2024/12/21 更新

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オオニシ タケシ
大西 毅
ONISHI Takeshi
所属
医歯学総合病院 手術部 特任講師
職名
特任講師
外部リンク

学位

  • 学士(医学) ( 2008年4月   新潟大学 )

研究キーワード

  • 麻酔科学

  • 疼痛

  • 脳神経科学

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経科学一般  / 神経活動イメージング

  • ライフサイエンス / 麻酔科学

経歴(researchmap)

  • 新潟大学   麻酔科   助教

    2019年10月 - 現在

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  • 新潟大学   麻酔科   特任助教

    2018年4月 - 2019年10月

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  • 新潟大学   麻酔科   医員(社会人大学院)

    2017年4月 - 2018年3月

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  • 新潟大学医歯学総合研究科   麻酔科学分野   大学院生

    2014年4月 - 2017年3月

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  • 新潟県立新発田病院   麻酔科   医員

    2013年4月 - 2014年3月

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  • 長岡赤十字病院   麻酔科   医員

    2011年6月 - 2013年3月

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  • 新潟大学   麻酔科学教室   レジデント

    2010年4月 - 2011年5月

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経歴

  • 新潟大学   医歯学総合病院 手術部   特任講師

    2023年12月 - 現在

  • 新潟大学   医歯学総合病院 麻酔科   助教

    2019年11月 - 2023年11月

  • 新潟大学   医歯学総合病院 麻酔科   特任助教

    2018年4月 - 2019年10月

学歴

  • 新潟大学医歯学総合研究科博士課程卒業

    2019年9月

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  • 新潟大学   医学部   医学科卒業

    2008年3月

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所属学協会

 

論文

  • Serotonin Plays a Key Role in the Development of Opioid-Induced Hyperalgesia in Mice. 国際誌

    Mika Sasaki, Yoshinori Kamiya, Keiko Bamba, Takeshi Onishi, Keiichiro Matsuda, Tatsuro Kohno, Miyuki Kurabe, Kenta Furutani, Harue Yanagimura

    The journal of pain   22 ( 6 )   715 - 729   2021年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Opioid usage for pain therapy is limited by its undesirable clinical effects, including paradoxical hyperalgesia, also known as opioid-induced hyperalgesia (OIH). However, the mechanisms associated with the development and maintenance of OIH remain unclear. Here, we investigated the effect of serotonin inhibition by the 5-HT3 receptor antagonist, ondansetron (OND), as well as serotonin deprivation via its synthesis inhibitor para-chlorophenylalanine, on mouse OIH models, with particular focus on astrocyte activation. Co-administering of OND and morphine, in combination with serotonin depletion, inhibited mechanical hyperalgesia and astrocyte activation in the spinal dorsal horn of mouse OIH models. Although previous studies have suggested that activation of astrocytes in the spinal dorsal horn is essential for the development and maintenance of OIH, herein, treatment with carbenoxolone (CBX), a gap junction inhibitor that suppresses astrocyte activation, did not ameliorate mechanical hyperalgesia in mouse OIH models. These results indicate that serotonin in the spinal dorsal horn, and activation of the 5-HT3 receptor play essential roles in OIH induced by chronic morphine, while astrocyte activation in the spinal dorsal horn serves as a secondary effect of OIH. Our findings further suggest that serotonergic regulation in the spinal dorsal horn may be a therapeutic target of OIH. PERSPECTIVE: The current study revealed that the descending serotonergic pain-facilitatory system in the spinal dorsal horn is crucial in OIH, and that activation of astrocytes is a secondary phenotype of OIH. Our study offers new therapeutic targets for OIH and may help reduce inappropriate opioid use.

    DOI: 10.1016/j.jpain.2020.12.008

    PubMed

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  • Acute spatial spread of NO-mediated potentiation during hindpaw ischaemia in mice. 査読 国際誌

    Onishi T, Watanabe T, Sasaki M, Kamiya Y, Horie M, Tsukano H, Hishida R, Kohno T, Takebayashi H, Baba H, Shibuki K

    The Journal of physiology   597 ( 13 )   3441 - 3455   2019年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1113/JP277615

    PubMed

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  • A new ultrasound-guided pubic approach for proximal obturator nerve block: clinical study and cadaver evaluation 査読

    T. Yoshida, T. Onishi, K. Furutani, H. Baba

    ANAESTHESIA   71 ( 3 )   291 - 297   2016年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:WILEY-BLACKWELL  

    We evaluated an alternative technique for ultrasound-guided proximal level obturator nerve block that might facilitate needle visualisation using in-plane ultrasound guidance. Twenty patients undergoing transurethral bladder tumour resection requiring an obturator nerve block were enrolled into a prospective observational study. With the patient in the lithotomy position, the transducer was placed on the medial thigh along the extended line of the inguinal crease, and aimed cephalad to view a thick fascia between the pectineus and obturator externus muscles that contains the obturator nerve. A stimulating nerve block needle was inserted at the pubic region and advanced in-plane with the transducer in an anterior-to-posterior direction. Eight ml levobupivacaine 0.75% was injected within the fascia. The median (IQR [range]) duration for ultrasound identification of the target and injection were 8.5 (7-12 [5-24]) s and 62 (44.5-78.25 [39-383]) s, respectively. All blocks were successful. A cadaver evaluation demonstrated that the dye injected into the target fascia using our technique travelled retrogradely through the obturator canal, and surrounded the anterior and posterior branches of the obturator nerve both proximally and distally to the obturator canal. We believe that this is a promising new technique for ultrasound-guided proximal level obturator nerve block.

