2025/11/04 更新

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フジモト ユウキ
藤本 悠輝
FUJIMOTO Yuki
所属
教育研究院 自然科学系 数理物質科学系列 助教
自然科学研究科 数理物質科学専攻 助教
理学部 理学科 助教
職名
助教
外部リンク

学位

  • 博士(理学) ( 2022年3月   東京大学 )

  • 修士(理学) ( 2019年3月   東京大学 )

  • 学士(理学) ( 2017年3月   東京大学 )

研究分野

  • 自然科学一般 / 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論

経歴(researchmap)

  • 新潟大学   助教

    2025年7月 - 現在

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  • カリフォルニア大学バークレー校

    2024年10月 - 2025年8月

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  • 特定国立研究開発法人理化学研究所   数理創造プログラム   特別研究員(理研バークレーフェロー)

    2024年10月 - 2025年6月

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  • ワシントン大学   原子核理論研究所   日本学術振興会 海外特別研究員

    2022年4月 - 2024年9月

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    国名:アメリカ合衆国

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  • 東京大学   大学院理学系研究科   日本学術振興会 特別研究員 (DC2)

    2020年4月 - 2022年3月

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    国名:日本国

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経歴

  • 新潟大学   理学部 理学科   助教

    2025年7月 - 現在

  • 新潟大学   教育研究院 自然科学系 数理物質科学系列   助教

    2025年7月 - 現在

学歴

  • 東京大学   大学院理学系研究科   物理学専攻

    2019年4月 - 2022年3月

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    国名: 日本国

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  • 東京大学   大学院理学系研究科   物理学専攻

    2017年4月 - 2019年3月

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    国名: 日本国

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  • 東京大学   理学部   物理学科

    2013年4月 - 2017年3月

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    国名: 日本国

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論文

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受賞

  • 東京大学 大学院理学系研究科 研究奨励賞(博士)

    2022年3月   東京大学 大学院理学系研究科  

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  • 第16回(2022年)日本物理学会若手奨励賞(第23回核理論新人論文賞)

    2021年10月   日本物理学会   深層学習を用いた中性子星物質の状態方程式の決定

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共同研究・競争的資金等の研究

  • 中性子星現象論とQCDに基づく高密度物質の研究

    研究課題/領域番号:20J10506

    2020年4月 - 2022年3月

    制度名:科学研究費助成事業

    研究種目:特別研究員奨励費

    提供機関:日本学術振興会

    藤本 悠輝

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    配分額:1700000円 ( 直接経費:1700000円 )

    本研究計画では、中性子星を筆頭とする極限環境下で実現される高密度の核・クォーク物質に主眼を置き、その性質を解明することを目的としている。高密度物質を特徴付ける量のうち最も重要なものは、圧力と密度の関係式である状態方程式である。近年の発展がめざましい中性子星観測と理論の両輪から状態方程式に著しい制限をかけることを目指す。
    本年度は、摂動QCDに再和の効果を取り入れて高密度クォーク物質の状態方程式の計算を行い、さらに再和について詳細な考察を行った。摂動論に再和の効果を取り入れる流儀には複数あり、それぞれの取り扱いについて検討を加えた。以上の摂動QCDによるアプローチと、中性子星の質量と半径の同時観測データを深層学習で解析するアプローチを総合して構築された状態方程式は、ハドロンからクォークへ連続的に転移する可能性を示している。この高密度でのハドロンからクォークへの連続的な相転移を、高密度物質からの直接シグナルによって捉える方策を検討した。その結果、重力波のシグナルによって検出できることが明らかになった。
    また、カラー超伝導状態にある2フレーバーのクォーク物質の新奇相で現れる渦糸について議論した。現れる渦糸はゲージ群の非可換性が重要な役割を果たすアリス・ストリングと呼ばれるものであり、ハドロン相との接続や渦の閉じ込めなどを論じた。
    さらに、ハドロン共鳴気体模型という現象論的模型に相互作用の効果を取り入れて状態方程式を構築した。この模型は、相対論的重イオン衝突実験で生成される高温のハドロン物質をよく記述することで知られている。この構築によって、高温からゼロ温度までの高密度物質を統一的な取り扱いが可能となる。

    researchmap

 

担当経験のある授業科目

  • 原子核物理特論II

    2025年
    -
    現在
    機関名:新潟大学

  • 計算物理学B

    2025年
    -
    現在
    機関名:新潟大学