Updated on 2024/12/22

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KIGUCHI Tetsuo
 
Organization
University Medical and Dental Hospital Oral Surgery,Radiology and Anesthesia Oral and Maxillofacial Surgery Assistant Professor
Title
Assistant Professor
External link

Degree

  • 博士(歯学) ( 2019.3   新潟大学 )

Research History

  • Niigata University   Oral and Maxillofacial Surgery, Oral Surgery,Radiology and Anesthesia, University Medical and Dental Hospital   Assistant Professor

    2023.12

 

Papers

  • 口腔癌Stage III、IV症例の臨床統計的検討

    勝見 祐二, 内藤 絵里子, 笠原 映, 木口 哲郎, 伊藤 元貴, 隅田 賢正, 新垣 元基, 齋藤 夕子, 永井 孝宏, 小玉 直樹, 小山 貴寛, 児玉 泰光, 永田 昌毅, 星名 秀行, 高木 律男

    新潟歯学会雑誌   51 ( 1 )   31 - 38   2021.8

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

    口腔癌Stage III、IV症例について最近の動向と治療成績の把握を目的に臨床統計的検討を行った。対象は2007年1月から2019年12月までの13年間に新潟大学医歯学総合病院顎顔面口腔外科診療室を初診した口腔癌一次症例Stage III、IVの156例とした。調査項目は、性別および年齢、病期分類および年度別患者数、原発部位、病理組織学的分類、治療法、頸部郭清術式および頸部リンパ節転移様式、頸部リンパ節後発転移および再発の有無、治療成績および転帰とした。性別は男性88例、女性68例、平均年齢70.8歳(32〜92歳)、病期分類は、Stage III 38例、Stage IVA 85例、Stage IVB 32例、Stage IVC 1例で、原発部位は舌54例(34.6%)、下顎歯肉40例(25.6%)、上顎歯肉28例(17.9%)、口底17例(10.9%)、頬粘膜13例(8.3%)、下顎骨2例(1.3%)、硬口蓋および口唇がそれぞれ1例(0.6%)であった。病理組織学的分類は扁平上皮癌が149例(95.5%)、腺様嚢胞癌3例(1.9%)、粘表皮癌2例(1.3%)、腺癌、歯原性癌がそれぞれ1例(0.6%)であった。治療法は手術療法が84例(53.8%)で選択され、頸部郭清術は手術症例のうち62例(73.8%)で施行されていた。頸部リンパ節後発転移は10例(11.9%)に認め、再発は17例(20.2%)に認めた。治療成績は、全症例の5年累積全生存率が53.2%(Stage III 68.9%、Stage IV 47.8%)で、手術施行症例では73.0%であった。(著者抄録)

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  • Identification and characterization of R2TP in the development of oral squamous cell carcinoma. International journal

    Tetsuo Kiguchi, Yoshito Kakihara, Manabu Yamazaki, Kouji Katsura, Kenji Izumi, Jun-Ichi Tanuma, Takashi Saku, Ritsuo Takagi, Makio Saeki

    Biochemical and biophysical research communications   548   161 - 166   2021.4

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    Language:English   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    R2TP is a well-conserved molecular chaperone complex, composed of Pontin, Reptin, RPAP3, and PIH1D, in eukaryotes. Recent studies have suggested an involvement of R2TP in cancer development. However, it remains unclear if it is related to the development of oral squamous cell carcinoma (OSCC), which is the most common type of oral cancer. Here, we identify and investigate the function of R2TP in OSCC development. Immunohistochemical analysis reveals that all of the R2TP components are strongly expressed in normal oral epithelia and OSCC tissues, where actively proliferating cells are abundant. Co-immunoprecipitation assay identifies that R2TP components form a protein complex in OSCC-derived HSC4-cells. Knockdown experiments show that all R2TP components, except for RPAP3, are required for the cell proliferation and migration of HSC-4 cells. Furthermore, we reveal that Pontin contributes to a gain-of-function (GOF) activity of mutp53-R248Q in HSC-4 cells by regulating phosphorylation levels of mutp53 at Ser15 and Ser46. To our knowledge, this study is the first to report the functional involvement of R2TP and its components in the malignant characteristics of OSCC cells.

