2025/01/04 更新

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アイザワ ユウタ
相澤 悠太
AIZAWA Yuta
所属
教育研究院 医歯学系 医学系列 助教
医歯学総合研究科 生体機能調節医学専攻 内部環境医学 助教
職名
助教
外部リンク

学位

  • 博士(医学) ( 2016年3月   新潟大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 胎児医学、小児成育学

経歴

  • 新潟大学   医歯学総合研究科 生体機能調節医学専攻 内部環境医学   助教

    2021年4月 - 現在

  • 新潟大学   教育研究院 医歯学系 医学系列   助教

    2021年4月 - 現在

  • 新潟大学   医歯学総合病院 小児科   特任助教

    2020年4月 - 2021年3月

 

論文

  • Impact of the emergence of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 omicron variants on routine childhood immunization in Japan. 査読 国際誌

    Yuta Aizawa, Isamu Sato, Yuki Abe, Fujio Sasagawa, Akihiko Saitoh

    Vaccine   42 ( 21 )   126137 - 126137   2024年8月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    BACKGROUND: The coronavirus disease 2019 (COVID-19) pandemic disrupted routine childhood vaccination worldwide, especially at the beginning of the pandemic. After the emergence of variants of concern, particularly the Omicron variants, the number of COVID-19 cases significantly increased, especially in children. However, the impact of the Omicron variants on routine childhood vaccination is unknown. METHODS: This retrospective observational study collected data on vaccines included in the Japanese national immunization program (NIP) of children 15 years or younger between 2016 and 2022 in Niigata, Japan. During the study period, hepatitis B virus vaccine and rotavirus vaccines were introduced to the NIP in October 2016 and October 2020, respectively. The monthly number of vaccine doses per eligible child population between 2020 and 2022 (pandemic period) was compared to the average number of vaccine doses in the corresponding month between 2016 and 2019 (pre-pandemic period). The effect of 8 surges of COVID-19 patients on trends in routine childhood vaccination was also analyzed. RESULTS: The numbers of doses during the pre-Omicron pandemic period were comparable to the values administered before the pandemic. However, after the emergence of the Omicron variants, and especially after the surge of Omicron variant BA.5 in 2022, the number of vaccine doses declined. The decline was notable in second doses of MR vaccine at age 5-6 years by - 9.6 % and diphtheria-tetanus vaccine at ages 11-12 years by - 14.1 %. CONCLUSIONS: Routine childhood immunization was significantly affected by the emergence of the Omicron variants most likely due to the facts that more candidates and their guardians contracted COVID-19, or were required isolation for close contacts. The findings highlight the importance of continued monitoring to maintain high coverage of routine childhood immunizations for controlling vaccine preventable diseases. A follow-up study should investigate changes in the number of declined vaccine doses during Omicron variant predominance.

    DOI: 10.1016/j.vaccine.2024.07.038

    PubMed

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  • Acute Flaccid Myelitis With Human Rhinovirus A19 Detection: Case Report and Literature Review 査読

    Yurie Murayama, Yuta Aizawa, Tatsuki Ikuse, Ryohei Izumita, Shunsuke Nukaga, Masahiro Kaneko, Takeshi Yamada, Takeshi Ono, Ko Matsui, Masashi Suda, Akihiko Saitoh

    Pediatric Infectious Disease Journal   43 ( 7 )   708 - 710   2024年7月

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1097/INF.0000000000004317

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  • Detection of enterovirus D68 among children with severe acute respiratory infection in Myanmar 査読

    Tatsuki Ikuse, Yuta Aizawa, Ryotaro Kachikawa, Kazuhiro Kamata, Hidekazu Osada, Su Mon Kyaw Win, Lasham Di Ja, Nay Chi Win, Khin Nyo Thein, Aye Thida, Aye Tun, Ai Ito, Yadanar Kyaw, Htay Htay Tin, Yugo Shobugawa, Hisami Watanabe, Reiko Saito, Akihiko Saitoh

    Journal of Microbiology, Immunology and Infection   2024年4月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jmii.2024.01.001

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  • 小児のCOVID-19ワクチン接種後の遷延する症状の多施設共同研究 査読