    DOI: 10.1111/anae.13336

    Web of Science

    PubMed

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  • 気道確保に注意を要した小児巨大喉頭乳頭腫の1例 査読

    大西 毅, 飛田 俊幸, 馬場 洋

    日本臨床麻酔学会誌   32 ( 5 )   791 - 794   2012年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本臨床麻酔学会  

    声門近傍を占拠する喉頭乳頭腫を発症した5歳男児の麻酔を経験した.喉頭乳頭腫は嗄声や呼吸困難などの症状出現時,声門を閉塞するほど巨大化していることが多く,しばしば呼吸管理や気道確保法に難渋する.本症例では手術5日前のファイバー所見から右側臥位,喉頭展開による気管挿管が可能と判断されたが,短期間での腫瘍の急速な増大によって手技変更を余儀なくされ,結果的に気管支ファイバー挿管によって気道確保し得た.本疾患は,進行や再発による繰り返しの手術が必要となる.毎回の手術前の入念な気道評価とそれに基づいた麻酔計画の立案が重要である.また,気道確保の際には耳鼻咽喉科医と密な連携を取り,周到な準備が求められる.(著者抄録)

    DOI: 10.2199/jjsca.32.791

    CiNii Article

    CiNii Books

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    その他リンク: http://search.jamas.or.jp/link/ui/2013034782

書籍等出版物

  • LiSA 27巻6号(2020年6月号)

    大西 毅, 木田 健太郎, 山田 高成, 伊藤 裕之( 範囲: (症例カンファレンス)Osler病患者の下肢デブリドマン pp.583-597)

    メディカル・サイエンス・インターナショナル  2020年6月 

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  • 整形外科研修ノート改訂第2版

    大西 毅( 担当: 単著 ,  範囲: 第3章A-5 全身麻酔の基礎、第6章F-8 麻酔薬)

    診断と治療社  2016年 

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  • まれな疾患の麻酔A to Z

    大西 毅( 担当: 単著 ,  範囲: コリンエステラーゼ欠損症)

    文光堂  2015年 

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  • 麻酔科医のための周術期の薬物使用法

    大西 毅( 担当: 単著 ,  範囲: 2-5-③ 局所麻酔薬 ロピバカイン)

    中山書店  2015年 

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受賞

  • 最優秀演題

    2016年5月   日本麻酔科学会大会   末梢の血流遮断によるフラビン蛋白蛍光応答の増強と一酸化窒素の関連性

    大西 毅

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 化学遺伝学を用いた下降性疼痛抑制系の操作で慢性疼痛治療薬のシードを探す

    研究課題/領域番号:22H03167

    2022年4月 - 2026年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    紙谷 義孝, 佐々木 美佳, 倉部 美起, 大西 毅, 上野 将紀

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    配分額:16510000円 ( 直接経費:12700000円 、 間接経費:3810000円 )

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  • NOとTRPM2受容体に着目した神経障害性疼痛初期の病態解明

    研究課題/領域番号:22K16599

    2022年4月 - 2025年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:若手研究

    提供機関:日本学術振興会

    大西 毅

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

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  • なぜ神経障害性疼痛は傷害された末梢神経の支配領域を超えて広がるのか?

    研究課題/領域番号:20H03775

    2020年4月 - 2023年3月

    制度名:科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    馬場 洋, 倉部 美起, 渡部 達範, 大西 毅

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    配分額:10660000円 ( 直接経費:8200000円 、 間接経費:2460000円 )

    令和3年度は週齢10週以上の大型成熟ラットから後根付き脊髄縦断スライスを作成できることを証明することができた。また、この縦断スライスを用いると後根進入部付近の後角細胞の興奮だけでなく、L5腰髄節から頭尾方向に少なくとも2分節くらいは脊髄後角神経細胞の興奮が広がることを証明することができた。また、従来の横断スライスと同様にオピオイドの投与により神経興奮の強さや興奮の広がる面積が縮小することを確認できた。さらに、bicuculline(GABA-A受容体拮抗薬)により興奮の強さが増強することや興奮の頭尾方向への広がりが大きくなることも観察することができた。以上のことから、後根付き脊髄縦断スライスを用いて、脊髄後角神経細胞の興奮の頭尾方向への広がりを評価できる方法論を確立できたと考えられる。
    また、脊髄の髄腔内にカテーテルを挿入する技術も確立できた。当初はカテーテルを脊髄腔内に挿入すると約半分のラットで何らかの神経障害が発生し、薬液の作用を観察できるような技術レベルではなかったが、現在ではほぼ全例で神経障害を起こすことなくカテーテルを挿入することが可能になった。そのカテーテルから、局所麻酔薬を注入すると後肢の運動麻痺が起こること、数時間で神経障害を起こすことなく麻痺から回復することも確認できた。逆に、bicucullineを注入すると疼痛閾値が明らかに低下すること、数時間で正常に戻ることも確認できた。以上のことから、トロンボスポンディンを含んだ薬液を注入する技術も確立できたと考えられる。

