2024/10/07 更新

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カトウ シヨウ
加藤 将
KATO Syou
所属
教育研究院 人文社会科学系 特任准教授
教育学部 特任准教授
職名
特任准教授
外部リンク

学位

  • 博士(理学) ( 2010年3月   東京大学 )

  • 修士(理学) ( 2006年3月   東京大学 )

研究キーワード

  • 系統分類学

  • 進化生物学

  • 水生植物

  • 車軸藻類

研究分野

  • 環境・農学 / 生物資源保全学

  • ライフサイエンス / 進化生物学

  • ライフサイエンス / 多様性生物学、分類学

経歴(researchmap)

  • 新潟大学   教育学部   特任准教授

    2020年4月 - 現在

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  • 新潟大学   教育学部   特任助教

    2019年4月 - 現在

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  • 特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合   主任研究員

    2018年5月 - 2018年12月

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  • 東邦大学   理学部 生命圏環境科学科   訪問研究員

    2016年7月 - 2019年3月

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  • 特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合   研究員

    2015年5月 - 2018年5月

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  • 神戸大学   大学院理学研究科 生物学専攻   博士研究員

    2015年4月 - 2015年5月

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  • 神戸大学   大学院理学研究科 生物学専攻   日本学術振興会 特別研究員(PD)

    2012年4月 - 2015年4月

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  • 神戸大学   大学院理学研究科 生物学専攻   ポスドク研究員

    2011年4月 - 2012年4月

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  • 筑波大学   大学院生命環境科 学研究科生命共存科学専攻   ポスドク研究員

    2010年5月 - 2011年4月

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  • 東京大学   大学院理学系研究科 生物科学専攻   特任研究員

    2010年4月 - 2010年5月

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  • 東京大学   大学院理学系研究科 生物科学専攻   日本学術振興会 特別研究員(DC2)

    2008年4月 - 2010年4月

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経歴

  • 新潟大学   教育学部   特任准教授

    2021年6月 - 現在

  • 新潟大学   教育研究院 人文社会科学系   特任准教授

    2021年6月 - 現在

  • 新潟大学   教育学部   特任准教授

    2020年4月 - 2021年3月

  • 新潟大学   教育学部   特任助教

    2019年4月 - 2020年3月

学歴

  • 東京大学   大学院理学系研究科   生物科学専攻 博士課程

    2006年4月 - 2010年3月

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  • 東京大学   大学院理学系研究科   生物科学専攻 修士課程

    2004年4月 - 2006年3月

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  • 東京水産大学   水産学部   海洋生産学科

    2000年4月 - 2004年3月

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所属学協会

委員歴

  • 琵琶湖環境科学研究センター 滋賀県生きものデータバンク検討委員会   委員  

    2019年4月 - 現在   

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    団体区分:その他

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  • 神奈川県レッドリスト選定・評価委員会 植物・菌類部会   委員  

    2019年2月 - 現在   

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    団体区分:自治体

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  • 水草研究会   幹事  

    2019年1月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 東京都建設局 井の頭池水草再生計画検討会   委員  

    2017年4月 - 現在   

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    団体区分:自治体

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論文

  • Database of aquatic macrophytes in Japanese lakes 査読

    Syou Kato, Takashi Shiga, Takashi Yamanouchi, Jun Nishihiro

    Ecological Research   2024年2月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Wiley  

    Abstract

    Macrophytes, comprising aquatic vascular plants, bryophytes, and macroalgae, including charophytes, are crucial components of lake ecosystems. Their diversity affects ecosystem functions and services, and they are sensitive to environmental changes, making them effective indicators of lake health. Historical records of macrophyte species composition are essential for evaluating environmental changes and conservation goals. In this study, we compiled a comprehensive database of macrophytes, along with lake and survey information from the literature, providing a historical record of macrophyte biodiversity for lakes in Japan. This database enables the analysis of changes in the flora of Japanese lakes and fluctuations in species distribution, facilitating future monitoring. The complete dataset for this abstract published in the Data Article section of the journal is available in MetaCat in JaLTER at http://db.cger.nies.go.jp/JaLTER/metacat/metacat/ERDP-2024-02.1/jalter-en.

    DOI: 10.1111/1440-1703.12449

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  • Two lineages of Lemna aequinoctialis (Araceae, Lemnoideae) based on physiology, morphology, and phylogeny

    Yuri Lee, Syou Kato, Jae Young Kim, Yoshiko Shimono, Takashi Shiga

    Journal of Plant Research   2024年2月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Springer Science and Business Media LLC  

    DOI: 10.1007/s10265-023-01509-w

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    その他リンク: https://link.springer.com/article/10.1007/s10265-023-01509-w/fulltext.html

  • 尾瀬沼及び周辺湿原の大型水生植物相

    薄葉 満, 志賀 隆, 加藤 将, 黒沢 高秀, 根本 秀一, 緑川 昭太郎, 山ノ内 崇志, 大森 威宏

    低温科学   80   225 - 235   2022年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:低温科学第80巻編集委員会  

    標本調査と現地調査の結果,尾瀬沼とその周辺湿原から17科34種1変種の水生維管束植物と2種の水生蘚苔類,2種の車軸藻植物が確認された.このうちショウブ,ガマ,ホソバミズヒキモ,シズイは今回初めて報告された.ショウブとガマは2000年代初頭には生育していたと考えられる.過去に記録があるササエビモ,フトイ,ホザキノフサモ,コタヌキモはそれぞれエゾヒルムシロ,オオフトイ,フサモ,ヤチコタヌキモと考えられる.

