2025/06/06 更新

写真a

キタオカ モトミツ
北岡 本光
KITAOKA Motomitsu
所属
教育研究院 自然科学系 農学系列 教授
農学部 農学科 教授
職名
教授
▶ researchmapのプロフィールを表示
外部リンク

学位

  • 博士(農学) ( 1993年12月   東京大学 )

研究キーワード

  • 糖関連酵素

  • ビフィズス菌

  • オリゴ糖

研究分野

  • ライフサイエンス / 応用生物化学  / 酵素学

経歴(researchmap)

  • 新潟大学   農学部   教授

    2019年4月 - 現在

      詳細を見る

  • (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門   食品分析研究領域   領域長

    2018年4月 - 2019年3月

      詳細を見る

  • (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門   食品生物機能開発研究領域   酵素機能ユニット長

    2015年4月 - 2018年3月

      詳細を見る

  • (独法)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所   食品バイオテクノロジー研究領域   酵素研究ユニット長

    2006年4月 - 2015年3月

      詳細を見る

  • (独法)食品総合研究所   生物機能開発部   酵素機能研究室長

    2004年4月 - 2006年3月

      詳細を見る

  • (独法)食品総合研究所   生物機能開発部   主任研究員

    2001年4月 - 2004年3月

      詳細を見る

  • 農林水産省食品総合研究所   生物機能開発部   主任研究官

    1999年10月 - 2001年3月

      詳細を見る

  • 生物系特定産業技術研究推進機構   (農林水産省食品総合研究所)   派遣研究員

    1998年4月 - 1999年9月

      詳細を見る

  • アイオワ州立大学   生化学・生物物理学科   博士研究員

    1995年5月 - 1998年2月

      詳細を見る

▶ 全件表示

経歴

  • 新潟大学   農学部 農学科   教授

    2019年4月 - 現在

 

論文

▶ 全件表示

MISC

▶ 全件表示

産業財産権

▶ 全件表示

受賞

  • 学会賞

    2017年9月   日本応用糖質科学会   糖質関連酵素高度活用技術の開発

    北岡本光

     詳細を見る

  • 英文誌最多被引用論文賞

    2011年3月   日本農芸化学会   doi: 10.1271/bbb.80697

    北岡本光

     詳細を見る

  • 技術賞

    2009年4月   飯島記念食品科学振興財団   ヒトミルクオリゴ糖によるビフィズス因子と推定されるラクト-N-ビオースI製造法の開発

    北岡本光

     詳細を見る

  • 英文誌最多被引用論文賞

    2009年3月   日本農芸化学会   doi: 10.1271/bbb.70320

    北岡本光

     詳細を見る

  • 奨励賞

    2002年9月   日本応用糖質科学会   糖質加リン酸分解酵素に関する基礎及び応用研究

    北岡本光

     詳細を見る

共同研究・競争的資金等の研究

  • 新規酵素を含むレボグルコサン代謝の全容解明とその応用に関する研究

    研究課題/領域番号:23K21168

    2024年4月 - 2025年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    吉田 信行, 伏信 進矢, 北岡 本光

      詳細を見る

    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    researchmap

  • 水酸基の酸化反応を鍵とした多糖の新規酵素分解経路の探索

    研究課題/領域番号:21K19070

    2021年7月 - 2024年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:挑戦的研究(萌芽)

    提供機関:日本学術振興会

    北岡 本光

      詳細を見る

    配分額:5850000円 ( 直接経費:4500000円 、 間接経費:1350000円 )

    還元末端2位が酸化されたセルロースのモデル化合物である2-ケトセロビオースの酵素合成法を検討した。2-ケトグルコースがセロビオースホスホリラーゼのアクセプター基質となることを確認した。2-ケトグルコースおよびαグルコース1リン酸を原料とした合成法を通常の酵素反応条件である30℃で行ったところ、反応液に白色沈殿が生じ反応は進行するもののセロビオースホスホリラーゼが早期に失活する現象が観測された。そこで種々条件を検討し、セロビオースを出発原料として、触媒量のリン酸の存在下にピラノースオキシダーゼとセロビオースホスホリラーゼを10℃で作用させる方法を試みたところ効率よくセロビオースを2-ケトセロビオースに変換することに成功した。
    合成した2-ケトセロビオースの構造をNMRにより確認した。還元末端の2-ケトグルコース残基は、グルコース構造としての環化物であるα-およびβ-ピラノースに加えて、フラクトース構造による環化物として、β-フラノース、β-フラノースの4種の平衡混合物として存在していることを明らかにした。フラクトース型の環化物は1位がヘミアセタール化されていない遊離のアルデヒドである。この結果から、遊離アルデヒド基がタンパク質のリジン残基と反応することにより2-ケトセロビオースが酵素の失活剤として作用していることが示唆された。
    2-ケトセロビオースは比較的不安定であり、30℃において中性条件下でpHの低下を伴いグルコースを生成して分解することを確認した。この結果は、当初予想通り2-ケトセロビオースはβ脱離反応により非酵素的に分解することを示唆している。

