口 すみれ子, 長谷部 誠, 針ヶ谷 哲也, 山田 享弘, 須永 隆夫

    日本東洋心身医学研究   34 ( 1-2 )   20 - 24   2019年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本東洋心身医学研究会  

    漢方治療が認知症に対してある程度有効であることが報告されているが、軽度認知障害(MCI)や自覚的認知障害(SCI)の漢方治療に関する報告はない。10例のMCIとSCIを対象に漢方療法を行い、治療前後で神経心理学的検査と99mTc-ECD SPECT検査による脳血流測定を施行して治療効果を評価した。その結果、大部分の症例で神経心理学検査の成績の向上と局所脳血流低下の改善がみられた。漢方治療は局所脳血流を増加させ、認知機能を改善する。MCIから正常へ回帰するための何らかの機構があり、漢方治療は局所脳血流を増加させることによりその機構を活性化すると考えられる。MCIやSCIのもの忘れの漢方治療を成功させるためには、病名処方ではなく、証に従った漢方処方(随証治療)が必要である。(著者抄録)

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  • 臨床報告 太渓への鍼が有効であった耳鳴の3症例

    犬飼 賢也, 野本 真由美, 須永 隆夫

    日本東洋医学雑誌   68 ( 3 )   195 - 201   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本東洋医学会  

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  • 冷えを伴っためまいに当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効であった3症例

    犬飼 賢也, 野本 真由美, 須永 隆夫

    日本東洋医学雑誌   64 ( 6 )   330 - 335   2013年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本東洋医学会  

    日本女性の約50%に冷え症の自覚があるとされているが、現代医学では冷え症に対する薬剤がない。今回、冷えを伴っためまいに当帰四逆加呉茱萸生姜湯が有効であった3例を経験したので報告する。症例1は35歳女性の良性発作性頭位めまい症、症例2は29歳女性のめまい症、症例3は80歳女性の良性発作性頭位性めまい症である。いずれも痩せ形で冷え症があり、漢方医学的には裏寒虚証、血虚と考えた。当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキスを内服させたところ著効した。過去に良性発作性頭位めまい症、めまい症に用いて有効であったという報告はない。めまいの漢方診療では、冷えに注目し当帰四逆加呉茱萸生姜湯を使用するのも一法と思われた。(著者抄録)

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    その他リンク: https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2013&ichushi_jid=J01600&link_issn=&doc_id=20131212370003&doc_link_id=10.3937%2Fkampomed.64.330&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.3937%2Fkampomed.64.330&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

講演・口頭発表等

  • 漢方治療を生かす日常診療

    日本東洋医学会専門医制度委員会 平成30年度関東甲信越地区春季教育講演会  2019年3月 

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