歯学部 歯学科 助教
医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻 摂食環境制御学 助教
2024/12/22 更新
博士(歯学) ( 2020年3月 )
ライフサイエンス / 補綴系歯学
新潟大学 大学院医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野 助教
2021年4月 - 現在
新潟大学 医歯学総合病院 口腔リハビリテーション科 医員
2020年4月 - 2021年3月
新潟大学 教育研究院 医歯学系 歯学系列 助教
2021年4月 - 現在
新潟大学 医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻 摂食環境制御学 助教
2021年4月 - 現在
新潟大学 歯学部 歯学科 助教
2021年4月 - 現在
新潟大学 大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻
2016年4月 - 2020年3月
新潟大学 歯学部 歯学科
2009年4月 - 2015年3月
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
日本顎口腔機能学会
歯科基礎医学会
日本口腔リハビリテーション学会
日本嚥下医学会
Kouta Nagoya, Takanori Tsujimura, Midori Yoshihara, Masahiro Watanabe, Jin Magara, Katsushige Kawasaki, Makoto Inoue
Frontiers in Physiology 15 2024年8月
Functional involvement of the sternohyoid muscle during breathing and swallowing in rats. 国際誌
Nobuaki Saka, Titi Chotirungsan, Midori Yoshihara, Charng-Rong Pan, Yuhei Tsutsui, Nozomi Dewa, Jin Magara, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue
American journal of physiology. Gastrointestinal and liver physiology 2024年8月
口底癌術後遊離皮弁再建術後に重度嚥下障害,構音障害を呈した一例
落合 勇人, 板 離子, 那小屋 公太, 吉原 翠, 山田 真子, 鈴木 拓, 井上 誠
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 27 ( 3 ) S247 - S248 2023年12月
Inhibition of Water-Evoked Swallowing During Noxious Mechanical Stimulation of Tongue in Anesthetized Rats. 国際誌
Takanori Tsujimura, Yuta Nakajima, Titi Chotirungsan, Satomi Kawada, Yuhei Tsutsui, Midori Yoshihara, Taku Suzuki, Kouta Nagoya, Jin Magara, Makoto Inoue
Dysphagia 38 ( 3 ) 965 - 972 2022年9月
麻酔ラットへのアトロピン投与がもたらす蒸留水誘発嚥下の変調効果(Atropine facilitates initiation of swallowing evoked by distilled water in anaesthetized rats)
中嶋 優太, 辻村 恭憲, 那小屋 公太, 吉原 翠, 川田 里美, 筒井 雄平, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2021 162 - 162 2021年10月
Kojun Tsuji, Takanori Tsujimura, Shogo Sakai, Taku Suzuki, Midori Yoshihara, Kouta Nagoya, Jin Magara, Yoshihide Satoh, Makoto Inoue
American Journal of Physiology-Gastrointestinal and Liver Physiology 319 ( 5 ) G564 - G572 2020年11月
Midori Yoshihara, Takanori Tsujimura, Taku Suzuki, Kouta Nagoya, Naru Shiraishi, Jin Magara, Miho Terunuma, Makoto Inoue
American Journal of Physiology-Gastrointestinal and Liver Physiology 319 ( 3 ) G412 - G419 2020年9月
慢性閉塞性肺疾患(COPD)に起因する嚥下機能低下の生理学的検証
那小屋 公太, 辻村 恭憲, 吉原 翠, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2020 343 - 343 2020年9月
