2024/12/21 更新

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シノサキ アツシ
篠崎 敦史
SHINOSAKI Atsushi
所属
教育研究院 人文社会科学系 教育学系列 講師
教育学部 講師
職名
講師
外部リンク

学位

  • 博士(学術) ( 2021年3月   総合研究大学院大学 )

  • 修士(歴史学) ( 2009年3月   関西学院大学 )

  • 学士(文学) ( 2006年3月   近畿大学 )

研究キーワード

  • 国際交流

  • 医療

  • 日本古代史

  • 対外関係

研究分野

  • 人文・社会 / 日本史

経歴(researchmap)

  • 新潟大学   教育研究院 人文社会科学系 教育学系列   講師

    2024年3月 - 現在

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  • 札幌国際大学   人文学部 国際教養学科   准教授

    2023年4月 - 2024年2月

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  • 札幌国際大学   人文学部 現代文化学科   講師

    2019年4月 - 2023年3月

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  • 北星学園大学   School of Humanities Department of Contemporary Cultural Studies   非常勤講師

    2018年4月 - 2024年3月

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  • 札幌国際大学   人文学部 現代文化学科   助教

    2016年4月 - 2019年3月

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経歴

  • 新潟大学   教育研究院 人文社会科学系 教育学系列   講師

    2024年3月 - 現在

  • 新潟大学   教育学部   講師

    2024年3月 - 現在

学歴

  • 関西学院大学   大学院文学研究科   文化歴史学専攻 後期課程

    2009年4月 - 2012年3月

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  • 関西学院大学   大学院文学研究科   文化歴史学専攻 前期課程

    2007年4月 - 2009年3月

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  • 近畿大学   文芸学部   文化学科

    2002年4月 - 2006年3月

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所属学協会

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委員歴

  • 続日本紀研究会   編集委員  

    2023年7月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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論文

  • 唐朝の対外交易規制と香木ー『長谷寺験記』の香木輸出規制説話をめぐってー 査読

    篠崎敦史

    続日本紀研究   ( 433 )   24 - 45   2023年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • 日本古代朝廷の年間準備薬物と東アジアの薬材

    篠崎敦史

    札幌国際大学紀要   53   1 - 17   2022年3月

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 日本古代における公使来着と大宰府の"館" : 筑紫館(鴻臚館)との関係を中心に

    篠崎 敦史

    札幌国際大学紀要 = Journal of Sapporo International University   ( 52 )   146 - 135   2021年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:札幌国際大学 ; 1999-  

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  • 遺渤海使の所持雑薬からみた日本と渤海の交流の一断面 : 古代日本対外関係における医薬関係史料の可能性

    篠崎 敦史

    札幌国際大学紀要 = Journal of Sapporo International University   ( 51 )   146 - 136   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:札幌国際大学 ; 1999-  

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  • 平清盛の対宋外交の歴史的位置 査読

    篠崎 敦史

    北大史学 = The journal of Historical Association of Hokkaido University   ( 58 )   1 - 27   2018年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:北大史学会  

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  • 延長七年の後百済使をめぐって : 『扶桑略記』の「寡」の解釈を中心に

    篠崎 敦史

    札幌国際大学紀要 = Journal of Sapporo International University   ( 48 )   182 - 175   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:札幌国際大学 ; 1999-  

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  • 日本古代の外交と公使宴会儀礼 : 『大唐開元礼』との比較を中心に

    篠崎 敦史

    札幌国際大学紀要 = Journal of Sapporo International University   ( 48 )   194 - 184   2017年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:札幌国際大学 ; 1999-  

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  • 平安時代の渡海制と成尋の"密航":成尋"密航"説への疑問 査読

    篠崎 敦史

    史学雑誌   126 ( 8 )   30 - 53   2017年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:公益財団法人 史学会  