    DOI: 10.1016/j.bbrc.2021.02.074

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  • 嚥下障害が残遺した喉頭癌放射線治療歴を有する頸部蜂窩織炎の1例 Reviewed

    木口 哲郎, 黒川 亮, 上野山 敦士, 西川 敦, 勝見 祐二, 池田 順行, 児玉 泰光, 高木 律男

    日有病歯誌   30 ( 1 )   25 - 30   2021.1

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

    われわれは、喉頭癌放射線治療歴を有する患者が頸部蜂窩織炎を発症し、嚥下障害が残遺した1例を報告する。患者は76歳男性、左側下顎第一大臼歯を抜歯し、顎下部の腫脹と嚥下障害を主訴に6日後に当科を受診した。CTでは、抜歯窩周囲の腐骨と、顎下隙から傍咽頭隙にかけてガスを伴う膿瘍を認めた。全身麻酔下に消炎手術を行い、手術および抗菌薬投与により炎症は改善したが、嚥下障害が残遺し、嚥下訓練のみでは改善困難のため、嚥下機能改善手術を施行し、経口摂取可能な状態まで改善した。(著者抄録)

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  • R2TP/PAQosome as a promising chemotherapeutic target in cancer. International journal

    Yoshito Kakihara, Tetsuo Kiguchi, Atsushi Ohazama, Makio Saeki

    The Japanese dental science review   56 ( 1 )   38 - 42   2020.12

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    Language:English   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    R2TP/PAQosome (particle for arrangement of quaternary structure) is a novel multisubunit chaperone specialized in the assembly/maturation of protein complexes that are involved in essential cellular processes such as PIKKs (phosphatidylinositol 3-kinase-like kinases) signaling, snoRNP (small nucleolar ribonucleoprotein) biogenesis, and RNAP II (RNA polymerase II) complex formation. In this review article, we describe the current understanding of R2TP/PAQosome functions and characteristics as well as how the chaperone complex is involved in oncogenesis, highlighting DNA damage response, mTOR (mammalian target of rapamycin) pathway as well as snoRNP biogenesis. Also, we discuss its possible involvement in HNSCC (head and neck squamous cell carcinoma) including OSCC (oral squamous cell carcinoma). Finally, we provide an overview of current anti-cancer drug development efforts targeting R2TP/PAQosome.

    DOI: 10.1016/j.jdsr.2019.08.001

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MISC

  • 歯の交換遅延を契機に診断された家族性大腸腺腫症の1例

    飯田 明彦, 小林 孝憲, 成松 花弥, 木口 哲郎, 山田 茜

    日本口腔科学会雑誌   72 ( 1 )   15 - 19   2023.3

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    Language:Japanese   Publisher:(NPO)日本口腔科学会  

    家族性大腸腺腫症(Familial adenomatous polyposis:FAP)は大腸腺腫が多発し,放置した場合,ほぼ100%の確率で大腸癌が発生する遺伝性腫瘍症候群である。骨腫様病変,埋伏歯,歯牙腫など,顎口腔領域の異常を伴うことがあり,FAPを診断するうえで重要である。これまでFAPと診断された患者の顎口腔領域の異常に関する報告は多数あるが,顎口腔領域の異常を契機にFAPと診断された症例の報告はまれである。患者は,既往歴に特記事項はなく,家族に大腸癌罹患者のない13歳の男子。歯の交換が遅いことを主訴に初診した。四肢体幹に異常所見はなかった。口腔内では左上顎歯C,左下顎歯D,右下顎歯Cが残存していた。画像所見では頭蓋底,上顎洞内に周辺性骨腫様硬組織像および上下顎骨内に多数の骨腫様硬組織像がみられた。埋伏している左上顎歯3および右下顎歯3歯冠部には歯牙腫,逆性埋伏の左下顎歯4部には埋伏過剰歯がそれぞれ認められた。FAPの疑いにて小児科と対診し,上部および下部消化管内視鏡検査を施行した。その結果,100個以下の大腸腺腫と胃および十二指腸に多発性ポリープがみられた。APCスクリーニングの結果,APC遺伝子にフレームシフトバリアントがヘテロ接合性に検出された。本症例における歯の交換遅延のような,比較的若年者にみられる顎口腔領域の異常から,FAPの診断につながる可能性を念頭に置く必要があると思われた。(著者抄録)