麻酔下ラットにおけるAMPA受容体ポジティブアロステリックモジュレーターによる嚥下誘発への効果
吉原 翠, 那小屋 公太, 辻村 恭憲, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2020 342 - 342 2020年9月
慢性閉塞性肺疾患(COPD)に起因する嚥下機能低下の生理学的検証
那小屋 公太, 辻村 恭憲, 吉原 翠, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2020 343 - 343 2020年9月
麻酔下ラットにおけるAMPA受容体ポジティブアロステリックモジュレーターによる嚥下誘発への効果
吉原 翠, 那小屋 公太, 辻村 恭憲, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2020 342 - 342 2020年9月
麻酔下ラットにおける喉頭TRPV1持続活性化による嚥下誘発への影響
吉原 翠, 那小屋 公太, 真柄 仁, 辻村 恭憲, 井上 誠
日本顎口腔機能学会雑誌 26 ( 1 ) 22 - 23 2020年9月
笹 杏奈, 伊藤 加代子, 吉原 翠, 竹井 絵理, 坂井 遥, 上村 由紀子, 秋元 幸平, 井上 誠
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 23 ( 3 ) S229 - S229 2019年12月
Takanori Tsujimura, Rumi Ueha, Midori Yoshihara, Eri Takei, Kouta Nagoya, Naru Shiraishi, Jin Magara, Makoto Inoue
The Journal of Physiology 597 ( 11 ) 2949 - 2963 2019年6月
Effect of peripherally and cortically evoked swallows on jaw reflex responses in anesthetized rabbits 査読 国際誌
Taku Suzuki, Midori Yoshihara, Shogo Sakai, Kojun Tsuji, Kouta Nagoya, Jin Magara, Takanori Tsujimura, Makoto Inoue
Brain Research 1694 19 - 28 2018年9月
若手の口腔生理学研究最前線 嚥下反射の誘発に関わる末梢の受容機構
吉原 翠, 鈴木 拓, 那小屋 公太, 辻村 恭憲, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2018 98 - 98 2018年9月
Involvement of hypoglossal and recurrent laryngeal nerves on swallowing pressure 査読 国際誌
Takanori Tsujimura, Taku Suzuki, Midori Yoshihara, Shogo Sakai, Naomi Koshi, Hirokazu Ashiga, Naru Shiraishi, Kojun Tsuji, Jin Magara, Makoto Inoue
Journal of Applied Physiology 124 ( 5 ) 1148 - 1154 2018年5月
嚥下が顎反射に与える影響
鈴木 拓, 吉原 翠, 辻 光順, 真柄 仁, 辻村 恭憲, 井上 誠
Journal of Oral Biosciences Supplement 2017 263 - 263 2017年9月
吉原 翠, 竹内 千華子, 竹石 龍右, 伊藤 加代子, 真柄 仁, 辻村 恭憲, 井上 誠
日本顎口腔機能学会雑誌 24 ( 1 ) 40 - 41 2017年9月
麻酔ラットへのアトロピン静脈内投与がもたらす嚥下誘発の変調効果
中嶋優太, 辻村恭憲, 吉原翠, 那小屋公太, 真柄仁, 井上誠
日本顎口腔機能学会学術大会プログラム・事前抄録集 68th 2022年
A精神科病院の病棟内食堂で食事摂取可能な入院患者における誤嚥性肺炎リスクの影響要因と予防に向けた支援
清野 由美子, 小山 諭, 井上 誠, 鈴木 拓, 吉原 翠, 渋木 瞳, 笹 杏奈, 鈴見 梨紗, 坂井 遥
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 25 ( 1 ) 33 - 43 2021年4月
麻酔ラットへのアトロピン投与がもたらす蒸留水誘発嚥下の変調効果
中嶋優太, 辻村恭憲, 那小屋公太, 吉原翠, 川田里美, 筒井雄平, 井上誠
Journal of Oral Biosciences Supplement (Web) 2021 2021年
慢性閉塞性肺疾患(COPD)モデルラットにおける嚥下動態の生理学的解析
那小屋公太, 辻村恭憲, 吉原翠, 井上誠
日本嚥下医学会抄録(Web) 44th 2021年
麻酔下ラットにおけるAMPA受容体ポジティブアロステリックモジュレーターによる嚥下誘発への効果
吉原翠, 那小屋公太, 辻村恭憲, 井上誠
Journal of Oral Biosciences Supplement (Web) 2020 2020年
慢性閉塞性肺疾患(COPD)に起因する嚥下機能低下の生理学的検証