    DOI: 10.14943/lowtemsci.80.225

    CiNii Books

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  • New distributional records, taxonomy, morphology, and genetic variations of the endangered brackish-water species Lamprothamnium succinctum (Charales, Charophyceae) in Japan 査読

    Kato, S, Tanaka, J, Tanaka, N, Yokoyama, J, Ito, Y, Fujiwara, Y, Higa, A, Kobayashi, S, Watanabe, M. M, Sakayama, H

    Journal of Asia-Pacific Biodiversity   14 ( 1 )   15 - 22   2021年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • Sagittaria siamaginashi (Alismataceae): a new species from Thailand and Myanmar 査読

    Takashi Shiga, Syou Kato, Katsuyoshi Suzuki, Kazumasa Tsubota, Siriporn Zungsontiporn, Tanchanok Jongrukthai, Ansaya Promma, Akekarat Tanutong, Mu Mu Aung, Norio Tanaka, Qixiang Lu, Kazuyuki Itoh

    Acta Phytotaxonomica et Geobotanica   2021年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • 地形と履歴からみた津波被災後における汽水生沈水植物生育地の出現と消滅:浦戸諸島野々島(宮城県)の事例 査読

    山ノ内 崇志, 倉園 知広, 黒沢 高秀, 加藤 将

    保全生態学研究   25 ( 1 )   77 - 86   2020年5月

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会  

    2011年 3月に発生した東北地方太平洋沖地震の津波被災地では新たに形成された湿地に希少な湿性植物の出現が見られたが、その後の復旧工事などで消滅した生育地も少なくない。特に多くの沈水植物がみられた宮城県野々島において小規模な湿地の沈水植物相を調査するとともに、地形や津波前後の土地利用を調査した。 2015年 8月には、沈水植物として沈水生維管束植物 4種、車軸藻類 1種を確認した。空中写真、衛星画像および都市計画図の判読から、この湿地は海岸浜堤の後背に位置し、少なくとも 1950年代から津波を受ける 2011年までの間は水田または休耕地であった。この湿地は 2016年までに復旧・復興事業にともなう埋立てにより消失した。災害復旧には迅速性が求められるため、災害後に出現した希少種の保全策を検討する時間を確保することは容易ではない。そのため攪乱後の希少種の出現傾向を予測し、災害に先だって情報提供や注意喚起を行うことが必要である。地形情報や土地履歴などの地理情報を活用した希少種の出現の予測は、災害やその後の復旧・復興事業に先だった情報提供・注意喚起の手段として検討の価値があると考えられる。

    DOI: 10.18960/hozen.1924

    CiNii Article

    CiNii Books

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    その他リンク: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18H04146/

  • Evidence for newly discovered albino mutants in a pyroloid: implication for the nutritional mode in the genus Pyrola 査読

    Kohtaroh Shutoh, Yuko Tajima, Jun Matsubayashi, Ichiro Tayasu, Syou Kato, Takashi Shiga, Kenji Suetsugu

    American Journal of Botany   107 ( 4 )   650 - 657   2020年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Wiley  

    DOI: 10.1002/ajb2.1462

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    その他リンク: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1002/ajb2.1462

  • クッチャロ湖の沈水植物(予報)

    片桐浩司, 櫻井善文, 山ノ内崇志, 加藤 将

    水草研究会誌   109   3 - 7   2020年2月

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    担当区分:最終著者  

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  • The aquatic macrophyte flora of a small pond revealing high species richness in the Aomori Prefecture, Japan 査読

    Shutoh, Kohtaroh, Yamanouchi, Takashi, Kato, Syou, Yamagishi, Hiroki, Ueno, Yusuke, Hiramatsu, Shiori, Nishihiro, Jun, Shiga, Takashi

    JOURNAL OF ASIA-PACIFIC BIODIVERSITY   12 ( 3 )   448 - 458   2019年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:NATL SCIENCE MUSEUM & KOREAN NATL ARBORETUM  

    A small semiartificial pond, revealing high species richness with respect to the aquatic macrophytes, was studied in the Aomori Prefecture, Japan. The pond had been completely formed ca. 10 years previously after excavation into a wet bog. To identify and evaluate its aquatic macrophyte flora during 2017-2018, we listed the species of aquatic vascular plants and charophytes in the pond and compared this list with those from the natural Japanese lakes using a database of aquatic flora in Japan. Two species were identified by molecular analyses because they lacked any reproductive organs, which were necessary for identifying the species level. We found a total of 57 taxa of aquatic macrophytes including 15 Red List species in Japan or Aomori Prefecture. Comparing the flora list with those from the 66 natural Japanese lakes surveyed since 2001, the pond was ranked fourth in the order of diversity (based on species richness) and rarity (based on numbers of Red List species). Therefore, the pond is an important aquatic environment in terms of aquatic macrophyte conservation in Japan. Interestingly, for a pond with such high species diversity, it is relatively small (0.14 km(2)), semiartificial, and relatively recently formed. (C) 2019 National Science Museum of Korea (NSMK) and Korea National Arboretum (KNA), Publishing Services by Elsevier.