    古代日本では渡海制と呼ばれる海外渡航制限がしかれ、出国には天皇の勅許が必要であった。ところが延久四年(一〇七二)に宋に渡った成尋については、彼と密接な関係にあった権門貴顕がその出国を忌避したため、やむなく〝密航〟したとされてきた。しかしこのような見解は十分な論証を経たものではなく、さらに成尋の出国を望まない貴族たちが一方では彼を支援していたとするなど、問題点が多い。<br>成尋出国の背景となる渡海制であるが、従来、これは天皇のあずかり知らぬ出国を禁止するものとされてきた。しかし、実際の事例をみると、大部分は密出国そのものには成功している。一方、密出国者が帰国した際は、官司先買権に関わる入国検査があり、これをすり抜けることは難しい環境にあった。そのため、渡海制下の出入国の実態は、密航はある程度可能だが、朝廷に把握されずに帰国するのは難しい環境であったと考えられる。<br>次に成尋の〝密航〟説であるが、渡海制下、彼と類似の行動をとり、問題とならなかった例がない。そのため、彼を〝密航〟とみると、かなり特異な事例となってしまう。さらに、従来、成尋〝密航〟の根拠とされているのは、①『参天台五臺山記』、②『成尋阿闍梨母集』、③『続本朝往生伝』の三つであるが、詳細にみると、③は史実に反する内容があり、信憑性に乏しい。また②は成尋が「宣旨が出れば宋に渡る」と発言したとしており、実際に彼はその後出国している。そのためこれは〝密航〟の根拠とはなり得ず、むしろ逆に、彼に出国許可が出たことを示唆する史料として扱わなければならない。①についても〝密航〟と断定できるような記述ではない。このように、従来の通説である成尋〝密航〟説は実は史料的根拠に乏しい。先に述べた渡海制との関係性や彼に出国許可が出たことを示唆する史料などもふまえるならば、成尋は渡海制下、正規に出国した人物である可能性が高いと結論づけられる。

    DOI: 10.24471/shigaku.126.8_30

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  • 十~十一世紀の日宋交渉と入中僧 : 巡礼僧成尋と通事僧仲回 査読

    篠崎 敦史

    ヒストリア = Historia : journal of Osaka Historical Association   ( 255 )   1 - 24   2016年4月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:大阪歴史学会  

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  • 高麗王文宗の「医師要請事件」と日本 査読

    篠崎 敦史

    ヒストリア = Historia : journal of Osaka Historical Association   ( 248 )   1 - 21   2015年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:大阪歴史学会  

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  • 刀伊の襲来からみた日本と高麗の関係 査読

    篠崎 敦史

    日本歴史   ( 789 )   1 - 16   2014年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:吉川弘文館  

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  • 東丹国使について--来朝理由を中心に 査読

    篠崎 敦史

    続日本紀研究   ( 384 )   23 - 35   2010年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:続日本紀研究会  

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書籍等出版物

  • 平安時代の日本外交と東アジア

    篠崎, 敦史

    吉川弘文館  2023年11月  ( ISBN:9784642046756

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    総ページ数:6, 310, 8p   記述言語:日本語

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  • 東アジアにおける皇帝権力と国際秩序 : 金子修一先生古稀記念論文集

    金子修一先生古稀記念論文集編集委員会( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 日本古代の遣外使節と所持薬物)

    金子修一先生古稀記念論文集編集委員会  2020年3月  ( ISBN:9784762995712

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    総ページ数:38, 557p, 図版 [1] 枚   記述言語:日本語

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MISC

  • 例会報告要旨「遣唐使から海商へ」

    篠崎敦史

    続日本紀研究   ( 436 )   41 - 41   2024年6月

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    記述言語:日本語  

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  • 書評 森公章著『遣唐使と古代対外関係の行方―日唐・日宋の交流―』 招待

    篠崎敦史

    古代文化   75 ( 4 )   106 - 108   2024年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 書評と紹介 大日方克己著『古代山陰と東アジア』 招待

    篠崎敦史

    日本歴史   ( 900 )   131 - 133   2023年5月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 例会報告要旨 「日本古代における『新修本草』の受容実態をめぐって」

    篠崎敦史

    続日本紀研究   ( 427 )   45 - 45   2022年3月

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  • 例会報告要旨「「敦賀唐人」考」

    篠崎敦史

    『続日本紀研究』   ( 424 )   48 - 48   2021年6月

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    記述言語:日本語  

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  • 書評と紹介 『訳註 日本古代の外交文書』 招待

    篠崎敦史

    『古文書研究』   ( 80 )   130 - 131   2015年12月

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    担当区分:筆頭著者  

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講演・口頭発表等

  • 東アジアのなかの古代日本の〝国際性〟と〝独自性〟―遣唐使・外交儀礼・医学― 招待

    篠崎敦史

    新潟史学会第74回大会  2024年11月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 10~12世紀の東アジアと日本海を行き交う人びと 招待

    篠崎敦史

    出雲古代史研究会 第35回大会 「古代出雲と日本海交通」  2024年8月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 遣唐使から海商へ

    篠崎敦史

    続日本紀研究会  2024年2月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 唐朝の対外交易規制と遣唐使・海商