    堀越 裕歩, 山中 崇之, 相澤 悠太, 中村 幸嗣, 荘司 貴代, 奥村 俊彦, 張 慶哲

    日本小児科学会雑誌   128 ( 4 )   569 - 575   2024年4月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(公社)日本小児科学会  

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  • Hypocarnitinemia in twins after maternal pivalate‐conjugated antibiotic therapy 査読 国際誌

    Takuya Fuse, Yuta Aizawa, Hiromi Nyuzuki, Kentaro Sawano, Keisuke Nagasaki, Akihiko Saitoh

    Pediatrics International   66 ( 1 )   e15750   2024年2月

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/ped.15750

    PubMed

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MISC

  • NICUにおけるウイルス感染症対策の実際

    相澤 悠太

    日本環境感染学会総会プログラム・抄録集   39回   237 - 237   2024年7月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本環境感染学会  

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  • NICUでの抗菌薬適正使用~まだまだ改善できる!~ 生後早期の極早産児に対する「複合的な抗菌薬適正使用プログラム」の普及効果に関する多施設共同前向き試験

    木下 大介, 松永 展明, 岡崎 薫, 野崎 昌俊, 相澤 悠太, 北野 泰斗, 家原 知子

    日本環境感染学会総会プログラム・抄録集   39回   254 - 254   2024年7月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本環境感染学会  

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  • 特集 園医・学校医update Ⅲ 園医・学校医としてすべきこと・できること 5.感染症流行時・アウトブレイク時の対応

    相澤 悠太

    小児科   65 ( 6 )   542 - 547   2024年6月

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    出版者・発行元:金原出版  

    DOI: 10.18888/sh.0000003049

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  • 生後早期の極早産児に対する「複合的な抗菌薬適正使用プログラム」の普及効果に関する多施設共同前向き試験 抗菌薬使用量低減効果検証と安全性に対する非劣性検証

    木下 大介, 松永 展明, 岡崎 薫, 野崎 昌俊, 相澤 悠太, 北野 泰斗, 家原 知子

    日本周産期・新生児医学会雑誌   60 ( Suppl.1 )   P183 - P183   2024年6月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本周産期・新生児医学会  

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  • 感染症における遺伝子検査の展望 小児感染症におけるMultiplex PCRの今後の展開

    相澤 悠太

    日本感染症学会総会・学術講演会・日本化学療法学会学術集会合同学会プログラム・抄録集   98回・72回   np179 - np180   2024年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本感染症学会・日本化学療法学会  

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受賞

  • English session(学術集会会長要望企画)優秀演題賞

    2024年   第56回日本小児感染症学会総会・学術集会  

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  • 令和6年度新潟大学優秀論文表彰

    2024年   新潟大学  

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  • 第10回学長賞(若手教員研究奨励)

    2023年   新潟大学  

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  • 令和5年度Best Case Report賞

    2023年   新潟大学医歯学総合病院  

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  • 令和5年度新潟大学優秀論文表彰

    2023年   新潟大学  

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 新型コロナウイルス感染症流行後の国内におけるパレコウイルスA3の疫学調査

    研究課題/領域番号:23K14969

    2023年4月 - 2027年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:若手研究

    提供機関:日本学術振興会

    相澤 悠太

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    配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

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  • 小児のパレコウイルスA3感染症-世界における疫学と流行・重症化因子の解明-

    研究課題/領域番号:21KK0166

    2021年10月 - 2027年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

    提供機関:日本学術振興会

    齋藤 昭彦, 渡邉 香奈子, 相澤 悠太, 泉田 亮平

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    配分額:18980000円 ( 直接経費:14600000円 、 間接経費:4380000円 )

