研究者詳細 - 齋藤　昭彦

MISC - 齋藤　昭彦

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相澤悠太, 齋藤昭彦

日本小児科医会会報 ( 51 ) 119 - 122 2016年4月

記述言語：日本語出版者・発行元：(公社)日本小児科医会

ヒトパレコウイルス3型(Human Parechovirus Type 3:HPeV3)感染症は新生児、生後3ヵ月未満の早期乳児に敗血症、髄膜脳炎などの重症感染症を起こし、神経学的後遺症や死亡の転帰をとることがあり、注目を集めている新興感染症である。日本では2006年以降2、3年おきに流行を繰り返しており、2014年にも日本各地から患者発生の報告があった。発熱に加えて心拍数200回/分を超える高度な頻脈と全身の網状チアノーゼを伴うことが典型的であり、腹部膨満、臍の突出や掌蹠の紅斑を伴うことが特徴的である。診断は血清、髄液を用いたリアルタイムPCR法やウイルス分離によって行われる。特異的な治療法は現時点では存在せず、対症療法が主である。我々は正期産児の臍帯血、HPeV3重症感染症と診断された新生児、早期乳児の中和抗体価を測定し、母体からの移行抗体が発症において重要な役割を果たすこと、約40%の新生児がHPeV3に対する移行抗体を持たず、HPeV3重症感染症に感受性があることを見出した。(著者抄録)

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【これからどうなる!?日本の予防接種】予防接種全体に関する話題予防接種方法の変化さらなるワクチンギャップの解消を目指して

齋藤昭彦

小児科診療 79 ( 4 ) 469 - 473 2016年4月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)診断と治療社

同時接種は、ワクチン接種を効率よく進める上で重要な医療行為である。同時接種により、お互いのワクチンの有効性の干渉はなく、有害事象・副反応の頻度が上がることはない。海外では、筋肉内接種が不活化ワクチンの標準的接種法である。筋肉内接種は、皮下接種に比べ、局所反応が少なく、また、いくつかのワクチンでは、免疫原性が高いことが証明されている。今後、海外からのワクチンはさらなる導入が予想され、筋肉内接種が標準的接種法の1つとして受け入れられる必要がある。(著者抄録)

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【予防医学を考える】日本における予防接種の問題点

齋藤昭彦

アニムス 21 ( 2 ) 25 - 28 2016年4月

成長ホルモン分泌刺激試験のpitfall GH1-D142E変異は、東ソーキットでGH偽低値になる

長崎啓祐, 佐々木直, 佐藤英利, 小川洋平, 齋藤昭彦

日本内分泌学会雑誌 92 ( 1 ) 259 - 259 2016年4月

小児耐糖能異常の予後に影響する因子の検討

小川洋平, 長崎啓祐, 佐藤英利, 佐々木直, 菊池透, 齋藤昭彦

糖尿病 59 ( Suppl.1 ) S - 478 2016年4月

【ワクチンリテラシー安心して予防接種を受けてもらうために】まずはしっかり押さえよう!ワクチンに関する基本事項! 国内外で接種可能なワクチンとその位置づけ、これからの課題

齋藤昭彦

薬局 67 ( 3 ) 345 - 350 2016年3月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)南山堂

＜Key Points＞この数年間で、日本の予防接種をとりまく環境は大きな変化を遂げた。特に国内における接種可能なワクチンは大幅に増加した。今後、小児領域で開発が期待されるワクチンとして、RSウイルス、B群溶連菌に対するワクチンが挙げられる。今後、より効果があり安全なワクチンとしてインフルエンザ、百日咳、結核、ロタウイルスワクチンの開発が挙げられる。国内において、任意接種ワクチンの存在、同時接種への懸念、接種方法、接種間隔、混合ワクチンの不足などがこれからの課題である。(著者抄録)

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成長ホルモン治療中に糖尿病性ケトアシドーシスを発症したプラダーウィリ症候群の1例