    DOI: 10.1016/j.japb.2019.02.006

    Web of Science

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  • 千葉県内におけるクサシャジクモの再発見

    伊東 樹明, 加藤 将, 佐野 郷美, 西廣 淳

    水草研究会誌   108   39 - 42   2019年5月

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  • 富士北麓,河口湖における水草・車軸藻類と湿生植物の分布状況-2017年- 査読

    芹澤如比古, 中村誠司, 加藤将, 志賀隆, 山ノ内崇志, 首藤光太郎, 坪田和真, 緑川昭太郎, 上嶋崇嗣, 渡邉亮, 井藤大樹, 中村高志, 山本真也, 芹澤(松山)和世

    富士山研究   13 ( 13 )   17 - 27   2019年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:[出版社不明]  

    河口湖における水草・車軸藻類と湿生植物の分布状況を詳らかにすることを目的に、西部湖盆に11定線(湖内に7定線、岸辺に4定線)、東部湖盆に11定線(湖内に5定線、岸辺に6定線)、船津湖盆に4定線(湖内に2定線、岸辺に2定線)を設定し、2017 年9 月に植物相調査を行った。湖内ではボートによる調査を、岸辺では踏査を行い、いずれも自作採集器で湖底を曳きずる採集や徒手による採集と目視確認を行った。 その結果、水草39種(抽水植物21種、浮遊植物3種、沈水植物15種)、車軸藻類7種、湿生植物27種の計73種が確認され、水草と湿生植物についてはこれまでで最大の種数を確認することができた。また、河口湖新産種として40種(抽水植物13種、浮遊植物3種、沈水植物3種、湿生植物21種)を確認することができた。水草、車軸藻類、湿生植物はそれぞれ西部で24種、4種、6種、東部で33種、5種、19種、船津で20種、7種、12種であり、合計の種数は東部で最大の57種、船津で39種、西部で最小の34種であることが判明した。本調査で確認された環境省レッドリスト掲載種は水草4種(抽水植物2種、沈水植物2種)、車軸藻類7種、湿生植物2種の計13種であった。 今回の踏査調査では湿生植物だけでなく、抽水植物も多く確認され、切れ藻を確認することで沈水植物についても全種を網羅できたことから、河口湖の様に水生植物の分布域が岸辺からの採集器の投げ入れで届く浅部に集中している湖沼では、岸辺からの調査が極めて有効であると考えられた。

    DOI: 10.24769/00000066

    CiNii Article

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  • 山梨県の水田域における水草・大型藻類群集の市町村間の類似性

    渡邉 亮, 中村 誠司, 原野 晃一, 芹澤(松山) 和世, 芹澤 如比古

    山梨大学教育学部紀要 = 山梨大学教育学部紀要   28   119 - 125   2019年1月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:山梨大学教育学部  

    山梨県の水田域において2016年に120定点で行った定性調査の結果と2017年に161定点で行った定量調査の結果を基に,各市町村間で群集類似度をHornの重複度指数により算出し,クラスター解析を最短距離法により行った。類似度は甲斐市と北杜市で最も高く,次いで甲府市と南アルプス市,昭和町と南アルプス市であり,隣接するか距離的に近い市町村間で高い傾向が見られた。これは距離的に近い場所では環境が似ていることや,水草・大型藻類の移入頻度などに起因すると考えられた。クラスター解析では東部・富士五湖地方の4市町から成るクラスターと中西部の12市町全てを含んだクラスターが形成された。これら2つの地域は山によって隔てられていることから,標高や気温などが異なり,それらが水草・大型藻類の種組成や生育量に影響したものと推察された。

    DOI: 10.34429/00001081

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  • Establishment of a Clonal Culture of Unicellular Conjugating Algae 査読

    Tsuchikane Yuki, Hamaji Takashi, Ota Katsumi, Kato Syou

    JOVE-JOURNAL OF VISUALIZED EXPERIMENTS   ( 137 )   2018年7月

  • Development of 11 Ecklonia radicosa (Phaeophyceae, Laminariales) SSRs markers using next-generation sequencing and intra-genus amplification analysis 査読

    Shingo Akita, Keiichiro Koiwai, Takeaki Hanyuda, Syou Kato, Reiko Nozaki, Tsubasa Uchino, Takashi Sakamoto, Hidehiro Kondo, Ikuo Hirono, Daisuke Fujita

    Journal of Applied Phycology   30 ( 3 )   2111 - 2115   2018年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Springer Netherlands  