    篠崎敦史

    九州史学会大会 日本史部会  2022年12月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 日本古代における『新修本草』の受容実態をめぐって

    続日本紀研究会  2021年10月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 「敦賀唐人」考

    続日本紀研究会  2020年2月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 平清盛・後白河法皇の対宋外交の歴史的位置

    北大中世史研究会  2018年5月 

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  • 10~11世紀の日宋交渉と巡礼僧

    篠崎敦史

    大阪歴史学会大会 古代史部会 個人報告  2015年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 高句麗・渤海史像の再構築についての総合的研究

    研究課題/領域番号:23H00015

    2023年4月 - 2028年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:基盤研究(A)

    提供機関:日本学術振興会

    古畑 徹, 古市 大輔, 足立 拓朗, 小林 信介, 安部 聡一郎, 吉永 匡史, 小嶋 芳孝, 井上 直樹, 赤羽目 匡由, 植田 喜兵成智, 渡辺 健哉, 毛利 英介, 村井 恭子, 中村 和之, 小宮 秀陵, 浜田 久美子, 篠崎 敦史, 覚張 隆史

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    配分額:34450000円 ( 直接経費:26500000円 、 間接経費:7950000円 )

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  • 平安時代の日本外交と東アジア

    研究課題/領域番号:23HP5059

    2023年4月 - 2024年3月

    制度名:科学研究費助成事業 2023年度 研究成果公開促進費(学術図書)

    研究種目:2023年度 研究成果公開促進費(学術図書)

    提供機関:日本学術振興会

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    担当区分:研究代表者 

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  • 7~12世紀の東アジアにおける日本宮廷儀礼・生活文化の構造と変容の研究

    研究課題/領域番号:22K13203

    2022年4月 - 2026年3月

    制度名:科学研究費助成事業 若手研究

    研究種目:若手研究

    提供機関:日本学術振興会

    篠崎 敦史

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    配分額:2340000円 ( 直接経費:1800000円 、 間接経費:540000円 )

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  • 7~12世紀における東アジア医療交流史の研究

    研究課題/領域番号:18K12504

    2018年4月 - 2022年3月

    制度名:科学研究費助成事業 若手研究

    研究種目:若手研究

    提供機関:日本学術振興会

    篠崎 敦史

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    配分額:1950000円 ( 直接経費:1500000円 、 間接経費:450000円 )

    本年度は科研費と直接関わる研究について①学会発表を2回、そこから②派生する研究について査読論文を一本公表、③関係する調査期間、史跡の実地調査を行った。
    ①については、2019年2月22日に粛慎談話会(北海道)で「『延喜式』規定の遣渤海使の所持薬物について」、同3月10日に国書の会(東京)で「『延喜式』典薬寮式にみえる遣外使節の所持薬物について」という報告タイトルで実施した。内容は遣唐使や遣渤海使などが持っていく薬品について分析し、古代日本が受容し、東アジアで影響力を持った中国医学が外交上、どのような意義を持ったのかについて検討を加えたものである。その結果、遣唐使よりも渤海使が最も多くの薬を持っていくという特徴があり、当時の日本人が外国に行った際の問題が反映しているとの見通しを得ることができた。これは科研費申請時の研究目的に合致したものである。その成果については、次年度、論文化する予定である。
    ②については、科研費の研究目的と直接合致せず、また一部は科研費申請の前からの作業が含まれているが、科研費の研究を分析する上で重要な日本と中国との外交事例を網羅的に収集していた際、気がついたことを査読論文化したものである。その成果は、「平清盛の対宋外交の歴史的位置」(『北大史学』58、2018年12月発行)で公表した。重要な成果としては、12世紀後半の清盛以降、日本と中国の外交関係が断絶する事実を明らかにした点である。これにより、本研究の対象である7~12世紀とそれ以降が、中国医学知識や薬物を入手する上で、中国政府との交流がどの程度意味を持ったのかなどについての分析の素地が出来たと考えている。
    ③については、杏雨書屋や大阪道修町の漢方薬関係の場所を調査した。

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担当経験のある授業科目

  • 日本史

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 卒業研究

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本史特講II

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • スタディ・スキルズF

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 小学校社会

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本社会形成論III演習

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本社会形成論III特論

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 歴史学研究法II(日本史)

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 歴史学研究法I(日本史)

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 歴史学研究法(日本史)

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本史実習

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本史演習II

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本史演習I

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 日本史特講IV

    2024年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

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社会貢献活動

  • NHK BS-平安時代サミット2024 本当に「平安」だったのか

    役割:出演

    NHK  2024年1月

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