佐藤英利, 小川洋平, 長崎啓祐, 齋藤昭彦

新潟医学会雑誌 130 ( 2 ) 142 - 142 2016年2月

小児期発症バセドウ病における重症筋無力症の合併の検討

佐々木直, 長崎啓祐, 佐藤英利, 小川洋平, 齋藤昭彦

日本小児科学会雑誌 120 ( 2 ) 296 - 296 2016年2月

当院における軟骨無形成症に合併する大後頭孔狭窄への対応の現状

佐藤英利, 佐々木直, 小川洋平, 長崎啓祐, 齋藤昭彦

日本小児科学会雑誌 120 ( 2 ) 297 - 297 2016年2月

【内科医も知っておきたい子どもの感染症(I)-子どもから大人へ、大人から子どもへ】子どもから大人へ、大人から胎児・新生児へエンテロウイルス・パレコウイルス

齋藤昭彦

医学と薬学 73 ( 2 ) 185 - 190 2016年1月

インフルエンザワクチンの現況と今後の展望

齋藤昭彦, 柏木征三郎, 酒井伸夫

インフルエンザ 17 ( 1 ) 7 - 13 2016年1月

ジアゾキサイド中止の判断に持続血糖測定を用いた一過性高インスリン性低血糖症の1例

村井英四郎, 佐藤英利, 小川洋平, 長崎啓祐, 齋藤昭彦

小児科臨床 69 ( 1 ) 112 - 116 2016年1月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)総合医学社

先天性高インスリン血症(congenital hyperinsulinism;CHI)に対してジアゾキサイド治療が行われるが、その中止時期や方法については指針がない。CHIに対するジアゾキサイド中止時期の検討に持続血糖測定(continuous glucose monitoring;CGM)を使用した症例を報告する。生後1ヵ月男児。在胎37週、体重1,785g(-2.6SD)、身長42.6cm(-2.0SD)で出生した。出生後低血糖を呈し、低血糖時の相対的な高インスリン血症からCHIと診断され、ジアゾキサイド内服を開始し以後血糖は安定した。内服継続のまま42生日に前医を退院した。生後2ヵ月時に当科初診後、血糖の評価目的にCGMを施行した。低血糖は認めず、哺乳後の血糖値140〜200mg/dLまで上昇し高血糖傾向と判断し、ジアゾキサイド漸減中止の方針とした。最終的に生後5ヵ月時にジアゾキサイドを中止し、再度CGM施行したところ低血糖や高血糖は認めなかった。CHIに対するCGMは、主に低血糖の有無をみる目的で使用されているが、本例のように高血糖傾向を捉えることで、ジアゾキサイドの中止時期も評価することが可能である。(著者抄録)

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小児の予防接種の最新情報 Up to Date 2015

齋藤昭彦

東京都医師会雑誌 69 ( 1 ) 32 - 38 2016年1月

小児におけるサフォードウイルス感染症の臨床像

小嶋智子, 齋藤昭彦

小児科 57 ( 1 ) 99 - 104 2016年1月

Intradermal vaccination for infants and children (vol 12, pg 2447, 2013)

Akihiko Saitoh, Yuta Aizawa

HUMAN VACCINES & IMMUNOTHERAPEUTICS 12 ( 11 ) 2988 - 2988 2016年

Interleukin-21 Gene Transduction in Human Natural Killer Cells Enhances Their Anti-Leukemic Capacity

Yasushi Kasahara, Changsu Shin, Takayuki Takachi, Haruko Iwabuchi, Masaru Imamura, Akihiko Saitoh, Chihaya Imai

BLOOD 126 ( 23 ) 2015年12月

【小児感染症2015-小児感染症のマネージメント-】トピックス小児の新興感染症新生児、早期乳児におけるヒトパレコウイルス3型感染症を中心に

齋藤昭彦

小児科臨床 68 ( 12 ) 2679 - 2685 2015年12月

TSH受容体抗体陰性のバセドウ病母体から出生した潜在性甲状腺機能亢進症の乳児例

長崎啓祐, 佐々木直, 佐藤英利, 小川洋平, 齋藤昭彦

日本内分泌学会雑誌 91 ( 2Suppl. ) 79 - 79 2015年11月

ヒトパレコウイルス感染症

相澤悠太, 齋藤昭彦

検査と技術 43 ( 12 ) 1178 - 1181 2015年11月

【成人の予防接種はどうあるべきか?-予防医療推進の観点から-】成人予防接種の意義諸外国と日本の予防接種制度国内のワクチンギャップの解消とこれからの課題

齋藤昭彦

診断と治療 103 ( 11 ) 1419 - 1423 2015年11月

記述言語：日本語出版者・発行元：(株)診断と治療社

＜Headline＞1 各国において予防接種制度は大きく異なるが、日本の予防接種制度は、海外のそれと比べ大きな遅れが指摘され、"ワクチンギャップ"という言葉が使われてきた。2 この数年、接種可能なワクチンが増え、またその中のいくつかは定期接種化され、その遅れを取り戻している。3 いまだに残る"ワクチンギャップ"を埋めるためにさらなる予防接種制度の改革が必要である。(著者抄録)

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