    Polymorphic simple sequence repeat (SSR) markers of Ecklonia radicosa were developed using Illumina MiSeq next-generation sequencing (NGS) analysis. In total, 3112 SSRs (di- to hexanucleotide motifs repeated more than six times) were identified from 61.5-Mb assembled genomic DNA using MISA perl script. Among the SSRs, di- (853 loci, 27.4%) and trinucleotides (1813 loci, 58.3%) were dominant, while tetra- (172 loci, 5.5%), penta- (175 loci, 5.6%), and hexanucleotides (99 loci, 3.2%) were not common. After specific amplification and polymorphic tests of 75 selected loci (tri- to hexanucleotide motifs repeated more than eight times), 11 SSR markers (Eradic01–11) were successfully developed. The range of the number of alleles, observed heterozygosity, and expected heterozygosity in the 11 markers was 3–13, 0.200–0.683, and 0.258–0.864, respectively. Polymorphic information content (PIC) analysis indicated that eight markers (Eradic01, 02, 04, 05, 06, 08, 09, and 11) were highly informative (PIC &gt
    0.5) and the other three were reasonably informative (0.5 &lt
    PIC &lt
    0.25). In addition, intra-genus amplification was obtained in all markers except for Eradic02, 08, and 11. These markers could help to reveal the genetic diversity and population structure of E. radicosa.

    DOI: 10.1007/s10811-018-1406-5

    Web of Science

    Scopus

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  • Molecular phylogenetic relationships among populations of Sagittaria aginashi Makino (Alismataceae) and endemic Chinese species 査読

    Tsubota K, K. Shutoh, S. Kato, H.-J. Choi, T. Shiga

    Journal of Asia-Pacific Biodiversity   2018年

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  • Genetic Identification of Sagittaria natans (Alismataceae) from Lake Yonuma (Iwate Prefecture) as a New Locality in Japan 査読

    SHIGA Takashi, KATO Syou, USUBA Mitsuru, YAMANOUCHI Takashi, KURAZONO Tomohiro, HIRASAWA Yuki, YAMAZAKI Mami

    植物研究雑誌   92 ( 4 )   184‐192   2017年8月

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    記述言語:英語  

    J-GLOBAL

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  • Taxonomy, morphology, and genetic variation of Nitella flexilis var. bifurcata (Charales, Characeae) from Japan 査読

    Hidetoshi Sakayama, Atsushi Kai, Mio Nishiyama, Makoto M. Watanabe, Syou Kato, Motomi Ito, Hisayoshi Nozaki, Hiroshi Kawai

    PHYCOLOGICAL RESEARCH   63 ( 3 )   159 - 166   2015年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:WILEY-BLACKWELL  

    The taxonomic status of Nitella flexilis var. bifurcata (Charales, Characeae), which is endemic to Japan, has remained unclear because there have been no records since its description in 1964, and the detailed morphology of fully mature individuals as well as its molecular phylogeny have not been studied. Recently, we collected a fully mature N.flexilis var. bifurcata from two lakes near the type locality in Japan. The morphological characteristics of the thalli agreed well with that in the original description of the taxon, with distinctive fertile and sterile branchlets that divided twice and unicellular dactyls. Scanning electron microscopy showed that the fine oospore structure of N.flexilis var. bifurcata was different from that of related taxa. In addition, molecular phylogenetic and haplotype network analyses using the chloroplast rbcL DNA sequences and the intergenic spacer regions between atpB and rbcL genes demonstrated that N.flexilis var. bifurcata and N.flexilis var. flexilis were distinct.

    DOI: 10.1111/pre.12085

    Web of Science

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  • Occurrence of the endangered species Nitellopsis obtusa (Charales, Charophyceae) in western Japan and the genetic differences within and among Japanese populations 査読

    Syou Kato, Hiroshi Kawai, Masayuki Takimoto, Hidefumi Suga, Katsunori Yohda, Kenji Horiya, Sumio Higuchi, Hidetoshi Sakayama

    PHYCOLOGICAL RESEARCH   62 ( 3 )   222 - 227   2014年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:WILEY-BLACKWELL  

    Nitellopsis obtusa (Charales, Charophyceae) are widely distributed from Europe to Asia; however, this species has been recorded in only the five lakes in central Honshu in Japan. This species was thought to be extinct in Japan, but was rediscovered in limited areas of Lake Kawaguchi in central Honshu. More recently, we discovered more Japanese populations of N. obtusa in Lake Biwa in western Honshu, and it became clear that the species had a broader distribution in Japan than originally believed. In addition, although only male or female thalli have been collected at each lake, both male and female thalli were found from Lake Biwa. This is the first report of a potentially sexual population of N. obtusa in Japan. The DNA sequences of three chloroplast DNA markers, including both coding and non-coding regions, were identical in all specimens from Lake Kawaguchi and Lake Nojiri (Central Honshu), and differed from those of Lake Biwa and German specimens. Although Japanese and German specimens were genetically similar, Japanese specimens displayed considerable genetic diversity according to locality.