    researchmap

  • 新規酵素を含むレボグルコサン代謝の全容解明とその応用に関する研究

    研究課題/領域番号:21H02101

    2021年4月 - 2025年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    吉田 信行, 伏信 進矢, 北岡 本光

      詳細を見る

    配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )

    researchmap

  • ミクロの視点から解明する乳児期の菌叢形成メカニズム:酵素機能解析の新展開

    研究課題/領域番号:21H02116

    2021年4月 - 2024年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    片山 高嶺, 伏信 進矢, 奥田 修二郎, 北岡 本光, 杉山 友太

      詳細を見る

    配分額:17810000円 ( 直接経費:13700000円 、 間接経費:4110000円 )

    近年の腸内細菌研究の発展は目覚ましいが、申請者のように腸内細菌側からアプローチする研究例は少数であり、ほとんどの研究は宿主動物側からのアプローチである。宿主側からの研究ではオミクス技術が多用されているが、それだけで細菌の生理機能や代謝機能を理解するのは難しい。無論、オミクス技術が果たしてきた役割は大きいが、結果として現在の腸内細菌研究は、16S rRNA遺伝子解析による細菌叢の把握やメタゲノムデータ解析による代謝機能推定に依存する傾向があると感じられる。本研究では、ビフィズス菌の母乳オリゴ糖代謝に関わる遺伝子群に着目し、その構造機能を詳細に明らかとすることでホモログ間の機能的差異を明らかとすること、実際にその機能的差異が菌叢形成に影響を与えていることを明らかとすることを試みている。2021年度においては、ラクト-N-テトラオーストランスポーターおよび転写因子NagRに着目して研究を進めた。その結果、母乳オリゴ糖トランスポーターGltAにおいては、ラクト-N-テトラオースを効率よく取込むバリアントと取込むことのできないバリアントが存在しており、その機能的差異が3アミノ酸配列の差異によって決定されることをin vitroで明らかとした。高効率取込みタイプのバリアントは乳児糞便サンプルにおいて濃縮されており、離乳と同時に低効率取込みタイプのバリアントと量的差異が無くなることを見出した。また、Bifidobacterium infantisの母乳オリゴ糖代謝遺伝子のグローバルレギュレーターとしてNagRを同定した。nagR変異株においては、多くの母乳オリゴ糖代謝遺伝子の転写が上昇しており、NagRがリプレッサーとして機能していることが明らかとなった。

    researchmap

 

担当経験のある授業科目

  • 統合化学入門

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 機器分析学

    2023年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 科学英語演習

    2023年
    機関名:新潟大学

  • Topics in Applied Bioresource Chemistry

    2023年
    機関名:新潟大学

  • スタディ・スキルズAIIb

    2023年
    機関名:新潟大学

  • スタディ・スキルズAIb

    2023年
    機関名:新潟大学

  • 食品工学特論

    2022年
    機関名:新潟大学

  • 応用生命・食品科学概論

    2022年
    機関名:新潟大学

  • 農学入門I

    2021年
    -
    2022年
    機関名:新潟大学

  • 農学入門II

    2021年
    -
    2022年
    機関名:新潟大学

  • 食品工学概論

    2021年
    機関名:新潟大学

  • 食品科学特論

    2021年
    機関名:新潟大学

  • 食と健康の科学

    2020年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 分析化学実験(農)

    2020年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 基礎化学

    2020年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 食品工学

    2020年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 食品科学概論

    2020年
    -
    2022年
    機関名:新潟大学

  • 食品科学演習Ⅱ

    2020年
    機関名:新潟大学

  • 生物化学実験

    2020年
    機関名:新潟大学

  • スタディ・スキルズA b

    2020年
    機関名:新潟大学

  • 食品科学演習Ⅰ

    2020年
    機関名:新潟大学

▶ 全件表示