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    Other Link: https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2023&ichushi_jid=J01072&link_issn=&doc_id=20230419190003&doc_link_id=10.11277%2Fstomatology.72.15&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.11277%2Fstomatology.72.15&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_2.gif

  • 内側腓腹動脈穿通枝皮弁(MSAP flap)による舌口底再建術を行った舌癌の2例

    木口哲郎, 隅田賢正, 新垣元基, 児玉泰光, 平井秀明, 冨原圭

    日本口腔科学会学術集会プログラム・抄録集   77th   2023

  • 人工関節置換術患者における周術期口腔機能管理についての実態調査

    鶴巻 浩, 木口 哲郎, 池田 由香, 松本 友恵, 竹田 彩加, 本間 心海

    日本口腔ケア学会雑誌   17 ( 1 )   40 - 45   2022.12

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本口腔ケア学会  

    2018年9月~2019年10月に全身麻酔下での人工関節置換術施行に際し、周術期口腔機能管理計画を策定した患者71人(男性20人、女性51人、平均年齢72.0歳)を対象に、周術期口腔機能管理の現状を調査した。現在歯数は平均20.1本で、歯周炎と診断されたのは55人(77.5%)、要抜歯の歯を有するのは22人(31.0%)であり、管理計画策定から手術までの期間は平均29.1日であった。かかりつけ歯科に定期的に受診していたのは30人(42.3%)であり、実際に行った術前処置として、口腔衛生指導や歯石除去は無歯顎者を除く全例で行われ、抜歯は19人に行われた。術後創部感染、術後肺炎を発症した者は2021年1月までの調査において認めなかった。

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  • 最近10年間における長岡赤十字病院歯科口腔外科新患患者の臨床統計的検討

    成松 花弥, 飯田 明彦, 小林 孝憲, 上野山 敦士, 永井 孝宏, 隅田 賢正, 木口 哲郎, 結城 龍太郎, 山田 茜, 笠原 映

    新潟歯学会雑誌   52 ( 2 )   103 - 103   2022.12

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

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  • 整形外科手術患者の周術期口腔機能管理における地域医療連携の現況

    鶴巻 浩, 木口 哲郎, 池田 由香, 松本 友恵, 竹田 彩加, 本間 心海

    日本口腔ケア学会雑誌   16 ( 3 )   211 - 211   2022.4

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本口腔ケア学会  

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  • 骨髄増殖性腫瘍患者に対する多数歯抜歯経験

    鶴巻 浩, 木口 哲郎

    有病者歯科医療   30 ( 6 )   509 - 509   2021.11

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

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  • 全身麻酔下頸椎手術後に舌下神経麻痺と舌神経障害を併発した1例

    木口 哲郎, 鶴巻 浩, 池田 由香, 松本 友恵, 竹田 彩加

    有病者歯科医療   30 ( 5 )   357 - 361   2021.9

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

    舌下神経麻痺は舌の運動障害を生じる疾患で、術後合併症として発症するものはまれである。今回、われわれは全身麻酔下の頸椎手術後に発症した舌神経障害を伴う舌下神経麻痺の1例を経験したので報告する。患者は54歳、男性、第7頸椎領域の椎間板ヘルニア手術を腹臥位で施行した。喉頭鏡を用いて経口挿管を行い、チューブと胃管は右側口角に固定し、運動誘発電位による歯の損傷予防のため前歯部に俵状のガーゼを2つ介在させた。術後より舌の痺れや呂律不良、嚥下困難感を自覚した。CTやMRIで異常を認めず、口腔内の精査のため当科を紹介、受診した。舌は安静時に左側、挺舌時に右側へ偏位し、舌右側の知覚鈍麻を認めた。右側の舌下神経麻痺および舌神経障害と診断し、気管チューブや胃管、喉頭鏡などによる神経圧迫などが原因と推察された。ビタミンB12製剤の経口投与および舌の運動訓練を行い、術後1ヵ月程度で舌の知覚や運動障害は改善した。現在、食事、会話等の日常生活に支障なく経過している。(著者抄録)

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  • 口腔癌Stage III、IV症例の臨床統計的検討

    勝見 祐二, 内藤 絵里子, 笠原 映, 木口 哲郎, 伊藤 元貴, 隅田 賢正, 新垣 元基, 齋藤 夕子, 永井 孝宏, 小玉 直樹, 小山 貴寛, 児玉 泰光, 永田 昌毅, 星名 秀行, 高木 律男