    DOI: 10.1111/pre.12057

    Web of Science

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  • 富士北麓、山中湖に生育する水生植物の水平・垂直分布 : 2008年 査読

    芹澤如比古, 吉澤一家, 高橋一孝, 加藤将, 野埼久義, 芹澤(松山)和世

    富士山研究   8 ( 8 )   7 - 14   2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:山梨県環境科学研究所  

    山中湖に生育する水草・大型藻類の水平・垂直分布の現状について明らかにすることを目的に、湖の北岸に5定線、南岸に6定線、平野ワンドに4定線の計15定線を設け、2008年9月18~19日に各定線上で船上より自作の2種類の採集器を用いた水深1m毎の水草・大型藻類の採集と透明度の測定を行った。また、出現種数の多かった北岸の1地点で9月29日にスキューバ潜水により1辺50cmの方形枠3枠ずつの坪刈り採集を水深毎に行った。採食物は各定線、地点で水深毎に種類別に分けた後、生重量を測定した。その結果、湖全体で水草類12種(うち1種は交雑種)、大型藻類6種(シャジクモ属1種、フラスコモ属3種、フジマリモ糸状体、アオミドロ属)が確認された。定線調査による総採集量は6.2kg生重(平野ワンド4定線で2.9kg、北岸5定線で2.0kg、南岸6定線で1.3kg)であり、ホザキノフサモ、セキショウモ、ホソバミズヒキモ、クロモの順で採集量が多く、これらで全体の91%を占めた。また、セキショウモとホソバミズヒキモは15定線で、ホザキノフサモは14定線で、クロモは13定線で確認された。区域毎の水草の出現種数は北岸と南岸が10種、平野ワンドが8種であり、透明度は北岸で5.4~6.1m、南岸で4.7~5.8m、平野ワンドで3.4~4.3mであった。また、採集量が大きかった水深帯は北岸で3~4m、南岸で3~2m、平野ワンドで1~2mであった。北岸における単位面積(1㎡)当たりの現存量は水深3~4mで最大の2.4kg、次いで2mで0.8kg、1mで0.7kg、5mで0.1kgであった。以上より、セキショウモ、ホソバミズヒキモ、ホザキノフサモ、クロモが2008年の山中湖の優占種であり、これを過去の知見と比較した結果、山中湖では水草の種組成と優先度が数年といった短い期間でも大きく変遷していることが明らかになった。また、山中湖の水草・大型藻類の分布下限水深5mであり、透明度の増加に伴って水草の分布中心も平野ワンド、南岸、北岸の順で深くなり、種数も増加する傾向が見られた。さらに区域により種組成や生物量も異なることがあきらかになった。

    CiNii Article

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  • 藻類学最前線 rbcL遺伝子に働く自然選択とルビスコの適応進化 招待 査読

    加藤 将

    藻類   61 ( 3 )   149 - 153   2013年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本藻類学会  

    CiNii Article

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  • Optimization of culture conditions of the thraustochytrid Aurantiochytrium sp. strain 18W-13a for squalene production 査読

    Atsushi Nakazawa, Hiroshi Matsuura, Ryoji Kose, Syou Kato, Daiske Honda, Isao Inouye, Kunimitsu Kaya, Makoto M. Watanabe

    BIORESOURCE TECHNOLOGY   109   287 - 291   2012年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:ELSEVIER SCI LTD  

    Optimum conditions of temperature, salinity and glucose concentration were investigated for squalene production of the strain of Aurantiochytrium sp. 18W-13a, with a high content of squalene. Squalene production by this strain was optimum at 25 degrees C, 25-50% seawater concentration and 2-6% glucose concentration. When this strain was grown in the optimum condition, the squalene content and production of approximately 171 mg/g dry weight and 0.9 g/L. were much higher than that previously reported in thraustochytrids, plants and yeasts, respectively. Therefore, 18W-13a could be used as an alternative source of commercial squalene. (C) 2011 Elsevier Ltd. All rights reserved.

    DOI: 10.1016/j.biortech.2011.09.127

    Web of Science

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  • A Botryococcus Strain with Bacterial Ectosymbionts Grows Fast and Produces High Amount of Hydrocarbons 査読

    Yuuhiko Tanabe, Syou Kato, Hiroshi Matsuura, Makoto M. Watanabe

    Procedia Environmental Sciences   15   22 - 26   2012年

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    記述言語:英語   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.proenv.2012.05.005

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  • Aquatic plant speciation affected by diversifying selection of organelle dna regions 査読

    Kato, S., Misawa, K., Takahashi, F., Sakayama, H., Sano, S., Kosuge, K., Kasai, F., Watanabe, M.M., Tanaka, J., Nozaki, H.