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  • 急性期疼痛時の脊髄におけるnNOSとCOX-2の関連性

    2019年4月

    制度名:若手研究

    提供機関:日本学術振興会

    大西 毅

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    末梢組織の傷害によって生じる炎症性物質などが持続的に作用し,神経障害性疼痛などの慢性期の疼痛に移行していくことは知られているが,急性期から慢性期に移行する間の機序
    については不明な点が多い.申請者は先の研究において,マウスの後肢を虚血状態とすると,その直後から脊髄に存在する神経型一酸化窒素合成酵素(nNOS) の活性化によって一酸化窒素(NO) が産生され,両側性に神経活動を増強させることを明らかにした.そこで,本研究では末梢の傷害後早期に脊髄で起こる変化について,nNOSとシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2) に焦点を当ててその関連性を調べると共に,その観察に適したより活動強度が強く持続時間が長い生体内イメージング手法を確立することを本研究の目的とする.

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  • 神経障害性疼痛における脊髄・脳連関の生理学的解析およびグリア細胞活性化機構の解明

    研究課題/領域番号:18H02897

    2018年4月 - 2021年3月

    制度名:科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    紙谷 義孝, 佐々木 美佳, 倉部 美起, 大西 毅, 渡部 達範

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    配分額:15730000円 ( 直接経費:12100000円 、 間接経費:3630000円 )

    令和2年は前年度検討した末梢神経障害後の同速の脊髄後角・大脳一次知覚野におけるフラビンタンパク蛍光イメージング法の結果を組織学的に検証する目的で、坐骨神経分枝を結紮した神経障害性疼痛モデルの神経障害後4、7,14,21日めの脊髄後角及び一次知覚野に対して神経細胞のマーカーであるNeuN及び抑制性神経の特異的マーカーであることが知られているPax2に対する免疫染色を薄切凍結切片を用いて行った。大脳皮質においては足底刺激に対するフラビン自家蛍光と同様に障害から時間が経過するにつれNeuN、Pax2陽性細胞の両方が有意に増加していた。一方脊髄においては、障害から14日まではNeuN、Pax2陽性細胞の双方が減少する傾向が見られたが、障害後21日目には増加傾向に転じつつあることが明らかとなった。
    ラットの末梢神経障害による脊髄後角でのin vivoパッチクランプ方を用いた研究では、神経障害により、脊髄後角の一つの神経が皮膚刺激をを受容する受容野が有意に拡大し、記録細胞に入力するEPSCの頻度・振幅がともに増大していることが明らかになった。また、神経障害により刺激に対して反応を示さないニューロンの割合が対照ラットと比較して有意に増加していることも明らかになった。末梢神経障害後、脊髄後角においてはアストロサイトが増加することが知られ、我々も再現可能だったが、アストロサイトの機能を抑制することが知られているCarbenoxoloneを投与することによって部分的にではあるが神経障害に伴う変化をリバースすることができた。
    オピオイドの連続投与による痛覚過敏(OIH)マウスを用いた実験では、セロトニンの受容体の一つである5HT3受容体の阻害薬オンダンセトロンの同時投与により痛覚過敏症状を軽減可能であった。また、OIHモデルマウスでは脊髄後角でのアストロサイトが有意に増加していた。

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  • マウス片側後肢血流遮断直後の中枢神経系の活動増強とNOの関連性の解明

    2017年8月 - 2019年3月

    制度名:研究活動スタート支援

    提供機関:日本学術振興会

    大西 毅

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

    末梢組織の損傷や末梢神経の障害が中枢神経系の可塑性変化を起こし、神経障害性痛や異常知覚をもたらすことが明らかになりつつあるが,これらの動物モデル作成には手術侵襲を伴うものが一般的で、組織障害に伴い発生する炎症性物質などの影響が避けられないなどの問題点がある。申請者は,内因性の自家蛍光物質を利用したフラビン蛋白蛍光イメージング法を用いて、後肢の血流遮断による末梢の伝導遮断直後から,大脳皮質・脊髄での神経興奮が起こること、その興奮は遮断側だけでなく、非遮断側においても生じることを見出した。この現象に、拡散性が高く神経可塑性に関与する一酸化窒素(NO)が関与しているのではないかとの仮説を検証することを本研究の目的とする。

    researchmap

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