    新潟歯学会雑誌   51 ( 1 )   31 - 38   2021.8

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

    口腔癌Stage III、IV症例について最近の動向と治療成績の把握を目的に臨床統計的検討を行った。対象は2007年1月から2019年12月までの13年間に新潟大学医歯学総合病院顎顔面口腔外科診療室を初診した口腔癌一次症例Stage III、IVの156例とした。調査項目は、性別および年齢、病期分類および年度別患者数、原発部位、病理組織学的分類、治療法、頸部郭清術式および頸部リンパ節転移様式、頸部リンパ節後発転移および再発の有無、治療成績および転帰とした。性別は男性88例、女性68例、平均年齢70.8歳(32~92歳)、病期分類は、Stage III 38例、Stage IVA 85例、Stage IVB 32例、Stage IVC 1例で、原発部位は舌54例(34.6%)、下顎歯肉40例(25.6%)、上顎歯肉28例(17.9%)、口底17例(10.9%)、頬粘膜13例(8.3%)、下顎骨2例(1.3%)、硬口蓋および口唇がそれぞれ1例(0.6%)であった。病理組織学的分類は扁平上皮癌が149例(95.5%)、腺様嚢胞癌3例(1.9%)、粘表皮癌2例(1.3%)、腺癌、歯原性癌がそれぞれ1例(0.6%)であった。治療法は手術療法が84例(53.8%)で選択され、頸部郭清術は手術症例のうち62例(73.8%)で施行されていた。頸部リンパ節後発転移は10例(11.9%)に認め、再発は17例(20.2%)に認めた。治療成績は、全症例の5年累積全生存率が53.2%(Stage III 68.9%、Stage IV 47.8%)で、手術施行症例では73.0%であった。(著者抄録)

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  • 人工関節置換患者に対する周術期口腔機能管理の術後合併症予防効果について

    池田 由香, 竹田 彩加, 白井 友恵, 本間 心海, 小柳 広和, 木口 哲郎, 鶴巻 浩

    日本口腔ケア学会雑誌   15 ( 3 )   156 - 156   2021.4

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本口腔ケア学会  

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  • 嚥下障害が残遺した喉頭癌放射線治療歴を有する頸部蜂窩織炎の1例

    木口 哲郎, 黒川 亮, 上野山 敦士, 西川 敦, 勝見 祐二, 池田 順行, 児玉 泰光, 高木 律男

    有病者歯科医療   30 ( 1 )   25 - 30   2021.1

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

    われわれは、喉頭癌放射線治療歴を有する患者が頸部蜂窩織炎を発症し、嚥下障害が残遺した1例を報告する。患者は76歳男性、左側下顎第一大臼歯を抜歯し、顎下部の腫脹と嚥下障害を主訴に6日後に当科を受診した。CTでは、抜歯窩周囲の腐骨と、顎下隙から傍咽頭隙にかけてガスを伴う膿瘍を認めた。全身麻酔下に消炎手術を行い、手術および抗菌薬投与により炎症は改善したが、嚥下障害が残遺し、嚥下訓練のみでは改善困難のため、嚥下機能改善手術を施行し、経口摂取可能な状態まで改善した。(著者抄録)

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  • 口腔癌Stage I,II症例の臨床統計的検討

    新垣 元基, 勝見 祐二, 内藤 絵里子, 笠原 映, 木口 哲郎, 伊藤 元貴, 隅田 賢正, 永井 孝宏, 小玉 直樹, 小山 貴寛, 児玉 泰光, 永田 昌毅, 星名 秀行, 高木 律男