    Journal of Phycology   47 ( 5 )   999 - 1008   2011年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/j.1529-8817.2011.01037.x

    Web of Science

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  • Morphology and Molecular Phylogeny of Chara altaica (Charales, Charophyceae), a Monoecious Species of the Section Desvauxia 査読

    Syou Kato, Hidetoshi Sakayama, Hideharu Morishima, Satomi Sano, Yuji Oomori, Nobushige Kato, Motomi Ito, Fumie Kasai, Makoto M. Watanabe, Hisayoshi Nozakil

    CYTOLOGIA   75 ( 2 )   211 - 220   2010年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:UNIV TOKYO CYTOLOGIA  

    Chara altaica A. Braun (Charales, Charophyceae), a monoecious species of the section Desvauxia, was newly found in Japan and studied by light and scanning electron microscopy (SEM) as well as gene sequence analysis of the large subunit of Rubisco (rbcL). Our first SEM observations of C. altaica oospores revealed that small papillae were scattered on the fossa wall, an SEM oospore wall ornamentation that is essentially different from that of the monoecious species C. (sect. Desvauxia) evoluta T. F. Allen. Phylogenetic analysis demonstrated that C. altaica and 10 European samples of the dioecious species C. (sect. Desvauxia) canescens Desvaux & Loiseleur-Deslongchamps formed a robust monophyletic group, in which the rbcL gene sequence from C. altaica is identical to those from 4 parthenogenetic samples, but different from 6 other bisexual and parthenogenetic samples of C. canescens.

    DOI: 10.1508/cytologia.75.211

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  • Phylogenetic positions of Glaucophyta, green plants (Archaeplastida) and Haptophyta (Chromalveolata) as deduced from slowly evolving nuclear genes 査読

    Nozaki, H., Maruyama, S., Matsuzaki, M., Nakada, T., Kato, S., Misawa, K.

    Molecular Phylogenetics and Evolution   53 ( 3 )   872 - 880   2009年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.ympev.2009.08.015

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  • Morphological variation and intraspecific phylogeny of the ubiquitous species Chara braunii (Charales, Charophyceae) in Japan 査読

    Syou Kato, Hidetoshi Sakayama, Satomi Sano, Fumie Kasai, Makoto M. Watanabe, Jiro Tanaka, Hisayoshi Nozaki

    PHYCOLOGIA   47 ( 2 )   191 - 202   2008年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:INT PHYCOLOGICAL SOC  

    Chara braunii is a charalean species that grows in a range of aquatic habitats from shallow water in paddy fields to the bottom of deep lakes. More than 30 infraspecific taxa have been proposed within this species because of its morphological variability. In order to reexamine the infraspecific taxa and habitat preference of C. braunii, we carried out molecular phylogenetic analyses and quantitative measurements of morphological characters used for infraspecific taxa, based on samples collected from various habitats and localities in Japan. Sequence data from the gene encoding the large subunit of Rubisco (rbcL) and the intergenic spacer regions between the beta subunit of the ATP synthase and rbcL genes demonstrated two robust clades (groups A and B). Samples of group A were collected mainly from shallow aquatic environments (< 15 cm in depth) such as paddy fields, while those of group B were mainly composed of samples found in deep aquatic environments (> 1 m in depth) such as lakes or ponds. Groups A and B therefore seem to represent closely related entities that have recently differentiated and might adapt to two different aquatic environments. However, the morphological measurements suggested these groups can be delineated by neither of the traditional diagnoses that were different between infraspecific taxa of Japanese plants of C. braunii.

    DOI: 10.2216/07-27.1

    Web of Science

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  • Morphological and genetic variation in the cosmopolitan snow alga Chloromonas nivalis (Volvocales, chlorophyta) from Japanese mountainous area 査読

    Kyohei Muramoto, Syou Kato, Tomofumi Shitara, Yoshiaki Hara, Hisayoshi Nozaki

    CYTOLOGIA   73 ( 1 )   91 - 96   2008年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:UNIV TOKYO CYTOLOGIA  

    Mature zygotes of the cosmopolitan snow alga Chloromonas nivalis (Chodat) Hoham & Mullet [=Scotiella nivalis (Chodat) Fritsch] collected from Mt. Gassan, Yamagata Prefecture, were examined by scanning electron microscopy (SEM) and single-cell sequencing of the large subunit of Rubisco (rbcL) genes. I-lie present SEM demonstrated that Japanese samples have at least two types of flanges on the zygote wall (straight and sigmate). Although these types fell within the morphological variability of C nivalis as reported previously, at least two types of rbcL (large Subunit of Rubisco) gene sequences were detected by Using the single-cell sequencing. Although the information of the rh(L genes were limited (340-400 bp), the present phylogenetic analyses revealed that these two Japanese types and C. nivalis originating front North America belong to the lineage composed of Chloromonas snow taxa. Thus, C. nivalis might involve multiple cryptic species of Chloromonas. Further ovservations of other stages of life cycle and more detailed phylogenetic analysis are needed to reveal the correct taxonomic identifications of C. nivalis.