那小屋公太, 辻村恭憲, 吉原翠, 井上誠
Journal of Oral Biosciences Supplement (Web) 2020 2020年
麻酔下ラットにおける喉頭TRPV1持続活性化による嚥下誘発への影響
吉原翠, 那小屋公太, 真柄仁, 辻村恭憲, 井上誠
日本顎口腔機能学会雑誌 26 ( 1 ) 2019年
嚥下反射の誘発に関わる末梢の受容機構
吉原翠, 鈴木拓, 那小屋公太, 辻村恭憲, 井上誠
Journal of Oral Biosciences Supplement (Web) 2018 2018年
低酸素脳症発症後に嚥下障害を認めた一例 査読
吉原 翠, 上村 由紀子, 大口 繭美, 砂田 悠香子, 竹内 千華子, 白石 成, 辻村 恭憲, 井上 誠
新潟歯学会 47 ( 1 ) 33 - 37 2017年6月
モデル動物を用いた多面的アプローチによる嚥下障害の病態解明
研究課題/領域番号:22KK0139
2022年10月 - 2025年3月
制度名:科学研究費助成事業
研究種目:国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
提供機関:日本学術振興会
井上 誠, 辻村 恭憲, 那小屋 公太, 吉原 翠, 真柄 仁
配分額:20150000円 ( 直接経費:15500000円 、 間接経費:4650000円 )
摂食嚥下機能に関わる前帯状皮質の役割
研究課題/領域番号:22K19616
2022年6月 - 2025年3月
制度名:科学研究費助成事業
研究種目:挑戦的研究(萌芽)
提供機関:日本学術振興会
井上 誠, 辻村 恭憲, 那小屋 公太, 吉原 翠, 真柄 仁
配分額:6500000円 ( 直接経費:5000000円 、 間接経費:1500000円 )
咽喉頭酸逆流による嚥下誘発・咀嚼動態の変調およびTRPM8刺激による影響の検証
研究課題/領域番号:21K17060
2021年4月 - 2024年3月
制度名:科学研究費助成事業 若手研究
研究種目:若手研究
提供機関:日本学術振興会
吉原 翠
担当区分:研究代表者
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
超高齢社会となった日本において,肺炎は高齢者の主たる死亡原因であり,中でも摂食嚥
下機能の低下に伴う誤嚥性肺炎の発症数は加齢とともに増加している.誤嚥性肺炎は,嚥下咽頭期障害が主たる原因となる呼吸器感染症であるが,高齢者に多い消化器疾患である胃食道逆流症(GERD)患者でも,誤嚥性肺炎の発症率が高いされる.胃酸を含む逆流物を原因とする逆流性誤嚥は重篤な肺炎を発症し得るにも関わらず,GERD患者における誤嚥性肺炎の発症機序については不明な点が多い.本研究は申請者が培ってきたモデル動物を利用した実験系を駆使して,咽喉頭への酸の長期的酸曝露が嚥下・咀嚼動態に与える影響,メントール投与がもたらす効果について,神経生理学・薬理学的手法を用いて検証することを目的とした.
令和3年度は咽喉頭酸逆流によって生じる嚥下誘発変調の機序解明を進めるため,咽喉頭の感覚を支配する上喉頭神経(SLN)の神経活動記録を行い,同領域への化学刺激によりSLN活動がいかなる変調を受けるか検証することとした.
実験には7-10週齢のウレタン麻酔下のSD系雄性ラットを用いた.喉頭に生理食塩水,蒸留水,KClを順に滴下し,SLNの応答を1分間記録した.各刺激の間に喉頭吸引を行い,前に滴下した試薬および分泌物の影響を排除した.SLN活動はKCl投与時に最大の応答を示した.
しかし,現状では神経活動記録中に神経が傷害されて正確な応答を示さなくなってしまう場合が多く,安定してデータをとることが難しい.そのため,SLNの応答を記録できる時間が短く,検証できる試薬の数が限られている.今後安定して神経記録が取れるよう,技術的な向上と実験環境の整備が望まれる.
脳梗塞における摂食嚥下障害の病態解明とその回復に顎口腔機能がもたらす効果
研究課題/領域番号:21H03128
2021年4月 - 2024年3月
制度名:科学研究費助成事業
研究種目:基盤研究(B)
提供機関:日本学術振興会
井上 誠, 辻村 恭憲, 那小屋 公太, 照沼 美穂, 吉原 翠, 真柄 仁
配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )
胃食道逆流による咀嚼・嚥下変調機序の解明
研究課題/領域番号:20K23049
2020年9月 - 2022年3月
制度名:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
研究種目:研究活動スタート支援
提供機関:日本学術振興会
吉原 翠
配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )
本研究は咽喉頭の持続酸刺激に伴って生じる浮腫と嚥下誘発の変調との関連を明らかにすることを目的とした.TRPV1受容体は酸刺激に応答しNK1受容体を介して神経原性炎症による浮腫を誘発することが知られるため,両受容体に着目した.実験には麻酔ラットを用いた.NK1ブロッカー単独投与は喉頭機械・化学刺激誘発嚥下に影響しなかった.喉頭持続TRPV1刺激後,機械刺激誘発嚥下はブロッカー投与群と対象群で差がなく,喉頭エバンスブルー溶出量も同様だった.よって,NK1ブロッカー投与はTRPV1活性化に伴う喉頭浮腫を抑制しなかった.本結果が喉頭領域特異的であるか他の領域と比較検討していく.