    新潟歯学会雑誌   50 ( 2 )   71 - 77   2020.12

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

    口腔癌Stage I、II症例について最近の動向と治療成績の把握を目的に臨床統計的検討を行った。対象は2007年1月から2019年12月までの13年間に新潟大学医歯学総合病院顎顔面口腔外科診療室を初診した口腔癌一次症例Stage I、IIの116例で、調査項目は、性別および年齢、病期分類、原発部位、病理組織学的分類、治療法、治療成績、頸部リンパ節後発転移および局所再発の有無とした。性別は男性67例、女性49例、平均年齢65.8歳(14~93歳)、病期分類は、Stage I 49例、Stage II 67例で、原発部位は舌61例(52.6%)、上顎歯肉15例(12.9%)、頬粘膜13例(11.2%)、下顎歯肉11例(9.5%)、口底9例(7.7%)、硬口蓋5例(4.3%)、口唇2例(1.7%)であった。病理組織学的分類は扁平上皮癌が105例(90.5%)、粘表皮癌7例(6.0%)、腺様嚢胞癌2例(1.7%)、腺癌と唾液腺導管癌が1例(0.9%)であった。治療法は手術療法が106例(91.4%)で施行されていた。治療成績は、全症例の5年累積全生存率が91.8%(Stage I 100%、Stage II 86.3%)であった。頸部リンパ節後発転移はStage I 5例、Stage II 15例の計20例(18.9%)に認め、全例で頸部郭清術が施行されていた。局所再発は9例(8.5%)に認め、8例に追加切除手術が行われていた。これらを含め手術施行症例106例の5年累積全生存率は93.6%であった。(著者抄録)

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  • 当科における最近13年間の悪性腫瘍の臨床統計的検討

    新垣 元基, 勝見 祐二, 内藤 絵里子, 笠原 映, 木口 哲郎, 隅田 賢正, 小玉 直樹, 小山 貴寛, 児玉 泰光, 永田 昌毅, 星名 秀行, 高木 律男

    新潟歯学会雑誌   50 ( 2 )   109 - 110   2020.12

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

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  • 抜歯後に大動脈解離が大幅に拡大したMarfan症候群の1例

    黒川 亮, 児玉 泰光, 勝見 祐二, 西川 敦, 木口 哲郎, 池田 順行, 佐藤 由美子, 高木 律男

    有病者歯科医療   29 ( 4 )   149 - 154   2020.10

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

    Marfan症候群(Marfan syndrome;以下MFS)の主たる症状は心臓血管病変である。今回、MFS患者の人工血管移植術前における周術期口腔機能管理として行った下顎埋伏智歯抜歯後、大動脈解離が進行した症例を経験したので報告する。症例は41歳女性である。数年前からMFSに由来する胸腹部大動脈解離腔が徐々に拡大しているため2ヵ月後に人工血管移植術が予定されていた。患者には右下智歯周囲炎の既往があった。周術期口腔機能管理目的に当科を初診し、全身麻酔下で下顎埋伏智歯抜歯を通法通りに行った。手術部位感染はなかったが、術後6日目、抜歯後疼痛に伴う血圧の上昇が観察された。患者は同時に強い心窩部痛と背部痛を訴えた。心臓血管外科と対診し画像上、新しい解離腔を認めた。すぐにICUで降圧療法と疼痛管理が行われた。急変後24日目、心窩部と背部の疼痛は改善し退院となった。その間、抜歯窩は順調に治癒した。退院2ヵ月後、予定していた人工血管移植術が行われ、予後は良好である。MFSでは周術期口腔機能管理の際にも致命的な合併症が生じる可能性があることから、事前に医科歯科連携を構築し、進行性の合併症も想定した診療体制で対応することが重要と思われた。(著者抄録)

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  • リボソーム合成関連因子HEATR1は、Pontin/Reptin complexと共に口腔扁平上皮癌進展に寄与する

    中村 彬彦, 木口 哲郎, 高木 律男, 船山 昭典, 小林 正治, 柿原 嘉人, 佐伯 万騎男

    日本口腔科学会雑誌   69 ( 2 )   132 - 132   2020.7

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    Language:Japanese   Publisher:(NPO)日本口腔科学会  

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  • リボソーム合成関連因子HEATR1は、Pontin/Reptin complexと共に口腔扁平上皮癌進展に寄与する

    中村 彬彦, 木口 哲郎, 高木 律男, 船山 昭典, 小林 正治, 柿原 嘉人, 佐伯 万騎男

    日本口腔科学会雑誌   69 ( 2 )   132 - 132   2020.7

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    Language:Japanese   Publisher:(NPO)日本口腔科学会  

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  • 舌痛を主訴に来院した後頭蓋窩髄膜腫による舌下神経麻痺に伴う舌半側萎縮の1例

    木口 哲郎, 小林 孝憲, 成松 花弥, 飯田 明彦

    日本口腔科学会雑誌   69 ( 2 )   77 - 77   2020.7

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    Language:Japanese   Publisher:(NPO)日本口腔科学会  