    DOI: 10.1508/cytologia.73.91

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  • Morphological variation and intraspecies phylogeny of the ubiquitous species Chara braunii (Charales, Charophyceae) in Japan (Phycologia (2008) 47,2, (191-202) DOI: 10.2216/07-27.1) 査読

    Kato S, Sakayama H, Sano S, Kasa F, Watanabe M.M, Tanaka J, Nozaki H

    Phycologia   47 ( 3 )   2008年

  • Rediscovery of the Wild-Extinct Species Nitellopsis obtusa (Charales) in Lake Kawaguchi, Japan 査読

    KATO Syou, HIGUCHI Sumio, KONDO Yoichi, KITANO Satoshi, NOZAKI Hisayoshi, TANAKA Jiro

    植物研究雑誌   80 ( 2 )   84 - 91   2005年4月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   出版者・発行元:津村研究所  

    CiNii Article

    CiNii Books

    J-GLOBAL

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  • 絶滅危惧植物、車軸藻類の分子同定システムの構築

    野崎久義, 加藤将, 坂山英俊, 加崎英男

    環境科学総合研究所年報   23   95 - 99   2004年

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    記述言語:日本語  

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書籍等出版物

  • Lake Biwa: Interactions between Nature and People. Second Edition.

    Yuko Takigawa, Syou Kato, Takafumi Nakano, Katsuki Nakai, Ko Tomikawa, Shin-ichi Ishiwata, Tomohiko Fujita, Kazumi Hosoya, Seigo Kawase, Hiroshi Senou, Tetsuo Yoshino, Machiko Nishino( 担当: 分担執筆 ,  範囲: The Vega Collection at the End of the 19th Century Survey of Lake Biwa; Appendix 1)

    Cham, Switzerland (Springer, Cham)  2020年8月 

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  • 水生植物相調査のガイドライン(ver. 1.00)

    加藤 将, 首藤光太郎, 志賀 隆( 担当: 編集)

    新潟大学教育学部(新潟)  2020年3月 

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  • 水草ハンドブック

    志賀 隆, 首藤光太郎, 横川昌史, 加藤 将, 稗田真也, 倉園知広, 山ノ内崇志( 担当: 分担執筆)

    新潟大学教育学部(新潟)  2018年7月 

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  • ミニガイド No31 関西の水草

    志賀 隆, 首藤光太郎, 横川昌史, 加藤 将, 稗田真也, 倉園知広, 山ノ内崇志( 担当: 分担執筆)

    大阪市立自然史博物館(大阪)  2018年7月 

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  • レッドデータブック2014 (9) 植物II

    加藤 将( 担当: 分担執筆)

    環境省自然環境局野生生物課  2015年 

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    総ページ数:580  

    シラタマモ、ダイシフラスコモ、シャジクモ、タカホコシャジクモ、オウシャジクモ

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  • 京都府レッドデータブック2015 第2巻:野生植物・菌類編

    加藤 将( 担当: 分担執筆)

    京都府環境部自然環境保全課  2015年 

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    総ページ数:611  

    車軸藻類概要、シャジクモ、イトシャジクモ 、アメリカシャジクモ、ミルフラスコモ、ハナビフラスコモ、ヒメフラスコモ、フタマタフラスコモ、キヌフラスコモ、キヌイトフラスコモ、ニッポンフラスコモ 、モリオカフラスコモ、サキボソフラスコモ 、ケフラスコモ 、カラスフラスコモ 、ナガフラスコモ、ホンフサフラスコモ 、オニフラスコモ、サイトウフラスコモ 、タナカフラスコモ

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  • 京都府自然環境目録2015

    加藤 将

    京都府環境部自然環境保全課  2015年 

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    車軸藻類

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  • 愛媛県レッドデータブック2014

    加藤 将

    愛媛県県民環境部環境局自然保護課  2014年 

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    総ページ数:623  

    ハダシシャジクモ、オオシャジクモ、シャジクモ、テガヌマフラスコモ、マガリフラスコモ

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  • 改訂版レッドリスト 付属説明資料 藻類

    加藤 将( 担当: 分担執筆)

    環境省自然環境局野生生物課  2010年 

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    イトフラスコモ、ケフラスコモ、サキボソフラスコモ、サヌキフラスコモ、ダイシフラスコモ、トゲフラスコモ、ヒナフラスコモ

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  • しゃじくも 〜車軸藻類の保全をめざして〜

    加藤 将( 担当: 分担執筆)

    (独)国立環境研究所  2006年 

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    担当ページ:p. 4-5  

    (分担執筆 p.4-5) 「シャジクモ属」・「シラタマモ属」・「ホシツリモ属」

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MISC

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受賞

  • 大会発表賞 (ポスター部門)

    2012年3月   日本植物分類学会   オオシャジクモ種内(シャジクモ目シャジクモ科)の新規系統に関する分類学的研究

    加藤 将

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  • 大会発表賞 (ポスター部門)

    2008年3月   日本植物分類学会   複数の核DNA領域による日本産Chara braunii(シャジクモ目)の種内解析

    加藤 将

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  • Best Student Poster Award

    2007年8月   Phycological Society of America   Analyses of the ubiquitous species Chara braunii (Charales) in Japan, based on the morphology, chloroplast and nuclear DNA sequences

    Syou Kato

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 淡水藻類シャジクモの生態的2型における生態的種分化の実証的研究

    研究課題/領域番号:23K05903

    2023年4月 - 2026年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(C)

    提供機関:日本学術振興会

    加藤 将, 坂山 英俊, 志賀 隆

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    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

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  • 博物館標本胞子を用いた絶滅集団の復元:簡易生存識別法と標本管理法の開発