    本研究では、パレコウイルスA3(PeVA3)の疫学を世界的規模で調査し、その遺伝子解析と流行予測を行うことを目的としている。この国際共同研究を開始する準備として、まずは、共同研究者に各国のPeV-A3流行状況を確認したが、異なる大陸5か国からは、いずれもこの2年間、流行が起こっていないことが明確となった。これまで、各国において、PeVA3は新生児、早期乳児において、2-3年おきの流行が見られていたが、COVID-19のパンデミックの影響で、感染のパターンが異なってきていることが明確となった。これは、COVID-19のパンデミックによる人流の低下、感染対策の徹底などが影響していると考えられた。
    また、今後流行が見られた際には、世界から集められた検体を用いてウイルスの遺伝子解析を実施する予定であるが、その前段階として、1997年から2021年までに新潟県で採取されたPeVA3の遺伝子解析と系統樹解析を行い、その進化の過程を解析した。その結果、過去に主流を占めていた系統のウイルスは既に消失し、近年は、新しい2つの系統のウイルスが交互に流行していることが明確になった。これらの流行した系統と患者の臨床症状、重症度には相関は見られなかった。これは、今後流行するPeV-A3の遺伝子解析を行う上で、重要な基礎的情報となるであろう。
    尚、COVID-19の流行により、海外渡航はできない状況が続き、計画通り、研究代表者、分担者の今年度の海外渡航は行わなかった。

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  • 国内におけるパレコウイルスA3の前方視的疫学調査

    研究課題/領域番号:19K17290

    2019年4月 - 2023年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:若手研究

    提供機関:日本学術振興会

    相澤 悠太

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    配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

    54人が対象として本研究に組み込まれ、パレコウイルスA感染症1人、エンテロウイルス感染症0人であった。検出されたパレコウイルスA感染症は、11月に発生があり、従来の夏ではない時期であった。また、2020年度の症例集積があった場所とは異なる地域であった。
    初年度は国内の小児入院施設における本疾患の疾病負荷の全体像をつかみんだ。2年目は、例年一定数の検出があるはずのエンテロウイルスが検出数ゼロであり、COVID-19のパンデミックの影響を反映していると考えられ、3年目の2021年度もゼロのままであったため、COVID-19のパンデミックにより早期乳児の敗血症自体が減ったままであることが示唆された。国立感染症研究所の病原体微生物検出情報では2021年度はパレコウイルスAの検出数は17例であった。本研究は従来の全国調査よりもパレコウイルスAが重症感染症を起こす早期乳児にターゲットを絞っており、2021年度は早期乳児ではなく主に年長児でパレコウイルスA感染症が発生していた可能性が推測された。
    本研究の小児入院施設全国ネットワークによって、一部の地域におけるパレコウイルスA感染症の局所的流行をつかむことできている。また、パレコウイルスA3感染症は2,3年ごとに流行を繰り返すことから、疫学情報が特に流行早期においては本疾患を疑う契機として重要であるが、本研究で立ち上げた全国ネットワークが流行の最初をつかめる可能性が初年度に、日本の一部の地域での局所的流行を従来の全国疫学調査よりも鋭敏に検出できることが2年目に示唆された。3年目では、COVID-19パンデミックの影響で減少した早期乳児敗血症の中でもパレコウイルスA感染症が存在していることが示された。さらに、本研究の体制とパレコウイルスAの検出状況を公開するウェブサイトを作成し、本研究に参加していない施設の医療者にも情報を共有できるようにした。

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  • 新生児ヒトパレコウイルス3型感染症発症のメカニズム―移行抗体の役割-

    研究課題/領域番号:26461569

    2014年4月 - 2017年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(C)

    提供機関:日本学術振興会

    齋藤 昭彦, 相澤 悠太, 渡邉 香奈子

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    配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

    ヒトパレコウイルス3型(HPeV3)は、新生児と早期乳児に敗血症と脳髄膜炎をきたす重要な新興感染症である。我々は、1)正期産児の臍帯血、2)重篤なHPeV3関連疾患に罹患した45名の新生児と早期乳児を対象にHPeV3に対する中和抗体を測定した。その結果、1)約40%の児で、HPeV3に対する抗体価が低く、2)発症時の抗体価は低値で、その後、生後3、6か月での抗体価はすべての患者で高い値を示した。以上より、移行抗体が、重篤なHPeV3関連の疾患において重要であることが明確となった。

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担当経験のある授業科目

  • 学問の扉 知と方法の最前線

    2022年
    -
    2023年
    機関名:新潟大学