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  • 口腔扁平上皮癌における新規分子シャペロンR2TPの機能解析

    柿原 嘉人, 木口 哲郎, 高木 律男, 佐伯 万騎男

    有病者歯科医療   28 ( 6 )   424 - 424   2019.12

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

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  • Pontin-Reptin complexは、リボソーム合成関連因子HEATR1を安定化することで口腔扁平上皮癌進展に寄与する

    中村 彬彦, 木口 哲郎, 船山 昭典, 柿原 嘉人, 佐伯 万騎男

    Journal of Oral Biosciences Supplement   2019   161 - 161   2019.10

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)歯科基礎医学会  

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  • 口腔扁平上皮癌における新規分子シャペロンR2TPの機能解析

    柿原 嘉人, 木口 哲郎, 高木 律男, 佐伯 万騎男

    歯科薬物療法   38 ( 2 )   121 - 121   2019.3

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本歯科薬物療法学会  

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  • 分子シャペロンR2TP complexの口腔扁平上皮癌進展における作用機序の解析

    木口 哲郎, 柿原 嘉人, 永田 昌毅, 佐伯 万騎男, 高木 律男

    新潟歯学会雑誌   48 ( 2 )   119 - 120   2018.12

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

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  • 分子シャペロンR2TPの口腔扁平上皮癌(OSCC)進展における作用機序の解析

    木口 哲郎, 柿原 嘉人, 高木 律男, 佐伯 万騎男

    Journal of Oral Biosciences Supplement   2018   141 - 141   2018.9

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)歯科基礎医学会  

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  • 抜歯後に大動脈解離を呈したマルファン症候群の1例

    黒川 亮, 児玉 泰光, 池田 順行, 勝見 祐二, 西川 敦, 木口 哲郎, 高木 律男

    有病者歯科医療   26 ( 6 )   496 - 496   2017.12

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

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  • セロトニン再取り込み阻害薬は繰り返しストレスによる咬筋の侵害受容反応の増強を抑制する

    中谷 暢佑, 黒瀬 雅之, 清水 志保, 柿原 嘉人, 木口 哲郎, 長谷川 真奈, 佐伯 万騎男, 高木 律男, 山村 健介, 岡本 圭一郎

    Journal of Oral Biosciences Supplement   2017   463 - 463   2017.9

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)歯科基礎医学会  

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  • 分子シャペロンR2TPの口腔扁平上皮癌進展における作用機序の解析

    木口 哲郎, 柿原 嘉人, 山崎 学, 高木 律男, 佐伯 万騎男

    Journal of Oral Biosciences Supplement   2017   256 - 256   2017.9

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)歯科基礎医学会  

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  • 『酒は百薬の長』の根拠を科学的に解明するストレス誘発性の咬筋侵害受容反応に対する日本酒の影響について

    岡本 圭一郎, 中谷 暢佑, 黒瀬 雅之, 柿原 嘉人, 木口 哲郎, 長谷川 真奈, 藤井 規孝, 佐伯 万騎男, 高木 律男, 山村 健介

    Journal of Oral Biosciences Supplement   2017   462 - 462   2017.9

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)歯科基礎医学会  

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  • 周術期管理に苦慮した難治性特発性血小板減少性紫斑病の2例

    中谷 暢佑, 勝見 祐二, 木口 哲郎, 西川 敦, 黒川 亮, 小玉 直樹, 小山 貴寛, 児玉 泰光, 高木 律男

    有病者歯科医療   25 ( 5 )   400 - 400   2016.12

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

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  • 嚥下障害が残遺した喉頭癌放射線治療歴を有する頸部壊死性筋膜炎の1例

    木口 哲郎, 黒川 亮, 西川 敦, 勝見 祐二, 池田 順行, 児玉 泰光, 高木 律男

    有病者歯科医療   25 ( 5 )   394 - 394   2016.12

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    Language:Japanese   Publisher:(一社)日本有病者歯科医療学会  

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  • Le Fort I型骨切り術後に生じた正中上顎骨嚢胞の1例