    研究課題/領域番号:20K20715

    2020年7月 - 2023年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:挑戦的研究(萌芽)

    提供機関:日本学術振興会

    志賀 隆, 加藤 将

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    配分額:6500000円 ( 直接経費:5000000円 、 間接経費:1500000円 )

    シダ植物の博物館標本胞子の生存可能性を評価するために、昨年度標本胞子の発芽試験を行った種に加えて、新たにスギナ(トクサ科)、オオハナワラビ(ハナワラビ科)の2種を研究対象種に加えた。2021年度は、大阪市立自然史博物館と新潟大学の植物標本庫に収蔵されている標本よりそれぞれ胞子(以下、標本胞子と呼ぶ)を新たに得た。
    また、胞子の生理活性を評価するために、オオハナワラビ20標本、スギナ18標本、ゼンマイ19標本に標本胞子に対して、MTTを用いたテトラゾリウム染色試験を行った。オオハナワラビは、標本作成からの経過時間が183ヶ月(15年)の胞子の生存率が85.5±1.7%と最も高く、446ヶ月(38年)経過した胞子の生存率が37.9±4.2%と2番目に高かった。それ以外の年代の胞子は生存率が10%を下回っており、6標本においては0%であった。スギナやゼンマイでは、標本作成からの経過時間が30年から40年にかけて生存率は緩やかに減少した。しかし、各種の幾つかの古い標本では過剰に染色される胞子も確認され、胞子の生存を過剰評価している可能性が考えられた。
    車軸藻類については、昨年度に続き野外採集を行い発芽試験のための標本を増強するとともに、昨年度と今年度作製したシャジクモの標本(群馬県水田産1集団、新潟県ため池産2集団)より卵胞子を採取し、発芽試験(標本卵胞子およびコントロールデータのための非標本卵胞子を各50粒播種、6反復実施)を行った。その結果、新潟県産2集団の標本卵胞子において発芽が認められた(0.3±0.82%~2.7±0.01%)。これまでの研究で卵胞子に乾燥耐性があることは一部の種で示されていたが、標本の卵胞子に着目して発芽を確認したのは本研究が初めてである。今後、車軸藻類においても博物館標本の利用可能性を検討する価値があることを示すデータが得られた。

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  • シャジクモのゲノムと変異体解析から探る植物の多細胞体制の進化過程

    2018年4月 - 2021年3月

    制度名:基盤研究(C)

    提供機関:日本学術振興会

    坂山 英俊

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    資金種別:競争的資金

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  • 湿地の多面的価値評価軸の開発と広域評価に向けた情報基盤形成

    2017年4月 - 2020年3月

    制度名:環境研究総合推進費

    提供機関:環境省

    西廣淳

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    資金種別:競争的資金

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  • スウェーデンのVega号資料に基づく明治初期の日本研究と琵琶湖環境の復元

    研究課題/領域番号:15H05234

    2015年4月 - 2018年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    滝川 祐子, 細谷 和海, 瀬能 宏, 川瀬 成吾, 吉野 哲夫, 西野 麻知子, 中野 隆文, 中井 克樹, 富川 光, 藤田 朝彦, 石綿 進一, 加藤 将, 疋田 努, 鈴木 廣志, 苅部 治紀, スウェーデン国立自然史博物館・動物部門

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    配分額:6110000円 ( 直接経費:4700000円 、 間接経費:1410000円 )

    本研究の目的は、ノルデンショルド率いるヴェガ号が、1879年に日本で採集した生物標本の調査をもとに、当時の琵琶湖を中心とした日本の水辺環境を復元することであった。そのため、スウェーデン国立自然史博物館で標本調査を実施し、種の同定、記録調査を行った。
    その結果、標本は大きく3つの地域(関東、琵琶湖、長崎)で収集されたことがわかった。また標本と記録の調査により、東京湾、群馬、神戸、琵琶湖等で、現在は生息が確認されない種が当時生息していたことが判明した。ヴェガ号標本の調査により、1879年時点、すなわち、日本の水辺環境が様々な人為的改変を受ける以前の、本来の生態系の一部を復元することができた。

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  • 異なる環境に生育するシャジクモの生態的分化をもたらすオルガネラゲノム遺伝子の解明

    2012年4月 - 2015年3月

    制度名:特別研究員奨励費

    提供機関:日本学術振興会

    加藤 将

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 異なる環境に生育するシャジクモの生態的分化をもたらす遺伝子の解明

    2012年4月 - 2013年3月

    制度名:若手研究(B)

    提供機関:日本学術振興会

    加藤 将

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    (採択後辞退)

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  • 異なる水環境生息種シャジクモ(シャジクモ目)の適応的種分化の原因遺伝子の探索

    2008年4月 - 2010年3月

    制度名:特別研究員奨励費

    提供機関:解明」 360万円. 日本学術振興会

    加藤 将

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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  • 神奈川県産淡水藻類(車軸藻類)目録及び文献データベースの構築

    制度名:受託研究

    提供機関:生命の星・地球博物館

    加藤 将

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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