    大貫 尚志, 阿部 達也, 児玉 泰光, 勝見 祐二, 西川 敦, 黒川 亮, 木口 哲郎, 程 くん, 林 孝文, 高木 律男

    日本口腔科学会雑誌   65 ( 2 )   152 - 152   2016.7

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    Language:Japanese   Publisher:(NPO)日本口腔科学会  

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  • A case of diverticulum-like lesion of the buccal mucosa

    OHNUKI Hisashi, IIDA Akihiko, KOBAYASHI Takanori, YAMADA Eiko, KIGUCHI Tetsuo

    Japanese Journal of Oral and Maxillofacial Surgery   62 ( 12 )   633 - 637   2016

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    Language:Japanese   Publisher:Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons  

    A diverticulum is a pouch of the digestive tract mucosa that penetrates the muscular layer because of a partial defect in the muscle. It has often been reported in the digestive tract mucosa, but is extremely rare in the oral cavity. We report a case of a diverticulum-like lesion of the buccal mucosa. A 60-year-old man visited his regular dentist for dental treatment. An atheroma-like lesion was noted near the papilla of the parotid duct in the right buccal mucosa. The right maxillary molar was extracted because of a suspected odontogenic infection, but his symptoms did not improve, and he therefore consulted our hospital. Two pouches, one measuring 10 mm in depth and the other 5 mm in depth, were noted, and both contained food debris. These lesions were diagnosed as diverticulum-like lesions of the buccal mucosa and were resected with the patient under general anesthesia. A partial defect of the buccinator muscle was recognized under the pouch. Histopathologically, the buccal mucosa penetrated the buccinator muscle and reached the fatty layer, and buccal glands were located at the bottom of the pouches. These findings suggested the etiology of this lesion. No recurrence has occurred as of 1 year 6 months after surgery.

    DOI: 10.5794/jjoms.62.633

    DOI: 10.2739/kurumemedj.ms661013_references_DOI_7KzHGypm4uAG8tZT9LKLMFnROsd

    CiNii Article

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    Other Link: http://id.ndl.go.jp/bib/027822357

  • A Clinical Study on Mandibular Third Molar Extraction of 599 teeth in 2014 : A situation report and consideration about therapeutic system in our department

    Uematsu, Kohya, Kodama, Yasumitsu, Katsumi, Yuji, Kiguchi, Tetsuo, Nishikawa, Atsushi, Takagi, Ritsuo

    45 ( 2 )   73 - 80   2015.12

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    Language:Japanese  

    Background: The aim of this study was to create intelligence sharing of the current situations of mandibular third molar extraction (MTMext.) between our department and other medical institutions. Methods: Data of 599 MTMext. teeth in 461 patients who visited our department in 2014 were studied for 1) patient information, 2) X-ray images (panoramic radio graph [PRG],computed tomography [CT]), 3) procedures, and 4) post-operative complications. Results: 1) The 461 patients comprised of 198 males and 263 females. The ratio of referral patients was nearly 93%, of which 73% were referred from dentists in the general practice. 2) Pre-operative diagnosis was mainly performed based on PRG findings. Based on Winter's classification, there were 305 horizontal teeth, 165 mesio-angular teeth, and 118 vertical teeth. When based on Pell-Gregory's classification, there were 242 IA teeth, 120 IIA teeth, and 107 IB teeth. As for apex position, there were 258 Ap1 teeth, 185 Ap0 teeth, and 94 Ap2-s teeth represented. CT was taken in 185 of teeth. Bone wall of mandibular canals were seen disappeared at a high frequency in Ap2-s, Ap2-d and Ap3 teeth. 3) 514 teeth were operated in the outpatient operating room whereas 85 teeth were operated in the central operating room. Out of the total teeth, 82 teeth were operated under general anesthesia, 27 teeth with intravenous sedation and 490 teeth were operated under local anesthesia. 4) A total of 6 nerve injuries were found. In addition, surgical site infections occurred in 11 teeth. Conclusions: These findings might be useful in informing patients about MTMext. procedures and could further help practicing dentists to refer patients to specialized institutions.

    CiNii Books

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    Other Link: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2016203578

  • 2014年における下顎智歯抜歯599例の臨床統計的検討

    上松 晃也, 児玉 泰光, 勝見 祐二, 木口 哲郎, 西川 敦, 高木 律男

    新潟歯学会雑誌   45 ( 2 )   113 - 114   2015.12

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    Language:Japanese   Publisher:新潟歯学会  

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